幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

伝説の誕生

2020年02月09日 03時22分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
ときどき伝説を作る人っていますよね。
どんな組織にも。
それは当塾でも同じで、語り継がれる『伝説の生徒』という人がいます。

その昔、定期テスト対策の勉強会にキャリーバック(しかも2個!)を持ってきた生徒さんがいました。
『どっか旅行にでもいくんかい!』と突っ込みを入れたくなりましたが、中身はもちろん勉強道具。すべてを手元に置いておかないと気が済まなかったとか。

数年前には、北辰テストなど、あらゆるテストのやり直しをした生徒さんがいました。
そのノートは今でも塾にあり、先日のガイダンスでも展示をし、現在の中3にも見てもらいました。
彼女の質問を私もたくさん受けましたが、納得するまで譲らない、というとても気概にあふれた生徒さんでした。

そして今年。
こんなに勉強を続けている学年は、今まで見たことがありません。
公立組はこれから入試ですから、もちろん勉強を続けています。

私が言いたいのは私立単願組。
もう受験も終わり合格も決まっているのに、全く手を緩めていません。
平日ならまだしも、土日も5時間の自習時間をほぼフルに使って勉強をしています。

私立入試が終わると単願組が入試への雰囲気を壊してしまい…という話を聞くことがありますが、今年に関しては、少なくとも塾内ではそれはほぼないように思います。みんなの協力のおかげです。

毎年何人かは頑張り続ける人はいるものですが、今年はそれがほとんどの人であるということ。
そして、平日は自習に来るというのは今までもよくあった話ですが、土日まで来るというのは、なかなかなかったこと。
今年の単願組は、ほんとに頑張り屋です。

高校からの課題などを見ても、今までの学年よりも進みが早い。
塾に自習には来てなくても、家でコツコツとやっている人います。自習にはあまり来なくても、課題を見せてもらったらかなりやり込んでいた、そんな生徒さんといます。
最後までためてしまい最後にヒイヒイやっていた人も過去にはいましたが、今年はどうやらそんなことは無さそうです。


私がやりたかった教育とは、こういうことができる生徒を育てることです。

受験が終わればそれで学ぶことをやめてしまう。受かれさえすればいい。
そんな刹那的な学びではなく、『学び続ける姿勢を持てる人を育てたい』というのが私の教育者としての目標です。
もちろん、それは依存ではなく自立して学習できるようになるということでもあります。

全員とはいえないところがまだ残念ですが、今年はそんな粒の揃ったキラリと光る生徒さんが卒業していくようです。

高校の先生方、どうかうちの卒業生をさらに大きく育ててやってください❗

よろしくお願いいたします☺️

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