AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

韓国出張雑記

2009年09月17日 | 研究


ソウル駅です。
KTXの開通もあって、きれいになっています。





・・・ワールドカップの方が影響が大きいかな。

新しいソウル駅の駅舎。



一方、植民地時代に建てられた旧駅舎は、



今回のソウル出張は、韓国外国語大学の日本語学科で働くことになった後輩の所へ行って、いろいろと打ち合わせ。
個人的には、日本語教育の実習なんかができればいいなあと思ったり。

韓国研修との関連もありますし、今、ほかの仕事で手一杯ではありますが、何かいい展開があればいいかなと。





大きい大学ですね。

打ち合わせ後、博士課程時の友達が集まって会食。
僕が広島で働いていた時ですから、もう8年前かな、それからずっと会っていなかったHさんにも会えました。懐かしくて、嬉しくて。


ドンドン酒などもすすみます。

学生時代に、院生研究室でお酒を飲んだことや、成績の愚痴を言ったり、奨学金になかなか恵まれないこと、アルバイトの情報交換したことなどを思い出しました。そして、今の仕事についても色々と、やっぱり愚痴が多かったかなあ、たくさんおしゃべりしましたよ。







楽しい食事でした。

最後はヌルンジ。今回の韓国ではよく顔を出す食品です。



お店の閉店時間間際まで、お客さんが誰もいなくなって、片付けや掃除の始まった店内でもい座っていたんですが、ま、それはそれで迷惑をかけないように退散。

おいしい食事でした。何よりも、Hさんに会えたのが一番うれしかった。

タクシーでホテルに向かいましたが、ライトアップがきれいでした。



ホテルに戻って、日本への帰国に向けて荷づくりです。
晋州教育大学の学生さんから頂いたワインの写真も撮ってみました。



機内持ち込みできないので、預け荷物に入れるでしょう?割れたら大変だと思って、写真だけ、最初に。

どうもありがとう。


翌日、ホテルの朝食は、お粥でした。
胃にやさしくてうれしいです。

そして、空港に向かうリムジンに乗るためにソウル駅へ移動します。
国立中央博物館に行きたかったのですが、移転していたので、時間のかかり具合が予想できなかったため、今回はあきらめました。

ソウル駅に行って食事をしました。

フードコートがありました。清潔で、お店の方の対応も感じがいいですよ。


入り口そばのカウンターで、まず、支払ってから、テーブルについて待つことになります。
カルビタンを注文しました。6500ウォンでした。



今回の韓国旅行では、牛肉の焼き肉は食べていません。よく考えたら、ネンミョンも食べていないですね。
カルビタンは、空港でも食べたので、この旅行中に3回。

韓国料理の中の好きな食べ物が微妙に変化してきています。

ヌルンジ
カルビタン、
デジクッパ、
キンパプ

今回は、こういったものが食べたい口と胃でした。

それはそれとして、リムジンバスはこれ。



空港まで直行します。14000ウォンです。
同乗したおばさまたちの一行が、「高い」と騒いでいらっしゃいまして、同意を求められたのですが、何と答えていいか分からず。
「日本人か」と尋ねられたので、そうだ、と答えると、ラップに包んだお餅をくださいまして、もぐもぐと頂きました。木の実や豆がいっぱいでおいしかったですよ。

インチョン国際空港までも鉄道を延ばす工事をしています。来年は開通するんじゃないかな。便利になりますよね。

空港に早目につきましたが、退屈しないでいいように色々考えてあります。



韓国伝統文化保存センターのブースです。





演奏の時間帯は決まっていますが、運がいいと、いろいろ聞くことができます。

ここでは、季節によって、さまざまな小物を無料で制作することができるそうです。今回は、靴下の形のアクセサリーです。携帯のストラップにもなりますね。







こういうものに対して、斜に構えて見ているだけの人も多いのですが、僕は割り切って参加して楽しむことにしています。観光地で仮装したりするのもね、「伝統」とか「文化」とか、そういうものを根本から考えるといろいろ考えたり感じたりすることもありますが、それを踏まえて楽しむ、と。いや、偉そうに書きましたが、そこで示されている「伝統文化」が、たとえ近年になって「創造された伝統」であっても、それはそれで楽しもうというのが僕のスタンスです。

なので、拓本も再び。





今度は、トラですね。
係りの人が、どうしてこういう図柄なのかを説明してくださいました。
トラの絵は、そのわきにある鳥とセットで書かれることが多いんですって。
それ以外のお話は、ニコニコと「わかったふり」で聞きました。ごめんなさい。

分かったふりは得意なんです。

最後に、韓服も着せてもらって、写真を撮りました。


無料というのは大変なことですが、自分の国をどうアピールしていくかを考えると、貴重な投資になっているような気がします。

久しぶりの韓国ソウルでした。
私にとっても、たくさんの思い出ができた1週間でした。
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