幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

学力向上に向けての取り組み~その1

2009年10月21日 16時11分14秒 | 日記・エッセイ・コラム

 高校受験まであと120日をきり、中学校でも保護者対象の進路説明会がはじまるなど、受験シーズンも本格化して参りました。塾でも皆さんの学力向上を目指すべく、いろいろな取り組みが始まっています。今回は、3年生を対象に9月以降に行なわれた学力向上に向けた取り組みを紹介したいと思います。

==============

国語の特別授業を実施しました(塾内編)

 「国語が苦手」という人が多い今年の3年生を対象に「国語の特別授業」を行ないました。今回は「特別授業」ということもあって、普段の国語の授業とは別に、国語で大切な「見抜く目」を養うための講座も設けてみました。

 「見抜く目」を養う講座では、プロジェクターを使いながらCMや歌の歌詞の解釈を通して、国語において一番大切な「事実をつかむ」といった作業を行ないました。国語でもそうですが、様々に流れてくる、あるいは書いてある情報の中から一番大切なことをつかむ目を養うことは、何よりも重要だと思います。今回はそのような視点から構成した授業を1つ取り入れて見ました。Img_4471 Img_4475

 そして、その後は、昨年の北辰テストの過去問を用いながら実際に問題を解いてゆき、特に選択肢での解答の際に気をつけることについてお話をさせていただきました。選択肢の解答では国語のみならず「根拠をもって解答すること」が一番大切です。「何となく…」「直感で…」といった解答から「根拠を持った解答へ」その転換が図れるかがどうかが得点率を高める上でも重要になってくると思います。

 やってすぐに効果が出ないのも国語という教科の特徴ですが、漢字など覚えれば比較的得点しやすい部分をまずはしっかりと固めて、次のステップへ進んでほしいと思います。

国語の特別授業を実施しました(開智高校編)

 塾で特別授業を行なった3日後に、今度は開智高校で行なわれた国語の特別授業「論理エンジンの使用法」に希望の生徒さんとともに、私も一生徒として参加してきました。

 当日は、開智高校のS類の主任の先生による国語の授業が行なわれ、国語の勉強法や、なぜ国語の勉強は難しいのか?などについてのお話がありました。

 一緒に参加した生徒さんたちは熱心にメモを取り、やり方を身につけようと真剣な姿がとても印象的でした。

 私個人としての一番の収穫は、塾の先生の間でも「国語を教えるのは難しい」といわれていますが、なぜ「教えることが難しいのか」がはっきりとした点です。そこで得たことは、これからの国語の指導に生かしていきたいと思います。

 こうやって他の先生の授業を聞くことは、私にとっても大いに刺激になります。自分のやり方が正しいのかどうか、もっといい方法はないのかなどを考えるきっかけになります。自分自身で努力することも大切ですが、人から教わることの大切さを改めて実感しました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事