幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

まずは自分を信じること

2015年08月22日 22時18分18秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日の理社国授業で、こんな一説を紹介しました。
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脳は入力された情報を処理するときに「仮説立証型」といって、「できると確信する」と、獲得した情報の中から効率的に解答をを引き出そうと認知情報を処理する部位がフルに動きます。その結果として「できるんだ!」と確信したことは、必ずできるようになるのです。
反対にできないと思ったとき、脳はできない理由だけを求めるようになります。サヤカさん(この物語の主人公の一人)は、いつもどちらの考えでやっていますか。もし、「できるかな…」などと思いながらやっていたのであれば、、今の瞬間から変えましょう。

引用以上
女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法 p.56
美達大和・山村サヤカ&ヒロキ・著 
プレジデント社 2013年

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今まで大勢の生徒さんを見てきて思うことは、
伸びていく人は、この「自分にならできる!」という
思考の仕方を身につけている人だったように思います。

勉強をするときに「こんなのできないよ」と思って勉強するか、
やればきっとできる!」と思って勉強するか、
些細なことですが、その差は大きいように思います。、

「人は自分がイメージした通りの自分になる」
という言葉を聞いたことがあります。
ここまでは言い切れなくとも、
自分を信じなかったり、自分のやっていることを疑ったりして
学びを続けていっても、やはり成果は出にくい、そのように思います。

口に出して言うかどうかは別として、心のどこかで「できる」と信じてみること、
そして、いま自分がやっていることは、いつか成果として出てくと信じること、
それは勉強においてもそれ以外の場面でも、
重要なことではないかと思います。

現実的には、なかなかいい結果が出なくて落ち込むこともあると思います。
ただ、今は結果として出なくても、次こそ結果として出るかもしれない、
そう信じて頑張ることが、実際によい結果を引き寄せていくように思います。

ところで…
夏休みも後半に入り、皆さんはどのようなことを思いながら勉強をしているのでしょうか?

長い時間、勉強したとしても、
その大半がマイナス思考で埋め尽くされた時間であったり、
どんなに効率のよい学習をしても、その大半が
「やだなぁ…」と思いながらの学習だったりすると、
やはり、良い結果は出にくいのではないかと思います。

そうはいっても、自分に自信を持つのは難しい、
そういう人もたくさんいると思います。
大きな出来事をクリアして自信を持つことは、とてもよいことですが、
毎日毎日の少しずつの自信の積み重ねほど、大切なものもありません。

仮に予定通りできなくても「忙しい中、ここまではできたから良し」とか
「時間がかかったけれど、ここはきちんと理解できたから良し」とか
「できないところもあったけれど、ここは先生に褒められたから良し」など
自分に自信や勇気付けをできる出来事は、たくさんあると思います。

人は悪いところばかりに目を向けがちですが、
良いところもたくさんあるはず。
直すべきところは謙虚に直しながらも、
今日得ることのできた自信や、自分ならでは良いところを探し、
大きな一歩を踏み出すための自信をつけていってほしいと思います。





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