幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。 日々の塾での出来事を綴ります。

whyとhow

2021年08月17日 23時41分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
「うーん、whyとhowが足りないね…」
夏期講習のはじめの頃、こんな言葉のやり取りを受験生である3年生としていました。
夏期講習に入ってから3年生の皆さんには受験に向けた学習のしかたの話をしてきましたが、この「whyとhow」もそのうちの1つです。



定期テストでの勉強に慣れてしまうと、忘れてしまうことの1つに、この「whyとhow」があります。
この2つは、本来であれば勉強で一番大切なことの1つです。
「なぜ、このような答えになるのか」
「どうしたら、この答えなたどり着けるのか」
そう考えることは、学習する人にとって、最も基本中の基本だともいえます。

ところが、定期テストでは、事前に配られているワークなどから出るということがわかっているので、こういったwhyやhowをすっ飛ばして暗記に走ってしまいます。
なぜなのかや、どうしてなのかよりも、暗記できるかどうかの勝負になってしまうのです。

もちろん覚えることは必要で大切なことです。
でも、定期テストの勉強で、多くの人は「なぜなのか」や「どうしてなのか」をすっ飛ばして暗記してしまうので、弊害も起こります。
それは、テストでそのまま出てくれば良い点数が取れるものの、それを応用されたり、別な形で出題されると太刀打ちできなくなってしまうことが多いという弊害です。

定期テストでは、なぜやどうしてをすっ飛ばしてでも、暗記をしてしまえば良い点数が取れるので、それを"勉強"だと勘違いしてしまう人も出てきます。
もちろん暗記は大切です。
でも本当の勉強とは「覚えたことをどれだけ活用できるか」であり、暗記はそのための1つのステップに過ぎません。

この勉強法は、中間期末では良い点数が取れるけれども、実力テストになると伸び悩むというタイプの生徒さんに多く見られます。
今までは「勉強」すなわち「覚えること」という感覚でやってきて上手くいってたものの、実力テストになると「覚えていないこと」が多く出てくるという感覚になり、苦戦してしまう人が多いようです。

このタイプの生徒さんは、「覚えていないこと」=「できない」と決めつけてしまっています。本当は今までに学んだことを応用すればできるのですが、知らないことはできないこととして処理してしまうので、実力テストになると点数が伸び悩んでしまうのです。

夏期講習での課題の1つに、このタイプの生徒さんの意識を変えていくことがあります。
何でもかんでも覚えようとするのではなく、今まで覚えてきたものをうまく活用できないか、そういう視点を持たせることを意識して授業を行っていきます。



冒頭の「whyとhow」の話はこの流れの中で出てくるもので、暗記だけで乗り越えてきた生徒さんに、「なぜ、どのようにして」という視点を持たせるためにお話することの1つです。

こういったタイプの生徒さんは、とても真面目にコツコツと取り組むタイプが多いと思います。言われたことはきちんとやる、そんな真面目さが光るタイプです。
ゆえに、やれと言われたことはできるものの、自由にしていいよと言われると途端に弱くなり、右往左往してしまうタイプでもあリます。

でも、もともとはコツコツと積み上げる努力家のタイプですから、視点の持ち方さえ広がれば、伸びていくポテンシャルは大いにあると言えます。

女子に多いこのタイプの生徒さん、今までのコツコツとモノを覚えるという力に、この「whyとhow」の視点を入れて、更に伸びていってもらえたらと思います。

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