NHK総合テレビ「クローズアップ現代」(低迷から成長へ問われる人材戦略より)では、次のように学生の様子を述べていた。
〈一般的な優等生、例えば協調性、コミュニケーションに長けている学生が多く見受けられるようになってしまっている。
本当に必要な人材は、正解を言い当てるとか、常識を言い当てるとかいうことには、あまり価値がなくて、常識の外に新しい事業の可能性とか事業の発展の可能性がある。〉と・・・・・・・。
今学校では、学力テスト結果公表ということで、国語、算数などのテストの成績向上で躍起になっているように思われる。しかし、ここでの学力は、理解する、覚える、速く処理するなどの一部の学力を調査するものになっているように思われる。
そうしてみると前述したような必要な人材は生まれにくい。はやくそのことに気がつき(多くの現場の先生方は気づいているでしょうが)学力の捉え方を変えていかなければならない。そうしないと日本はさらに世界から遅れをとってしまう。そのように思えてならない。
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