幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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付属校のメリットを考える ~卒業生から聞いた話

2015年11月11日 17時51分33秒 | 受験・学校
先日、國學院栃木高校に進学した卒業生2人が、塾に遊びに来てくれました。
そのときの話は、先日ツイッターでもお話しをしたのですが、
今回はそのときの話を再構成してお伝えしたいと思います。

前回2人が遊びに来てくれたのは、高3になったばかりの頃の
今年の初めごろですので、約半年ぶり、まずは元気そうで何よりでした。

前回に遊びに来た時に、2人とも運動部で、しかも強化部に入っているとのことで、
「部活が毎日のようにあって大変!」という話をしていました。
しかも、高3の冬まで部活があるということなので、進路のこともちょっと心配をしていました。

そんなこともあって、今回2人に進路のことを尋ねてみたら、
國學院大學への内部推薦で、2人ともすでに進路が進路が決まっているとのことでした。
2人の中学校のときの成績を知る私からすると、それはとても嬉しい話、
2人ともよく頑張ったんだなぁと感心してしまいました。

よく付属校のメリットがいわれますが、
この2人もそのメリットを生かした形での進学になったと思います。
國學院大學といえば、中堅上位に位置する大学ですから、
外部から一般入試で合格していくのは、なかなか難しいと思います。

2人とも中3の時の成績は、国栃に単願で入れるかどうかというレベルでしたが、
そこからしっかりと頑張って、國學院大學への進学を決められたことは、
私にとっては、失礼な言い方かもしれませんが「え?あの2人が?」という感じです。

もちろん、国栃に入ったからというだけで、國學院大學へ行けたわけではありません。
高校に入ってからのしっかりとした努力、これが2人の話からかなり見えてきました。

先ほども記したとおり、2人とも運動部のしかも強化部に入っていましたが、
クラスで5位は下らない成績を維持していたそうです。
部活でも勉強は手を抜いてはいけないという雰囲気があったそうで、
同じ部活の先輩などや同級生が頑張って勉強していたのをみて、
焦ったというふうに言っていました。
よく言われる「部活が忙しいから…」という雰囲気にならないところが、
どうやらこの学校の良いところのようです。

私は
「周りが勉強する雰囲気だった」
この言葉が、やはり印象に残ります。
その雰囲気をしっかりと生かして、定期テストでもよい結果を修め、
部活も3年間一生懸命に頑張り、その上での内部進学での大学合格、
なかなかステキな高校生活だったのではないかと思います。

これが他の学校に進学をしていたら、
また違う結果になっていたのではないかと思います。

一般入試で大学に入ろうとすると、
定期テストでの頑張りと、大学受験のための勉強、
これが別になってくるので、両立が難しい側面があります。

その点、國學院栃木から國學院大學へは、定期テストの結果をふまえて
進学がきまるので、逆に言えば、定期テストにしっかりと集中すればよい
そういう言い方もできると思います。
このあたりが、付属校の大きなメリットの1つといえると思います。

今回の2人は付属校のメリットをしっかり生かしての進学ですが、
そのメリットを生かせるように、ここまでしっかりと自分を鍛え上げたこの2人の生徒さんを、
私はいま、とても誇りに思っています。

大学合格、おめでとうございます!
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