戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

25年2月6日 雪の篠ノ井駅。

2013-02-06 14:40:30 | Weblog
高校3年生の冬休みを利用して私は信州の冬を楽しんでいた。列車から見る外の風景は今日のように横なぐりの雪が降っていた。少しも寒いと思わなかった。想い出はただ灰色の風景と、停車した篠ノ井駅で聞こえるシノノイーーーーシノノイーーーーという駅員の声だけ。甥が信州上田に住んでいてしきりに1度はおいでくださいというが寒いところはもう嫌。その年の秋に今は亡き弟を連れて蔵王に行った。その後旅行する事は殆ど無くなった。夜行列車のたたずまいは新幹線に取って代わって無いと思うから行く気も起きない。蔵王も石油ランプで煤けたような山小屋は今は何処にでもあるような近代的なホテルに変わっているだろう。今日は星野先生のパソコンの授業の日だが雪で早く店を閉めるので休んでしまった。午後になっても雪は止みそうも無い。今も雪が降りしきっている。今夜は冷えそうだ。

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