四十過ぎのゆかいな学生生活

老人ホームで学んだこと、盲学校での指圧鍼灸の勉強、子供のキラキラとかとか、なんとなく綴ってます。

甲奴小学校5年生のみんな、出前だよ!

2015年06月28日 06時04分15秒 | 講師&学校

6月26日、甲奴小学校5年生のみんなに出前を届けました。

 

甲奴小学校さんに出前を届けるのは、昨年に引き続いて2回目です。お声掛けいただいた湯浅校長先生、5年生担任の中川先生、心よりお礼申し上げます。

 

届けた出前は「みんなで老いを考えよう」というテーマで、”身体の変化”と”認知症”について、みんなで考えました。

 

本番前にもう一度台本を確認。

 

何度、人の前で話をさせていただいても毎回ドキドキするけど、この小学校での講座が一番緊張して口から心臓が飛び出しそうなんです。

 

三上事務員にナレーターを務めてもらい、本番開始です。

 

この出前のコンセプトは、”楽しみながら体験し考える”です。

 

見てください。5年生の苦笑。いいんです。これでいいんです。ノープロブレムです。

 

と、自分に言い聞かせながら頑張る僕(笑)

 

第一部は「身体の変化」についてです。昨年までは担任の先生に相方を務めていただいていたんですが、今年は手法を変えて、一人芝居に子供達が突っ込みながら一緒に参加するという内容にしてみました。

 

針に糸を通そうとしても、目がよー見えんし、手も震えるし、うまくいかんのです。

 

針を持ってもらって、手を支えてもらっても入らんのです。

 

他にも、歩いたり・筋力が衰えたり・耳が遠くなったり、年を重ねると表れる身体の変化について見てもらういました。

 

ここからは、班に分かれて気付いたことを話し合い発表してもらいます。

 

子供達はよく見てますね。身体の動き・機能・見た目について、元気よく発表してくれました。毎回、新しい子供達の感性の気付きがあって、私も勉強になるんです。

 

実際に身体の動きのメカニズムも体験してもらいました。

 

ここで仕切りなおして第2部の始まりです。「認知症」についてです。

 

設定は、老人ホームに5年生が訪問したとして、車いすに乗ったおじいちゃんと5年生の会話です。

 

一人の男の子に出てきてもらい同じやり取りを繰り返します。男の子は困りますよねぇ。(※写真がなくてゴメンね)

 

やり取りが終わった後は、認知症という病気について説明し、説明の中にはこんなことも伝えました。

 

「忘れてしまう病気だけど、忘れないこともあるんだよ」

「嬉しいって気持ちや嫌って気持ち」

「だから、ニッコリ笑ってで挨拶したり、トントン肩たたきしてみて」

「きっと、優しい笑顔でありがとうって返ってくるよ」

 

って。

 

忘れることは凄く不安です。でも、子供達の笑顔と手はその不安をどっかにやっちゃう力があるんです。子供パワーは凄いですよね。

 

講座の最後、代表の女の子が今日の感想とお礼の挨拶をしてくれました。

 

最後にみんなで記念写真。5年生のみんな、ありがとね。湯浅校長先生と5年生担任の中川先生、色々とお世話になり本当にありがとうございました。私達自信も勉強になりました。

 

毎回思う終わってからの反省。一緒に行ったナレーターの三上事務員の感想も参考にしながら、ここは練り直したほうが…と話をするんですが、次の出前の注文が来るまで、そっと置いておく私なのです。

 

そして、ケーブルテレビのインタビューに群がる5年生。こーゆーのがいいね。



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