AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

文化審議会国語分科会日本語教育小委員会指導力評価に関する ワーキンググループ(第1回)

2012年06月25日 | 日本語教育
表記のワーキング、傍聴してきました。

月曜日は授業もありませんし、地域の日本語教育に携わる人たちにどのようなことが求められているのか、また、求められつつあるのか、そういうことを、聞いてきたいなあと思ったもので。

日本語教育を専攻している学生さんのうち、日本語教師を目指して大学院進学をしていく人が2割程度、学校の先生になっていく人が5割程度、残りが地方公務員や民間企業への就職という感じです。

でも、民間企業や地方公務員として働く中で、土日や夜間でボランティアとして、あるいは職場での同僚に対して、そんな形で日本語教育に携わる人もいるわけです。ですから、単に、日本語学校や大学の留学生を想定するだけでなく、「生活者」としての日本語教育についても、ある程度の情報を学生さんに示していかなければならないだろうなあと思うこのごろ。

意見を交わされている委員の方々のお話を聞いて、何か一つのモデルができるというよりも、大きな枠組みの中で、必要な能力というものが議論されていくような印象を受けました。

今後もワーキングは開かれていきますが、注意深く見守っていこうと考えています。
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