はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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国分寺・国立でお花見散歩

2021-03-28 17:28:00 | 日記

今年も桜が見頃を迎えました。

ちょうど週末に見頃を迎えたのは久しぶりな気がします。

土曜はキャンセルが多くて思わぬ時間ができたので、お花見がてら治療院周辺の桜を見に出かけました。

住宅街にも立派な桜の木が。



 
武蔵国分寺公園も様々な種類の花が咲いていました。
桜の種類が多すぎて名前は分かりませんが、蕾の状態と開いた状態の色の濃淡が違う桜は、一層華やかな雰囲気です。
レンギョウも満開。

武蔵国分寺公園から武蔵国分寺跡方面に移動する間も、あちこちで桜が見られました。
芝生の上で食事中だった野鳥が、一気に羽ばたいて桜の上に移動。

足とくちばしが黄色っぽかったので、おそらくムクドリかな。
 
真姿の池辺りにはシャガの花がたくさん咲いていました。
 
よく見かけるけどなかなか名前が覚えられない。ムラサキハナナ、オオアラセイトウと呼ばれているアブラナ科の花。


お鷹の道を抜けて、武蔵国分寺跡に到着。

はらはらと花びらが舞う中で、加藤けんぴ店のさくら赤飯おにぎりを食べました。


 
たぶんニリンソウ。陽の光を浴びて白さが輝いていました。

ニホンタンポポ。

ガクの形状で判断。めくれているようになっているのはセイヨウタンポポ。

枝垂桜は5,6分咲きでしたが、優雅な雰囲気できれいでした。






上からどんどん桜が花びらごと降ってくるので見上げたところ、ヒヨドリがお食事中。

ヒヨドリは賑やかで大食いです。でもかわいい。
 
治療院に戻りがてら、あちこちにある桜を楽しみました。

菜の花に蜂。こちらもお食事中。

再びお鷹の道。

たぶんアセビの花。ドウダンツツジと似ていて区別がつきづらいです。

カラーの花はいつ見ても清々しい感じ。

椿もまだまだ見頃です。

ローズマリーの花。じっくり見たのは初めて。


 
 
日曜日は国立の大学通りでお花見散歩。
ホームからも桜色が見えます。

桜の季節はほぼ毎年見に来ていますが、車でさっとみることが続いていたので、ゆっくり歩いてのお花見は久しぶり。





近くの小学生が書いたと思われる、桜の絵。

花と葉が同時に出る種類の桜も好きです。

山吹も桜の足元でほぼ満開に。

同じくハナニラも見頃。

歩道橋の上からの眺め。


雨が降りそうな空模様になってきたので、国立駅まで戻ることに。
キジバトが電線の上で鳴いていたのでしばし観察。

木瓜の花でしょうか。桜とは違うピンク色です。

新芽も成長中。



旧駅舎が復活して一周年とのこと。来週から記念イベントが始まるようです。

桜と三角屋根の駅舎が描かれたマンホール。絵も色も素敵。


例年よりも桜を含めた春の花々を堪能できました。
見に来られている方はマスク着用で、できる限り距離をとり、マナー良く花見をされている印象でした。
これから数年はこのようなスタイルの花見が続くかもしれません。
身近な自然に触れると元気になれるので、引き続きマナーを守りつつ散策を楽しみたいと思います。
 





 

奥多摩でつくし採り

2021-03-21 19:30:00 | 日記

この季節になると、子供の頃からの習慣でつくしを採りたくなります。

夫の両親が暮らす奥多摩から「今年もつくしが生えてきた」と、連絡があったので行ってきました。

少し小降りになったタイミングで収穫。
思っていたよりもたくさん採れました!



雨で苔が生き生きしていました。



ヒヤシンスも雨に濡れて、みずみずしい美しさ。

桜草もかわいかったです。


みんなでつくしのはかまを採り、久しぶりに夫の両親に治療をしました。

 

帰りに青梅のちゃんちき堂でシフォンケーキを購入。


開店してそんなに時間は経っていませんでしたが、いちご味だけになっていました。
季節柄いちごはいつも以上に魅力的なので、買えて良かったです!

ふわっふわでおいしかったです。


家に帰ってつくしを調理。

さっと茹でて卵とじにしました。春の山菜らしいほろ苦さがおいしい。



奥多摩方面はまだ木蓮が散らずに見頃でした。

早咲きの桜も楽しめて、雨でも春を満喫できた1日でした。
 

京王フローラルガーデンアンジェにて

2021-03-15 21:21:33 | 

先日、TBSラジオで京王フローラルガーデンアンジェのマグノリアが見事だ、と聴き行ってきました。

国分寺から府中までバスで移動した後、京王線へ。初めて京王多摩川駅で下車しました。
 
ほぼ駅直結といってもいいほどの近さ。
入ってすぐ、マグノリアが目に飛び込んできました。
マグノリアとは、モクレン科の植物の総称だそうです。
 
マグノリア フクジュ








すぐ近くには印象的な赤色の花の木が。
ロドレイア(シャクナゲモドキ)、初めて見ました。



シャクナゲはツツジ科。シャクナゲモドキはマンサク科。
 
 
水仙も見頃。


敷地内の奥まった場所にある大きな木が見事に満開でした。
マグノリア アレキサンドリア







ベニシデコブシ

背が高くてコンデジではアップの写真は撮れませんでしたが、青空に映えてきれいでした。
 
マグノリア サヨナラ
ふくふくと膨らみかけている感じがとてもかわいかったです。






 
マグノリア ウォーターリリー
淡いピンク色が優しい雰囲気。





風に揺れるとなお柔らかさを感じました。
 
 
マグノリア ワダスメモリー
細長い花びらが風になびいていました。




 
 
マグノリア スイショウレン
高い位置にあるので細かい特徴は分かりませんでしたが、ワダスメモリーと同じような細めの花びらでした。


マグノリア イオランテ
大きめの花でインパクトがありました。








花びらが落ちたあとの状態も素敵。


イオランテの花びらとてんとう虫。


 
アンズの花も咲いていました。



花は桜と少し似ているけれど、枝ぶりは桃っぽいかな。
 
 
クリスマスローズもいろいろと。






キジバト発見。



正面もかわいい

見えづらいですが、枝を咥えるのに成功!


 
ミツマタ
ジンチョウゲ科ミツマタ属
花が咲いているのを初めて見ました。






カワラバト走る。


深紅の椿も見事。


とんがりコーンみたいなルピナス。


マグノリアの隣にはレモン。


多分ハクモクレン。





ヒヨドリがすごい勢いで花を食べていました。


ベニバスモモ(アカバザクラ)




最後の最後まで華やかな花々を楽しめました。




カルガモはカメラを構えた途端に泳いでいってしまった…


 
帰りは調布駅まで歩きました。
調布駅前にいたカワラバト。


 
国分寺に戻り、お鷹の道を歩いて帰りました。
ここでもハクモクレンの美しい姿が楽しめました。






マグノリア三昧の1日でした。
 
ラジオで聴くまで京王フローラルガーデンのことを知らなかったのですが、残念ながら今年5月末で閉園とのこと。
 
なんでもっと早く気づかなかったのか!と悔やまれましたが、一度でも来ることができて良かったです
 

10年経って思うこと

2021-03-12 22:01:18 | 日記

3月11日に、来院された方々と10年前の話をしました。みなさんあの日のことを鮮明に覚えられていました。

誰にとっても忘れることのできない日。

東北地方の方がどんな体験をされたのか、そこにいなかった私には想像もつきません。
当時は報道を目にする度に、離れた場所で苦しんでいる人や困っている人のために何もできない無力感に苛まれていました。
その時私はまだ師匠の元で研修中でした。鍼灸師としてまだ未熟な状態で、被災地へのボランティアをする勇気も覚悟も持てませんでした。
何もかもが中途半端な気がしてきて、自信がなくなり考えが堂々巡りしていましたが、考えた挙句、結論が出ました。
今を大切に、今いるこの場所で、できることをやる。後悔のないように生きる。
 
 
震災から3ヶ月後、孔和堂鍼灸院を開院しました。
本来なら研修期間が終了した後に開院する予定でしたが、師匠が快諾してくださったことが大きな後押しとなりました。
 
見つかった物件がたまたま国分寺だった、という始まりでしたが、少しずつ地域の方にきて頂けるようになりました。またHPを見て遠くから足を運んでくださっている患者さんも増えました。
 
患者さんも私自身も同じ時間の流れの中で生きているからこそのご縁。年齢も体質も抱えている症状も人それぞれですが、命の尊さは同じ。そのことを忘れずに大切にしていけたらと改めて思いました。

乙女椿の思い出

2021-03-07 16:36:00 | 日記
椿があちこちで美しい姿を楽しませてくれています。
この乙女椿はご近所で咲いていたもの。


乙女椿は八重咲きで一層華やかな雰囲気がありますね。
鍼灸師として師匠の元で3年間研修を受けていた頃、何度通っても玄関前に来ると緊張感が高まっていました。
この季節になると治療院の玄関先にこの花が咲いていて、その美しさにしばし見惚れ、気持ちが和らいでいたことを思い出しました。

師匠と弟子の関係は、他の人間関係にはない特有のものがあると思います。さまざまな形があると思いますが、師匠は惜しみなく知識や技術を教える機会を与え、弟子はそれを一つも逃すまいと必死で吸収して受け止める、ということが共通点としてあるような気がします。

師匠にお会いする機会がなくなって一年以上が経ち、いろいろお話ししたいことが積もってきました。
久しぶりに手紙を書こうと思います。


桃の節句

2021-03-03 20:15:18 | 日記
今日3月3日は桃の節句でしたね。
 
桃の節句は元々中国でこの季節に水辺で身を清める習慣でした。それが日本に渡り、草木や紙や藁で作った素朴な人形に自分の災厄を移し、海や川に流す祓いの行事になったようです。
冬から春へと変わるこの時期に、年齢や性別は関係なく心身を清めるための節句なんだと思いました。
 
 
義母手作りの木目込み人形の雛人形。
今年は忘れずに飾れました!

私の地元愛媛ではひと月遅い4月3日が桃の節句のため、子供の頃は3月になったら飾り始める習慣。なのでつい忘れてしまいがち…
せっかくなので、もうしばらく飾っていようと思います。
 
 
治療院の待合室はより春らしい雰囲気になっています。

先週今週と続けて、ダリアやラナンキュラスラックス、チューリップなど華やかな種類を購入したので、しばらくは楽しんで頂けると思います。
 
桃の花はまだ蕾の状態。ふっくらしてて可愛らしい。


昨日今日と強風が吹き荒れる天候が続いています。強風は少し出歩くだけでも疲れやすい状況ですし、花粉症の方は大変だと思います。どうぞこまめに休息をとってお過ごしください。