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さて、この入試にどう立ち向かうべきか?ーその1

4/27、今春の公立入試学力検査の平均点が発表されました。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2017/0427-06.html


まずはその概要ですが、学力検査問題(通常の問題)の平均点は、以下の通りでした。 
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◆学力検査問題( )は28年度
 □国語53.3点(57.9点)
 □社会60.6点(63.7点)
 □数学44.4点(51.1点)
 □理科48.5点(39.2点)
 □英語52.0点(57.4点)
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20校が導入した学校選択問題(難易度の高い問題、英数のみ)の平均点は以下の通りでした。
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◆学校選択問題(今回初実施)
 □数学43.2点
 □英語71.9点
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さて、これをどう見るかというところですが、塾によってあるいは立場によっていろんな解釈ができるのではないかなと思いますが、学力検査問題も学校選択問題も数学は予想通りかなり低めに出たかなというのは共通していえることだと思います。

特に学校選択問題のほうはかなり苦戦したようで、実際に受験した生徒さんに聞いてみると、偏差値65クラスの学校でも30点台がかなりいて、それでも合格しているという結果が出ています。

また、同じように偏差値65ぐらいの学校選択問題導入校では、数学15点でも合格した人もいるという話を聞いています。

もちろん、入試は数学だけでなく5教科の合計で決まるので、仮に数学が15点でも、ほかが良ければ合格する可能性は十分にあります。だから、数学だけで議論するのはなじまないのも事実ですが、それにしても難しい、そんな印象が残る試験だったと思います。

反面、学校選択問題の英語は、平均が70点を越えるという結果になっています。学校選択問題実施校を受験する生徒さん達のレベルになると、英検の準2級を持っている人がかなりいます。(内申点に加算になることも影響していると思います)

また帰国子女や、英語だけはめちゃくちゃ得意という生徒さんが少なくとも数学よりは多くいるように感じますので、英語は逆に高止まりとなり勝負がつきにくかったのかな、と感じます。

逆をいえば、学校選択問題実施校を受験する生徒さんは、英語ができないのは致命的、数学が得意であればかなり有利と、安易ではありますが、そんなことがいえるのかなとも思います。

その2へ続く

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