ちょうど1週間前、当塾では今年度第1回目の高校入試ガイダンスを行いました。
⬆二極化の例として、今回は東京都の内申点の分布を参考にお話をしました
⬆5分前にこれだけのみなさんが集まってくれたことが単純に嬉しかったです
その後、生徒さんに感想を聞いてみると、印象に残ったところは人それぞれですが、多くの生徒さんが共通してあげたのが「二極化」についてでした。
人気のある学校とそうでない学校の差
情報を持つ人とそうでないしとの差
そして、
成績が良い人と頑張らなくてはならない人の差
そのあたりを二極化の例として上げたのですが、
具体的だったらからか身近だったからか、
印象に残ったという人が多かったように思います。
⬆二極化の例として、今回は東京都の内申点の分布を参考にお話をしました
ただこの二極化も、始まりはごくごく単純なことから始まるような気がします。
ちょっとした気持ちの差、行動の差、
それらが積み重なって、ゆくゆくは取り返しのつかない大きな差になってしまうように感じます、
その点で単純に嬉しかったのは、
このガイダンスのときの皆さんの様子です。
1つは、開始5分前には全員が揃っていたこと
もう1つは、例年よりメモを取ってくれている生徒さんが多かったことです。
「なんだ、そんなことかあ」
と思われるかもしれませんが、この差はのちに大きな差になってくると思っています。
⬆5分前にこれだけのみなさんが集まってくれたことが単純に嬉しかったです
もちろん、何らかの都合でギリギリになったり、聞き逃したりしてうまくメモを取れなかったという人もいると思います。
ただ、5分前には全員が揃う、メモを取ろうとする気持ちがある、それだけで単純に私は嬉しかったし、皆さんのこれからの成長を予感できたように思います。
私もときどき渋滞に巻き込まれて、学校説明会に遅れてしまうことがあるので、人のことは言えませんが、
余裕を持って会場について準備をしておく、
それだけでも、受け入れられる話の質や量は変わってくるように思います。
また、メモを取ることで忘れること防止にもなりますが、
目と耳と手とを同時に使うことで、単純に頭の回転も早くなるような気がします。
⬆しっかりとメモを取りながら聞いてくれました
そういったことの積み重ねの差がその人の性格や学力を作り、
そして、情報化ICT化で便利になった分、そうでない人との差が大きくなっている、そんな気がします。
便利になればなるほど、その道具を使う人によってその差はより顕著になるように思います。
車は早く走れるようになり、メモができる便利な道具がたくさんあります。
だからこそ、ちょっとした意識の差が大きな差になってきています。
「5分前に来る、メモを取る」
そんな当たり前のことをしっかりとできていた皆さんを見て、単純に嬉しかったのと同時に、さらにそれを徹底して行くことで、皆さんと一緒に二極化を乗り越えていきたいと思います。