はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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春野菜を楽しむ

2017-03-28 22:50:11 | 日記
ヨーガの料理教室「さまらさの台所」に行ってきました。
今回はブロッコリーのペンネ、大根とにんじんのサラダ、じゃがいもと新玉ねぎのスパニッシュオムレツの3品。

ブロッコリーは年中スーパーで見かけますが、旬は晩秋から春先です。以前、市民農園で作ったブロッコリーの採りたてを食べましたが、爽やかな香りと甘みがおいしかったです。
今回のレシピでは、ブロッコリーを茹でて潰してペンネに和えるという簡単な手順。チーズと松の実を仕上げにかけたらブロッコリーの甘さが引き立ち、簡単に作ったとは思えないほど贅沢な一品になりました。

大根とにんじんのサラダは、それぞれ千切りにして塩もみするだけ。そのままサラダとして食べてもおいしいし、炒め物の具材としても使える重宝さ。白とオレンジは見た目にも鮮やかで、食卓のアクセントにもなります。

スパニッシュオムレツは、新ジャガイモと新玉ねぎを使ったので、みずみずしさと甘さを感じるお味でした。プレーンヨーグルトを水切りしたのを添えると、豪華な雰囲気で味にも広がりが出ておいしかったです。



この3品は時短レシピとして考えらたので、段取りよく作れば30分ほどで完成します。手早く料理するのは苦手ですが、短時間でこんなにおいしく春野菜を楽しめるので、3品同時進行で作れるよう挑戦してみます。

4月の休診日

2017-03-25 08:09:06 | お知らせ
4月の休診日のお知らせです。

定休日
2日,9日,16日,23日,30日(日)

不定休日
8日(土),17日(月),24日(月)

※22日(土)は9:00〜14:00までの診療となります。
※25日(火)は18:00〜22:00までの診療となります。
※29日(土)は9:00〜12:00までの診療となります。

よろしくお願いします。

「彼らが本気で編むときは、」を観て

2017-03-21 22:29:43 | 日記
先日、EテレのハートネットTVで紹介されていた映画、『彼らが本気で編むときは、』を観ました。
トランスジェンダーの主人公の日常が描かれています。
監督の荻上直子さんがアメリカで生活していた頃には普通にセクシュアル・マイノリティの人たちに出会っていたのが、帰国後は出会わなくなったことに違和感を覚えたことで作られた作品です。「本来は当たり前にあるはずの光景をただ描きたかった」という荻上さんの言葉を聞いたことと、番組内で流れた映画のワンシーンが素敵だったので、ぜひ観てみたいと思いました。

主人公のトランスジェンダーの女性を演じているのは、生田斗真さん。その姿だけではなく所作も美しくて、スクリーンから優しさが溢れてくるようでした。主人公のパートナーを演じる桐谷健太さんはのんびりと包み込むような雰囲気が素敵でした。その2人の元でしばらくの間一緒に暮らすことになった小学5年生の女の子を演じる柿原りんかさんは、複雑な状況に置かれた役所なのに、ごく普通に自然な感じのする見事な演技でした。

今の日本ではセクシュアル・マイノリティについて取り上げられることはあっても、それについて触れたり語ることがタブー視されているところがまだまだあると思います。頭では同じ「人」であると分かっていて、それぞれ個性が違って当たり前と知っていても、実際にどう接していいか分からずに触れないようにしているところもあるのではないかと思います。
セクシュアル・マイノリティ以外にも、介護や児童虐待など、現代社会が抱える問題がこの映画では取り上げられていますが、脚本の素晴らしさと俳優の方々の演技力によって、様々な立場の人々が暮らす日常が絶妙に表現されていると感じました。

明確なエンディングが示されていないので、観る人によって解釈は異なると思います。私はこの作品を観て、同じ「人」同士が普通に助け合ったりしながら暮らしていける社会になったらいいなと思いました。
そのためには、多様性を認める心を持つことが必要です。自分と考えが異なるからと排除するのではなく、相手の話しをじっくり聞いて、少しでもいいから理解をしようと努力すること、そして自分たちが意識していない偏見で苦しんでいる人がいることに気づけるかどうか。そんなふうにお互いの理解が深まれば、この映画の登場人物のような傷ついた人たちが減っていくのではないかと思います。



伊豆の旅 修善寺編

2017-03-15 22:25:16 | 日記
2日目は西伊豆スカイラインを走り、修善寺へ。
山の稜線沿いに作られた道路なので、見晴らしが良くて気持ち良かったです。
富士山もちらっと見えました。


修善寺に到着。


修善寺の修禅寺。修善寺は地域の名前で、修禅寺はお寺の名前だそうです。


寒桜が咲いていて、花びらがひらひら舞っていました。



鳥が蜜を吸いに集まっていましたが、動きが激しくて写真にはうまくおさまりませんでした。

お地蔵さん。ちょこんと佇んでいます。


だるま?いい顔してます。


書体がかっこいい。


竹はここの雰囲気にぴったり合っていました。


古い家屋が竹の隙間から見えるのも素敵でした。


修善寺も一度は来てみたかった場所だったので、見に来れて良かったです。

帰りは熱海を通るルートで。相模湾も見られてお得な感じでした。


伊豆の旅 駿河湾編

2017-03-14 22:08:59 | 日記
伊豆という地名はよく耳にしますが、その伊豆の中でずっと気になっていたところがあります。
それは「土肥」。
中学1年の時に自分のお小遣いで初めて買った本がよしもとばななさんの「TUGUMI」で、その小説の舞台となった土地です。表紙の山本容子さんの美しい花の版画に一目惚れして、買って帰った日に一気に読みきったのですが、作品中に描かれている海沿いの町の光景と組み合わさり、その時の感覚は今でも残っています。

駿河湾沿いの道をひたすら進みます。


戸田港に立ち寄り、昼食。


戸田港付近の海岸線を散歩。






駿河湾深海生物館にて。


タカアシガニの甲羅に絵を描いたもの。
魔除けだそうです。




ミツクリエナガチョウチンアンコウという深海魚のメスが小さなオスを体に寄生させている写真を見て驚いたのですが、生物館を出る時にすれ違った小学生くらいの男の子がお母さんにその話をしていたのにはもっと驚きました


再び海岸線を走り、土肥に向かいます。


土肥エリアに到着。
旅人岬ではトンビがゆったり飛んでいました。



さらに上の方にはもう一羽。

雲の形がなんとなく鳥に似ているような。


世界一の花時計


夕日に染められた山々


日が沈んでいくのをしばらく眺めていました。




海風は寒かったけど、夕日は本当に美しくて、それを眺め続けられることはとても贅沢だと感じました。

ムシカリ

2017-03-08 23:29:04 | 
kukkaさんでムシカリを購入。


一昨年に初めてムシカリという植物があるのを知りました。
山地で見られるようですが、関東では標高1200m以上のところに生えていると言われています。
虫が好むから「虫狩」、葉が亀の甲羅のように見えるから「オオカメノキ」とも呼ばれています。

花材として切っている状態では、花はすぐに落ちて葉も開かないこともあるようです。一昨年ムシカリを買った時は、花や葉が全て落ちた後の枝のみになった姿がかわいかったので、いろんな花を組み合わせてしばらく生け続けていました。

今回はいつまで花が持つか分かりませんが、まずは治療室の片隅でムシカリの可愛らしさを堪能したいと思います。

打撲にもお灸

2017-03-02 22:36:37 | 鍼灸
先日、開店前の掃除中に右足の親指に物を落としてしまいました
しばらく動けないほどの痛みは久しぶり。
もうすぐ患者さんが来るけれど、このまま放っておくと間違いなく痛みが長引くと思ったので、至急お灸をすえることに。

打撲した付近(今回は右足の親指の爪周辺)に直接もぐさでお灸します。通常患者さんにお灸をする時は、急に熱くならないようにもぐさの燃え方を調整することが多いですが、今回は熱さは承知の上、完全にそのまま燃やし切る方法で行いました。

その後はいつも通り仕事をして、夜に再度足の親指を見てみました。皮膚が変色していてもおかしくなかったのですが、普段通りの皮膚の色。打撲した辺りを押してもほとんど痛みはありません。
やっぱり応急処置でお灸をしておいて正解でした。

本格的にもぐさですえるお灸でなくても、薬局などでも販売されている台座のついたお灸でも十分効果があります。
打撲にもお灸はおすすめです。