幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

価値観をに楔を打つこと ~冬スペで伝えたいこと・2

2017年01月09日 23時37分40秒 | 日記・エッセイ・コラム
本日、3日間の予定で実施していた冬スペが無事に終了しました。参加していただいた皆さん、運営にご協力を頂いた保護者の皆様、授業を担当してくれた講師の皆さん、お疲れさまでした。

今回の冬スペにはいくつかの“裏”テーマを設定しているというお話しを一昨日のブログにその1つと共に書かせていただきました。今日はその“裏”テーマの2つ目を書かせていただこうと思います。

今回の冬スペのもうひとつの“裏”テーマは「生徒さんの価値観を良い意味で壊すこと」でした。生徒さん達の勉強を見ていると、大人から見れば、まだまだ甘いと思うところがたくさんあります。ところが、大人がそれを指摘しても、本人達はピンと来ないのか、なかなか動こうとしないのが実態だと思います。

でも、これは良く考えてみれば当然のことだと思います。
なぜなら、生徒さん達はまだ受験を経験していないのですから、その実感がわかないのだと思います。もちろん、言葉で聞けば「そうなのかなー」とは思うと思いますが、実際経験をしていない以上、なかなか実感するのは難しいと思います。いままでの中間や期末テストと照らし合わせて、「何となく、大丈夫だろう」という“価値観”をもっているといえると思います。

周りの大人は少なからず受験を経験していますから、そんな生徒さん達を見てやきもきするのだと思います。けれど、生徒さん値は実際に経験していない以上、頭では理解しても、実際にはなかなか動き出せないというのが実態かなと思います。

中には感性の鋭い生徒さんもいて、経験がなくてもしっかりと経験したかのような感覚を持って動ける生徒さんもいますが、やはりそういった生徒さんは、それほど多くはありません。多くの生徒さんは、まだ経験がないがゆえに実感できない状態にあるといえると思います。

ならば、経験させてしまえばいい、というのが私の発想です。

生徒さん達が何となく抱いている“大丈夫だろう”という価値観に楔を打つことで、勉強に向けて動き出してもらえるようにしよう、それがこの冬スペの“真の目的”の1つでもあります。

面接試験対策や模擬試験の過去問、理社の暗記や作文の書き方の復習など、大丈夫だろうと思っているところに楔を打ち込んでいき、“何となく大丈夫だろう”という価値観を良い意味で壊していくことがこの冬スペを行なう大きな理由の1つでもあります。

普通に勉強をするだけであれば、わざわざ合宿にしなくても授業だけでも対応ができます。けれど、わざわざ通いでも合宿の形式にする理由がここにあります。もちろん単に勉強時間を稼ぐという意味合いもありますが、合宿形式でみんなで一緒にやることで、生徒さんが共有していそうな“大丈夫だろう”という価値観を一斉に崩していくことができます。そして、合宿形式でみんなが一緒にいるからこそ、新しい価値観を皆さんに一斉に教えていくことができる、ここがポイントだと思います。

今回も感想文を見ると、いくつかのポイントで価値観の転換が出来たように思います。なかなか全員というわけには行きませんが、ここで何人かでも価値観の転換ができれば、そこが突破口になってみんなに広がっていく、それでもいいのかなと思います。

もちろん価値観を変えるだけでは不十分で、ここから実際に行動に踏み切れるようにサポートをしていく必要があります。今日の価値観の転換は、できたとしてもまだまだ第一歩、ここから実際に行動し結果に結び付けていくこと、そのサポートをしっかりとしていきたいと思います。

本当はもっと早くこういったことをしたいのですが、物事には全てタイミングがあります。早すぎても上手くいかないこともありますので、今回はこのタイミングだからこそできる価値観転換を行い、生徒さんの誤った価値観の修正を図っていきました。

生徒さん達は思春期を迎え自立に向けて走り出しているときでもあります。反抗期と呼ばれる時期はそういうときなのかもしれません。そういうときにどうやって大人の「言いたいこと」を伝えていくのは常に思案のしどころです。

生徒さん達が自立の時期を迎え、自分なりの価値観を持つことは、それはそれでとても素晴らしいことだと思います。ただ、若いがゆえの過ちもあります。そういったところを大人としてどうやって伝えていくかが、それが私たちの仕事の1つの腕の見せ所なのかもしれません。

その意味で、実際に経験させることはとても重要なことです。良い結果が望めないからと逃げるのではなく、そこは逃げさせないで立ち向かわせることが大切だと思います。そして結果によってはダメージも受けるかもしれませんが、だからこそ自分の価値観を修正して、人は本当に歩みだすことができるようになるのだと思います。

今回もそんな意図で冬スペを実施していました。どこまで上手くいったかは分かりませんが、一人でも二人でも、自分の価値観を修正し、新しい一歩を歩みだすきっかけになってくれたらと思います。
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成人の日

2017年01月08日 23時35分42秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日は当塾のある地区では成人式が行なわれました。
成人式のあとにかつての生徒さんが何人か塾に来てくれて、その晴れ着姿を見せてくれました。
今日は中3対象の冬スペを実施している真っ最中だったので、あまり多くの話はできませんでしたが、それでもかつての教え子とこうした形で再会することは、何よりも嬉しいことですね。

泣き虫だったあの子が、ステキな女性になっていたり、
はしゃぎまわって落ち着きのなかったあの子が、おしとやかな女性になっていたり、
おしゃべりだったあの子が、落ち着いた雰囲気の女性になっていたりと、
5年という年月の流れを感じた日でもありました。

年度末になると、高校を卒業をする元生徒さんが挨拶に来てくれることもあります。そのときも
いつも思うのですが、歳月の流れの中で人はどんどん変わっていくんだということを感じます。まだまだ子どもだった中学時代にくらべると、今日のような成人の日や高校卒業時に挨拶に来てくれるときなど、その立派に成長した姿に目を細めずにはいられません。ときにぶつかったりしたこともあった仲ではありますが、歳月の流れと共にどこかでお互いに分かり合えた、そんなことを感じる瞬間でもあります。

私は独身で自分の子どもはいませんので、厳密には人の親の気持ちは分からないのだと思います。でも、生徒さんはある意味自分にとっては教え“子”というくらいですから、気持ちだけは大切な子どもと同じようなものです。ときに強く叱ることもありますが、それはある意味、皆さんは私の“子ども”のようなものだからです。大人になったときに自立した立派な大人になって欲しい、そういう思いをちょっとながらもっているからだといえると思います。

そんな想いのある皆さんの成長を垣間見れた今日は、私にとってもとても嬉しい日でした。きっと皆さんのお父様やお母様の喜びも、ひとしおだったのではないかと思います。

成人式という儀式を通過した皆さんは、もう立派な大人の仲間です。ここからは、自分のことだけでなく周りのこと、特にお父様やお母様に立派に親孝行のできる、ステキな大人になってくださいね!

祝!成人!おめでとう!!
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冬スペを通して伝えたいこと

2017年01月07日 23時38分10秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾では、今日から3年生を対象にした通い合宿「冬スペ」が始まりました。1日の勉強時間はおよそ8~10時間、それを3日間にわたり実施します。入試前の総まとめとよく出る問題を解いて傾向をつかむ、この2つをしっかりとやっていこうと思います。

当塾では、それぞれの行事にいろんなテーマを設定して実施しています。同じ行事でも、学年によって“色”がありますので、その色に合わせて内容を変えたり、場所を変えたり、日時を変えたりしています。今年も今年の3年生にあわせた“裏”テーマを設定して、今回の冬スペを企画しました。

そのうちの1つが、「自分を知る」ということです。
自分のことをしっかりと知っておかないと、受験勉強などでは成果を出していくことが出来ません。「自分の課題ぐらい自分で知っている!」という人も多いと思いますが、まだまだ皆さんが気づいていないこともたくさんあるように思います。

もしも、いまの自分の課題をしっかりと知っていて対策がきちんと出来ているのなら、成績は伸び続けていくはずです。でも、それが出来ていないとすれば、課題が把握できていないか、課題が分かっていてもやらないかのどちらかということになると思います。課題が分かっていてもやらない、という人もいますが、実はちゃんと自分の課題を把握していない人も多いのではないかと思います。

だからこそ、今回は自分の課題を把握させることに重点を置いたプログラムとして見ました。自分のできないところを把握する、自分の課題から目を背けない、そういったことを皆さんに伝えながら、この冬スペを進めていきたいと思っています。

出来ないことを自覚するのは、実は辛いことでもあると思います。だから、どうしてもそこに蓋をしがちですが、そうやっている限りよい結果は出てこないと思います。一時的には辛いことかもしれませんが、自分の課題をしっかりと見つめて、そこから逃げずに取り組んでいく、それが何よりも大切で、今回の冬スペのメインテーマの1つした理由です。

明日は冬スペ2日目です。そういったことを生徒さんにも伝えながら、生徒皆さんにとって実りの多い3日間になるようにしていきたいと思います。
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冬期講習が終了しました

2017年01月06日 23時43分11秒 | 日記・エッセイ・コラム
本日をもって、冬期講習の全日程を無事に終了することができました。
3年生は明日から3日間、通い合宿の「冬スペ」がありますので、もうちょっと講習が続くような感じになりますが、1・2年生と小学生の皆さんは本日で終了です。
満席などにより、振替をお願いした皆様、ご協力をいただきありがとうございました。ここに改めて御礼を申し上げます。

今年は3年生も頑張り屋さんが多いので、例年よりも2日間延長して行ないました。それでも満席が多数となってしまいました。皆さんの「学ぼうとする気持ち」に驚くのと同時に、皆様には振替などでお手数をおかけすることになり、誠に申し訳ございませんでした。

明日から3日間は、3年生のみ通い合宿の「冬スペ」を行ないます。
入試直前の総仕上げということで、入試に的を絞った学習内容を用意しています。明日からの3日間も、頑張っていきましょう!

今日は、明日の準備もあるのでこのへんで!
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塾からのお知らせ【1/5版】

2017年01月05日 21時38分48秒 | 日記・エッセイ・コラム
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新年明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します

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公立高校入試まで あと56日
私立高校入試まで あと17日

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≪1/15までの予定≫
◇1/6(金) ※冬期講習終了
◇1/7(土) ◎中3:冬スペ
◆1/8(日) ◎中3:冬スペ
◆1/9(月) ◎中3:冬スペ▲北辰テスト・申込み締切日
◇1/10(火) ※3学期平常授業・スタート 
◇1/11(水) □学年末テスト(五霞)
◇1/12(木) □学年末テスト(五霞)
◇1/13(金) ■スキー教室(栗橋東)
◇1/14(土) ◎中3理社国授業(19:40-21:30)■スキー教室(栗橋東)
◆1/15(日) ▼休塾日■スキー教室(栗橋東)△UPテスト実施日
※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
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【提出・申込み】
◆北辰テスト:申込み(1/9締切、1/29実施)
◇通知表(中学生全員)
◇調査書の控え(中3)
◇埼葛テストの個票(中3)

≪中3:冬スペについて≫
中3生の冬スペは、1/7-1/9の3日間で実施します。詳しいことは、昨日にメールにて送信いたしましたので、ご確認をお願い致します。

≪3学期の平常授業について≫
3学期の平常授業は1/10(火)からとなります。時間割などは、特にお申し出のない限り2学期と同じ曜日・時間になります。変更や追加などのご希望がある場合は、お早めにご連絡をお願い致します。

≪中1:スキー教室に伴う振り替えについて≫
スキー教室の出発日から帰着日までにある授業・習熟は、塾のほうで自動的に振替を行ないますので、ご連絡は不要です。なお、出発前日や帰宅翌日などもお休みになる場合は、ご連絡をお願い致します。
※降雪状況などにより日程が変更になった場合は、お手数ですが塾までお知らせください。

≪小学生及び中1・2:三者面談のお知らせ≫
当塾では1月から2月にかけて、小学生及び中学1・2年生の皆様の三者面談を実施させていただきます。詳しい日程は決まりしだいお知らせいたします。

【2017年3月入塾生の募集を開始いたします】
平素は当塾へのあたたかいご支援をいただきありがとうございます。当塾では2017年度生(3月から授業開始)を募集いたします。ご近所やお友だち、ご兄弟などで入塾をご希望の方がいらっしゃいましたらば、ぜひご紹介ください。
なお、来年度は諸般の事情により定員を現在より10名ほど減じる予定です。定員に達ししだい、募集は終了させていただきますので、あらかじめご了承ください。
(学年別最大募集人数)
◇新中3…若干名、◇新中2…若干名、◇新中1…10名、◇新小4~小6…6名
どうぞよろしくお願い致します。
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≪空席状況≫
※当日になってから生徒さんの欠席などにより空席が出た場合は、LINEにてお知らせいたします。(公式LINEをあらかじめご登録ください。)
【授業】【習熟】
1/10以降の空席状況は、1/10以降にお電話にてご確認ください。

≪1/15までの自習時間・受付時間≫
◇1/6(金) 9:00-21:30
◇1/7(土) 冬スペのため、自習はお休み
◆1/8(日) 冬スペのため、自習はお休み
◆1/9(月) 冬スペのため、自習はお休み
◇1/10(火) 15:00-21:30
◇1/11(水) 15:00-21:30
◇1/12(木) 15:00-21:30
◇1/13(金) 15:00-21:30
◇1/14(土) 未定
◆1/15(日) 未定

≪進路・学習のご相談の受付≫
◇公式LINEまたはメールにてご連絡をいただければ、折り返し塾よりご連絡をさせていただきます
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賑やかな教室

2017年01月04日 23時26分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
年末年始のお休みが終わって、今日から本格的に冬期講習の後半戦が始まりました。
年末年始の間も、昨日の臨時授業を含め、何回か塾に来ましたが、やっぱり教室は賑やかなほうが良いですね。

しーんとした教室だと事務仕事などははかどるのですが、でもやっぱり何か物足りない感じです。1日生徒さん達と授業をしたり休み時間に話をしたり、そんな余韻をもって授業後に事務仕事をするほうが、どうやら自分には合っているように思います。いい意味ではしゃいだあとに静かに仕事をする、そんな流れが好きなのかなと思います。

いまは冬期講習中で朝9時から夜は21時30分まで塾は開いていますが、日中と夕方では見える風景が違うのが特徴的ですね。午前中から夕方にかけては3年生が多いので、どことなく受験に向けた雰囲気があるように感じます。夕方から夜にかけては1・2年生が中心なので、日中とは違うハイテンションな人が多いように思います。

もちろんどちらの雰囲気も好きなので、3年生が多くいる間は、受験の話や高校へ行ってからの話し、そして将来の話などをすることが多いように思います。逆に1・2年生が多い時間は、ときにバカ話?をしながら一緒に笑って、今を楽しんでいることが多いように思います。

3年生が多い時間と1・2年生が多い時間で教室の雰囲気がスッと変わっていく、そんな感じもなんだかとても好きです。こうやって「みんなで受験に取り組む」「みんなで笑い合う」そんな教室の“みんなで”という雰囲気が、この塾の1つの特徴かもしれませんね。

今日から本格的に始まった2017年の授業、当塾もまだまだ課題だらけですが、生徒さん達と共に歩みながら、一歩一歩進んでいきたいと思います。
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十年来の友人

2017年01月03日 22時27分32秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、十年来の友人に久しぶりに会いました。もともとは仕事の関係で知り合った人ですが、いまは別々のフィールドで仕事をしていて、仕事上での接点はなくなってしまいました。でも、その間に仕事仲間から友人へとレベルアップしたのでしょうか、今でも年に何回かではありますが、こうして会って呑んで話して、そんなことをしています。

昨日はお互いにつのる話をたくさんしました。いまはお互いに交わることのないフィールドで仕事をしているのですが、考えていることは一緒なんだなと思うことがたくさんありました。

例えば人工知能の話などもそうですね。
全然違う仕事をしていますが、やはり人工知能に取って代わられてしまう場面が今後増えてくるのではないか、そんな話をしていました。お互いに若い世代を育てていくという部分がある仕事なので、いまの若い人たちが人工知能に取って代わられないように、どんなことを伝えていったらいいか、そんな話しもしていました。

プログラムを書いてもらえれば動けるでは、ロボットと同じになってしまう、自分から動けるかどうか、そのための経験を積もうとする積極的な「行動力」があるかどうか、そんな話をしていたと思います。業界が違っても、求められる人材観は同じなんだなと思いました。

皆さんの周りにもきっと友だちと呼べる人はたくさんいると思います。一緒にいると楽しい友達、一緒に連れ立って遊びにいく友達、そういう友だちもとても大切だと思います。けれど、一番大切にして欲しいのは、何でも話せる、何でもさらけ出せる、そんな友達を持つこと。そういう友達がいるだけで、前へと向かって歩き出す勇気がもらえるのではないかなと思います。

自分の良いところ、ダメなところも知っている、
自分の気を張っている場面も、気を抜いている場面も知っている、
真面目に語り合うことも出来れば、楽しく不真面目?な話も出来る、
そんな人がいるだけで、本当に気が楽になるんだなと思います。

人と人との付き合いは、いろんな関係があります。
上手くいく場合も、上手くいかない場合もあるし、
気が合う人もいれば、気が合わない人もいる、
自分のことを理解してくれる人もいれば、全く理解をしてくれない人もいる
実にいろんな人がいると思います。

そんな中で、中学・高校時代に自分のことをさらけ出せる人と出会えることは、とても大切なことなんだろうと思います。勉強も学校生活も部活も、いろんなことで悩むときに、それをしっかりと受け止めてくれる存在、そういう人がいるかどうかは、とても大切なことだと思います。何でもかんでも他人に頼るのはダメですが、自分がダメになりそうなときに、それをさらけ出しても受け止めてくれる、そんな人がいたら、きっと明日からまた元気に歩み出せるのではないかなと思います。

自分が出会う人は全てが自分にとって良い人ではないかもしれません。でもきっとどこかに、自分にとってかけがえのない存在もいるのではないかと思います。そういう友人を見つけていくことで、皆さんの力は2倍にも3倍にもなるのではないかなと思います。

生徒の皆さんから見れば、私は塾の「先生」という立場なので、友だちにはなれないかもしれません。でも、皆さんが困ったときや悩んだ時には、そっと背中を後押しできる存在ではありたいなと思っています。

私の友人が私にしてくれたように…
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周りを動かす力

2017年01月02日 17時40分05秒 | 日記・エッセイ・コラム
「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますので、私も今年の目標を立てて見ました。塾としての目標(学習指導や進路指導・教務など)と会社としての目標(いわゆる経営目標)と個人の目標(これはヒミツ)の3つを考えてみました。皆さんはどんな目標を立てましたか?

去年までと違うのは、塾の目標と会社としても目標を分けたことです。いままでは意識的には一緒というかごっちゃになっていたような気がしますので、今年からは完全に分けてみました。生徒さんや保護者の皆様の期待に応える部分と、会社としての経営を考えたシビアな面との両方を持つことで、いままでは片輪走行だったのが両輪になる、そんなイメージを持っています。ここに個人としての目標を加えて三輪車の完成!…ということで、これで少しはバランスの取れた走行が出来るのかなと思います。

目標を立てながら思ったことは、塾としての目標や会社としての目標、そして個人としての目標、いずれも他人の力を借りないと実現できないことがたくさんあるということです。もちろん行為の主体は自分ですから、まずは自分から動くことが大切なのはもちろんです。でも、その上で他の皆さんにご協力をいただく、そんなこともしていかなくてはならないなと思います。

大切なことを周りの皆さんと共有しながら進んでいくこと、私が出来ているようでできていない項目でもあるかなと思います。いろんな目標を達成するためにも、周りの人たちに協力をしてもらえるように自分にできることをしっかりとやった上で、周りの皆さんに協力を頂けるようにしていかなくてはならないなと思っています。

でも、こうやって考えてみると、この考え方はいろんなことに当てはまるように感じます。

成績をあげていくことも、もちろん一人で出来ることもたくさんありますが、周りの人に教えてもらうことが必要なときもあります。
志望校選びでも、自分の足で情報を集めることも大切ですが、客観的な視点やデーター無しでは、良い高校を選ぶということも出来ません。
将来なりたい職業があったときに、どうやって実現するかを自分で調べることも大切ですが、その道に進んでいる人に聞いてイメージを作っていくことも必要なことだと思います。
人は一人で生きているようで、実は周りの人に助けてもらっている、そのことは勉強面でも同じなのかなとも思います。

だからこそ、私たちには「周りを動かす力」が必要なのかなと思います。何かに向かって一生懸命頑張る人は、応援したくなるものだと思います。一生懸命頑張っている人を見ると、手を貸したり知恵を授けたりしたくなるものだと思います。そうやって一生懸命に頑張ることで、他人の支えを受けて道も大きく開いてくる、そのように思います。

何に対してもイヤイヤやっている人を応援する気にはならないでしょう。イヤイヤやっているのを見れば、周りも「ハイ、ホラ、頑張って!」という言葉になり、励ましというよりは、なんとかやらせようとするような言葉になってしまうと思います。周り人も「やらせよう」とする気持ちは、どちらかというと後ろ向きな気持ちなので、負の連鎖になってしまい、みんなで苦しい方向へ行ってしまうように感じます。

逆に、前を向いて一生懸命頑張っていれば、その人を応援するチカラはプラスの気持ちが連鎖していき、目標を達成する知恵や方法や考えが集まってくるようになると思います。プラスのスパイラルになれば、さらに応援が集まり、どんどん良い方向へ進んでいくといえると思います。

では、そのプラスの方向へ進むキッカケはといえば…そう、自分のそのことに取り組む最初の気持ちだということです。言い換えれば、それを始めたときの気持ちしだいで、もう成功するかどうかは決まっているともいえます。

今年一年の目標を立てたのは良いけれど、それがイヤイヤだったりムリヤリだったりすると、周りからの応援も期待できず、なかなか叶わないような気がします。

対して、その目標に対して前向きな、ポジティブな考え方であれば、きっと周りの応援ももらえて、達成に近づいていくのではないかと思います。

「周りを変えた変えたければ、自分を変えること」という言葉は、こういうことなのかなとも思います。

皆さんが周りに対してポジティブなエネルギーを発信して、周りの人が協力してくれて一緒に目標を達成してくれる、そんな一年になることを願っています!
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新年のご挨拶

2017年01月01日 19時57分42秒 | 日記・エッセイ・コラム
例年になく穏やかに始まった2017年、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昨年は大変多くの皆様にお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年、当塾の目標は「皆さんの幸せを彩る」というモットーの原点を改めて見つめなおすことだと思っております。これまでも一人一人の生徒さんに合わせた学習の機会を提供してまいりましたが、本年はさらにそれを進化・深化させていけたらと考えております。具体的には、学習方法の指導強化、進路選びのサポートの充実などを考えております。

学習塾は「成績の向上」を担うところではありますが、これに当塾では横軸として「人としての幅を広げる」という目標も掲げて、縦軸・横軸ともに成長できるような環境を作ってまいりたいと思います。

昨年も初めて塾に来た時に比べて、学力はもちろん、人としても成長をした生徒さんをたくさん見てきました。これからも学力はもとより、いろんな意味での成長をサポートできたらと思っております。

新たに始まる2017年が、皆様にとって幸せに満ちた素敵な一年になることを心から祈念しております。

本年も変わらぬご支援とご指導・ご鞭撻を賜りますようお願いをして、新年のご挨拶とさせていただきます。


2017.1.1
幸 彩 学 習 塾
代 表:根岸 孝之
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