パリ五輪開幕を翌日に控えた金曜日も吉祥寺サンロードで勉強してから出勤。
昼稽古前には恒例の15分走です。
自分にとって最も印象的な五輪は昭和63年のソウル大会。
史上初の2連覇を果たした斉藤仁選手のドキュメンタリーを観ながら共に走りました。
良い汗をかいて稽古開始。
前三角をエスケープに重きをおいて指導しました。
広々とした道場で、なぜか集まるように乱取り。
見やすいことは確かです。
自分は時に黒帯を落とすこともある絞めの名手と2本の稽古。
ランカシャー風の足首固めも出ました。
稽古が終わると、一同で道場を清掃してくれました。
ありがたいことです。
その後は近々運用が始まる道場の自動ドアの動作確認など。
吉祥寺には火曜日まで出勤しないので、ギリギリまで業務を進めました。
夜には渋谷に移動、やはり街は五輪で盛り上がっていました。自分は柔道では吉祥寺道場でお馴染みの角田選手や、斉藤仁選手の生き写し・立選手を特に応援しています。
ただ、ロシアの不出場は残念です。
そして、もちろん卓球日本代表にも期待!
そんな人混みを抜けて渋谷道場に到着し、夜稽古でも前三角。
そういえばリオデジャネイロでの世界選手権茶帯メジオ級3回戦でアンドレ・ガウバオン選手に前三角で破れてから、ちょうど7月で20年。
今回紹介したエスケープ法は通じず!
それはさておき、体験や入門初日の方もいたので、より時間をかけての指導となりました。
もちろん乱取りも1時間たっぷりと。
自分は二段払い腰や母校伝統のスライディング体落としが好調、そして五輪開幕の土曜日も渋谷指導です。
さて昭和36年にオランダのアントン・へーシンクにより「日本柔道パリに死す」といわれた世界選手権もありましたが、それを払拭するような大会になることを楽しみにしています。