明治維新150年といいますし、
防長は、故郷だし、ということで面白がって買ってみました。
昭和10年の本。
大内氏やら、毛利氏やら、明治維新の志士の名前は聞いたことがあるけども、「孝女 お米」と「農界の偉人 村本三五郎」というお二人は全く聞いたことがない。
飛行機発明した「二宮忠八」みたいに、その時だけ有名になった人かもしれない。
結構、地域の偉人とか、小中学校のときに聞かされて . . . 本文を読む
『海軍教育本部御編纂 数学訳語集』
英語から、数学の用語の日本語訳を探していく体裁です。
どこで使っていたのか。というのも、巻末付録が、
海軍機関学校入校試験問題
海軍兵学校入校試験問題
三十六年生徒志願者心得
ここでいう36年というのは、明治36年です。発行年月日が明治36年ですから。
入試問題がついているから、海軍兵学校で使っているわけじゃないような気がして、まあ . . . 本文を読む
『女子国語夏期練習書』の第五巻だそうです。
日付を見ると、1920年、26年、37年、43年あたりかと思われます。
毎年のものだから、奥付もなくて、発行年も書かれていないのです。
5年生のテキストですね、丁寧な文字で書かれていますが、
「作文(女子の使命)」というところは白紙です。
書けなかったのか、書くことがなかったのか、書きたくなかったのか。
いろんなことを考えさせられるもので . . . 本文を読む
ミャンマーからの留学生から、算数の教科書のコピーを見せていただきました。
これは、この夏に依頼されている、二つの市の研修で使います。
小中学校の先生方を対象とした、日本語指導の研修会です。3時間の研修と、90分の研修。
といいつつ、ミャンマーの学生を捕まえて、意味の確認をしておかなくちゃ。
8月と9月が研修の予定。
まだ日はあるのですが、ネタの洗い出しと大まかな構成をしておかな . . . 本文を読む
届きました。
『国策紙芝居から見る日本の戦争』
神奈川大学の日本常民文化研究所非文字研究センター「戦時下日本の大衆メディア」研究班の報告書として出されたこの書籍、3年の研究の成果とのこと。
すばらしい。読んで楽しく、役に立つ。こんな研究がしたい。
私も、昨年度までいただいていた5年間の科研費での研究は、ラジオ、新聞、紙芝居、などのメディアを利用した日本語教育を広くアジア地域全体でとらえ . . . 本文を読む
今週土曜日は、毎年恒例となっている、大学院生セミナーが名古屋大学で開催されます。
最初から最後までいるつもりです。
できるだけ、他大学の院生さんの発表をお聞きしてコメントを、ということなのですが、
日本語教育史の研究をされている方がどのくらいおいでなのか。まだプログラムを拝見していないので、そのあたり、心配です。
来年度は、愛教大が会場校とか。
早いなあと思いつつ、来年はこのことで胃 . . . 本文を読む
愛教大出版会から出されたこの本、
拝見して、
その中にあった「ムスリムの女子生徒・児童とジェンダー」というコラムがとても参考になりました。
こういった課題は、結局、まず「知っているか」「認識しているか」「自分のこととして受け止められるか」というところが大きいと思うのです。
教員は、できるだけ、「想像力が豊か」であったほしいと思い、今回、この冊子をいただいて、読み進めています。
知って . . . 本文を読む