本日、3日間の予定で実施していた冬スペが無事に終了しました。参加していただいた皆さん、運営にご協力を頂いた保護者の皆様、授業を担当してくれた講師の皆さん、お疲れさまでした。
今回の冬スペにはいくつかの“裏”テーマを設定しているというお話しを一昨日のブログにその1つと共に書かせていただきました。今日はその“裏”テーマの2つ目を書かせていただこうと思います。
今回の冬スペのもうひとつの“裏”テーマは「生徒さんの価値観を良い意味で壊すこと」でした。生徒さん達の勉強を見ていると、大人から見れば、まだまだ甘いと思うところがたくさんあります。ところが、大人がそれを指摘しても、本人達はピンと来ないのか、なかなか動こうとしないのが実態だと思います。
でも、これは良く考えてみれば当然のことだと思います。
なぜなら、生徒さん達はまだ受験を経験していないのですから、その実感がわかないのだと思います。もちろん、言葉で聞けば「そうなのかなー」とは思うと思いますが、実際経験をしていない以上、なかなか実感するのは難しいと思います。いままでの中間や期末テストと照らし合わせて、「何となく、大丈夫だろう」という“価値観”をもっているといえると思います。
周りの大人は少なからず受験を経験していますから、そんな生徒さん達を見てやきもきするのだと思います。けれど、生徒さん値は実際に経験していない以上、頭では理解しても、実際にはなかなか動き出せないというのが実態かなと思います。
中には感性の鋭い生徒さんもいて、経験がなくてもしっかりと経験したかのような感覚を持って動ける生徒さんもいますが、やはりそういった生徒さんは、それほど多くはありません。多くの生徒さんは、まだ経験がないがゆえに実感できない状態にあるといえると思います。
ならば、経験させてしまえばいい、というのが私の発想です。
生徒さん達が何となく抱いている“大丈夫だろう”という価値観に楔を打つことで、勉強に向けて動き出してもらえるようにしよう、それがこの冬スペの“真の目的”の1つでもあります。
面接試験対策や模擬試験の過去問、理社の暗記や作文の書き方の復習など、大丈夫だろうと思っているところに楔を打ち込んでいき、“何となく大丈夫だろう”という価値観を良い意味で壊していくことがこの冬スペを行なう大きな理由の1つでもあります。
普通に勉強をするだけであれば、わざわざ合宿にしなくても授業だけでも対応ができます。けれど、わざわざ通いでも合宿の形式にする理由がここにあります。もちろん単に勉強時間を稼ぐという意味合いもありますが、合宿形式でみんなで一緒にやることで、生徒さんが共有していそうな“大丈夫だろう”という価値観を一斉に崩していくことができます。そして、合宿形式でみんなが一緒にいるからこそ、新しい価値観を皆さんに一斉に教えていくことができる、ここがポイントだと思います。
今回も感想文を見ると、いくつかのポイントで価値観の転換が出来たように思います。なかなか全員というわけには行きませんが、ここで何人かでも価値観の転換ができれば、そこが突破口になってみんなに広がっていく、それでもいいのかなと思います。
もちろん価値観を変えるだけでは不十分で、ここから実際に行動に踏み切れるようにサポートをしていく必要があります。今日の価値観の転換は、できたとしてもまだまだ第一歩、ここから実際に行動し結果に結び付けていくこと、そのサポートをしっかりとしていきたいと思います。
本当はもっと早くこういったことをしたいのですが、物事には全てタイミングがあります。早すぎても上手くいかないこともありますので、今回はこのタイミングだからこそできる価値観転換を行い、生徒さんの誤った価値観の修正を図っていきました。
生徒さん達は思春期を迎え自立に向けて走り出しているときでもあります。反抗期と呼ばれる時期はそういうときなのかもしれません。そういうときにどうやって大人の「言いたいこと」を伝えていくのは常に思案のしどころです。
生徒さん達が自立の時期を迎え、自分なりの価値観を持つことは、それはそれでとても素晴らしいことだと思います。ただ、若いがゆえの過ちもあります。そういったところを大人としてどうやって伝えていくかが、それが私たちの仕事の1つの腕の見せ所なのかもしれません。
その意味で、実際に経験させることはとても重要なことです。良い結果が望めないからと逃げるのではなく、そこは逃げさせないで立ち向かわせることが大切だと思います。そして結果によってはダメージも受けるかもしれませんが、だからこそ自分の価値観を修正して、人は本当に歩みだすことができるようになるのだと思います。
今回もそんな意図で冬スペを実施していました。どこまで上手くいったかは分かりませんが、一人でも二人でも、自分の価値観を修正し、新しい一歩を歩みだすきっかけになってくれたらと思います。
今回の冬スペにはいくつかの“裏”テーマを設定しているというお話しを一昨日のブログにその1つと共に書かせていただきました。今日はその“裏”テーマの2つ目を書かせていただこうと思います。
今回の冬スペのもうひとつの“裏”テーマは「生徒さんの価値観を良い意味で壊すこと」でした。生徒さん達の勉強を見ていると、大人から見れば、まだまだ甘いと思うところがたくさんあります。ところが、大人がそれを指摘しても、本人達はピンと来ないのか、なかなか動こうとしないのが実態だと思います。
でも、これは良く考えてみれば当然のことだと思います。
なぜなら、生徒さん達はまだ受験を経験していないのですから、その実感がわかないのだと思います。もちろん、言葉で聞けば「そうなのかなー」とは思うと思いますが、実際経験をしていない以上、なかなか実感するのは難しいと思います。いままでの中間や期末テストと照らし合わせて、「何となく、大丈夫だろう」という“価値観”をもっているといえると思います。
周りの大人は少なからず受験を経験していますから、そんな生徒さん達を見てやきもきするのだと思います。けれど、生徒さん値は実際に経験していない以上、頭では理解しても、実際にはなかなか動き出せないというのが実態かなと思います。
中には感性の鋭い生徒さんもいて、経験がなくてもしっかりと経験したかのような感覚を持って動ける生徒さんもいますが、やはりそういった生徒さんは、それほど多くはありません。多くの生徒さんは、まだ経験がないがゆえに実感できない状態にあるといえると思います。
ならば、経験させてしまえばいい、というのが私の発想です。
生徒さん達が何となく抱いている“大丈夫だろう”という価値観に楔を打つことで、勉強に向けて動き出してもらえるようにしよう、それがこの冬スペの“真の目的”の1つでもあります。
面接試験対策や模擬試験の過去問、理社の暗記や作文の書き方の復習など、大丈夫だろうと思っているところに楔を打ち込んでいき、“何となく大丈夫だろう”という価値観を良い意味で壊していくことがこの冬スペを行なう大きな理由の1つでもあります。
普通に勉強をするだけであれば、わざわざ合宿にしなくても授業だけでも対応ができます。けれど、わざわざ通いでも合宿の形式にする理由がここにあります。もちろん単に勉強時間を稼ぐという意味合いもありますが、合宿形式でみんなで一緒にやることで、生徒さんが共有していそうな“大丈夫だろう”という価値観を一斉に崩していくことができます。そして、合宿形式でみんなが一緒にいるからこそ、新しい価値観を皆さんに一斉に教えていくことができる、ここがポイントだと思います。
今回も感想文を見ると、いくつかのポイントで価値観の転換が出来たように思います。なかなか全員というわけには行きませんが、ここで何人かでも価値観の転換ができれば、そこが突破口になってみんなに広がっていく、それでもいいのかなと思います。
もちろん価値観を変えるだけでは不十分で、ここから実際に行動に踏み切れるようにサポートをしていく必要があります。今日の価値観の転換は、できたとしてもまだまだ第一歩、ここから実際に行動し結果に結び付けていくこと、そのサポートをしっかりとしていきたいと思います。
本当はもっと早くこういったことをしたいのですが、物事には全てタイミングがあります。早すぎても上手くいかないこともありますので、今回はこのタイミングだからこそできる価値観転換を行い、生徒さんの誤った価値観の修正を図っていきました。
生徒さん達は思春期を迎え自立に向けて走り出しているときでもあります。反抗期と呼ばれる時期はそういうときなのかもしれません。そういうときにどうやって大人の「言いたいこと」を伝えていくのは常に思案のしどころです。
生徒さん達が自立の時期を迎え、自分なりの価値観を持つことは、それはそれでとても素晴らしいことだと思います。ただ、若いがゆえの過ちもあります。そういったところを大人としてどうやって伝えていくかが、それが私たちの仕事の1つの腕の見せ所なのかもしれません。
その意味で、実際に経験させることはとても重要なことです。良い結果が望めないからと逃げるのではなく、そこは逃げさせないで立ち向かわせることが大切だと思います。そして結果によってはダメージも受けるかもしれませんが、だからこそ自分の価値観を修正して、人は本当に歩みだすことができるようになるのだと思います。
今回もそんな意図で冬スペを実施していました。どこまで上手くいったかは分かりませんが、一人でも二人でも、自分の価値観を修正し、新しい一歩を歩みだすきっかけになってくれたらと思います。