幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

顔の見える学校

2016年05月26日 23時19分41秒 | 日記・エッセイ・コラム
本日は佐野日大の入試報告会に参加してきました。
今月の後半に入ってから、かなり入試報告会や説明会も増えてきました。
来月が報告会・説明会の第1次ピーク、いろんな学校の説明をしっかりと聞いて、
今年も生徒さんの進路指導がしっかりとできるようにしていきたいです。

ところで、私は説明会や報告会のときに必ずすることがあります。
それは「校長先生の話を聞くこと」
「なんだ、当たり前のことか」と思われがちですが、やっぱり重要なことだと思います。
学校のトップが何を考えて学校を運営しているのかを知ることは、
生徒さんに学校を紹介する上でも、とても重要だと思うからです。

そして、できれば校長先生と直接お話をさせていただいて、
学校についていろいろとお話を聞き、学校の目指す方向や課題、
今後の取り組みなどについて、聞くようにしています。

校長先生に直接話を聞く、または伝えることができることで、
その学校のことがさらに詳しく聞ける、そして生徒さんにも紹介しやすくなっていく、
そのように思います。

校長先生をはじめ、入試の担当の先生や教科の担当の先生などの顔が見えることで、
生徒さんを送り出す塾側も安心して送り出すことができる、そのように思います。

一昔前までは、塾も学校も「いい教育をしていれば、自然と人は集まる」
そういう考え方がありました。また、実際にそうだったと思います。
ところが、情報化社会が浸透してくると、
本当にいい教育をしていても、溢れる情報の中に埋もれてしまう、
そんなことも頻繁におこるようになってきたのではないかと思います。

だからこそ、情報を発信することが大切なのですが、
高校側からすると、こういった報告会や説明会での発信が、
生徒募集にも大きな影響を与えるようになってきている、そのように思います。

そうした情報発信の場である説明会や報告会で、校長先生自らが学校について語る、
この学校も目指すところ、この学校の取り組み、この学校の課題、、、、
トップが自ら語ることの効果は大きいと思います。

残念ながら公立高校はその機会を逃してしまっていることが多いように思います。
少なくとも塾側には、一部の高校をのぞき、
どんな校長先生がいて、どんなことを考えていて、どんな取り組みをしているのかが
なかなか伝わってこないという状況で、なんだか寂しい状況です。

学校での取り組みを伝える、取り組んでいる人の顔がみえるということ、
安心して高校を選ぶさいの、一つの大切な基準になりつつあるのではないかと思います。
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