AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

日本語教育法概論

2005年04月07日 | 
 東海大学留学生教育センターから送ってていただきました。ありがたいことです。同封のお手紙には、2004年に設立40周年を迎えたとあります。まだ3年目の徳島大学留学生センターとは歴史が違いますね。いや、歴史の違いは認識の違いに現れていて、留学生センターがどんな活動をしているのか、中には、留学生センターの存在すらご存じない教職員の方もいらっしゃるので、40年活動を続けられたということに敬意を覚えます。
 さて、本書は、東海大学で開講されている「日本語教育法概論」の教科書として使用を重ね出版に至ったものだそうです。日本語教師養成は、実際に就職があるかどうかをさておき、人気のある分野です。実際、当初十数名程度の受講者が今では6,70名にまで増えたというのもその一つの証拠でしょう。


第1章  日本語教育の背景
 第1節 日本語教育の概況
 第2節 日本語教育の歴史
第2章  日本語教育の教授法
 第1節 学習観の変遷と教授法の変遷
 第2節 コースデザイン
第3章  日本語学の基礎知識
 第1節 文法
 第2節 語彙と意味
 第3節 文字・表記
 第4節 音声
第4章  日本語の指導に関する基礎知識
 第1節 読むことに焦点を当てた指導の理論と実践
 第2節 聞くことに焦点を当てた指導の理論と実践
 第3節 話すことに焦点を当てた指導の理論と実践
 第4節 書くことに焦点を当てた指導の理論と実践
 第5節 日本事情に焦点を当てた指導の理論と実践
第5章  日本語教育における教授法と学習者
 第1節 学習者の異文化体験
 第2節 留学生が経験する現実の接触場面
 第3節 日本語学習者の情意要因

 構成は以上の通り。
 さっそく読み始めることにします。

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東海大学出版会
東海大学留学生センター編
2005年3月31日 第1版第1刷
ISBN 4-486-01665-3
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