昨日は高校入試ガイダンスにお越しいただき、ありがとうございました。
今回は入試についてのトピックスと、これからの勉強法についてお話をさせていただきました。
ご清聴いただき、ありがとうございました。
さて、今回はこのガイダンスの最後に、大変に僭越ながら、お父様お母様に向けてもお話をさせていただきました。
テストなどで結果が出たときに、成果が出なかったことをを叱るのではなく、努力をしていないことを叱ってほしい、そんなお話をしたと思います。
成果が出ていないときのお父様お母様のお気持ちも、とてもよくわかります。
入試に向けて大丈夫なのか、
やり方はあっているのか、
そういった不安を抱かれてしまう、そのこともよく承知しているつもりです。
ただ学習においては、目標に向かって努力をしていても、なかなか成果が出ないときがあります。
勉強とは得てしてそのようなものて、毎日練習したからといって、必ず勝てるわけではないのはスポーツでも同じです。
だからもし、お子さんが頑張っているようであれば、アドバイスなどはもちろんしてあげて欲しいのです。
決して結果を攻めたり突き放したりせずに、「信じて待ってあげて欲しい」そのように思います。
ただ、やるべきことをやっていない場合は別です。
まずは努力をしなくては何も始まりませんから、行動をしていないことに対しては、しっかりと叱ってあげることは必要だと思います。
学習も始めなくては結果はのぞめません。
それは、お金持ちになりたかったら、少なくとも宝くじを買いに行くという行動が必要なのと同じです。
行動もせずに夢ばかり見ていては、何も叶いません。
夢を語るわりに行動していないとき、そんなときは、ぜひ行動することを促してほしいと思います。
学習の状況は私もつぶさに観察しているつもりではありますが、
塾という限られた場所手の様子しか見られないため、全てがわかるわけではありません。
もし気になることがありましたらば、ご家庭での様子や学校での様子なども合わせてお教えいただくけたらと思います。
そういったことを合わせてお教えいただくことで、次の学習への糸口を探せると思います。
成果が出なかった時に一番辛いのは本人だと思います。
それは本人が十分すぎるほど分かっていると思います。
叱ったり学習法を考えたりは、私達がいたしますので、
ご家庭ではお子さんを信じて寄り添っていただき、アドバイスや励ましをぜひお願いいたします。
「信じて待つ」
お子さんを見守り励まし、ときに叱りながらも信じて待つこと、
ぜひよろしくお願いいたします。