幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

行き着く先は過去問

2017年01月19日 23時12分53秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は大宮で2つのセミナーに参加してきました。
1つ目のセミナーについては、昨日のブログで紹介をさせていただいたとおりです。
今日はもうひとつのセミナーについて紹介をしたいと思います。

昨日参加したもうひとつのセミナーは、エデュケーショナルネットワークの上野先生による「埼玉入試の分析と予想」をテーマにしたセミナーでした。

上野先生は全国の入試問題について分析をされているようで、その圧倒的な知識や分析量の多さには正直いつも驚かされます。全国の入試傾向と埼玉の入試傾向の同じところ違うところ、全国の入試で一番トレンドな出題形式、そういった全国の問題を研究しているからこそできる様々な分析は、私にとっては「目からうろこ」な部分もたくさんありました。

教科ごとに様々な視点から予想を立てていらっしゃいましたが、結局のところ「過去問を徹底的にやれ!」というのが行き着く先の結論でした。特に英語は出せる単語の数も文法の種類も決まっているからこそ、あるやり方でやっていくことでまだまだ伸ばすことができる、そういった力強い言葉をいただいたのが印象的でした。

以前に当塾のガイダンスでご講演をいただいたUPテスト理事長の梅野先生も「全ては過去問に始まり過去問に終わる」というお話しをされていました。また梅野先生は、「過去問はすなわち予想問題」ともおっしゃっていましたが、それと上野先生が言う「行き着く先は過去問」は結局は同じ結論だと思います。そしてその理由も、詳しくはここには書きませんが、まずもって全く同じと言ってよいと思います。

本当に入試を研究しているお二人が同じ結論に至るということは、過去問をしっかりとやるということがいかに大切かということを示していると思います。ただし、過去問のやり方には一工夫が必要で、過去問をただの問題集として解いてもその効果はあまり期待できないと思います。梅野先生と上野先生に聞いたやり方をミックスして、さらに当塾の生徒さんの傾向に合わせたアレンジも加えて、生徒の皆さんには過去問をつかった学習法を伝えていこうと思います。あと1ヶ月の学習を、生徒の皆さんにはぜひこのやり方で過去問を徹底的に活用し、残りの1ヶ月を充実したものにしてほしいと思います。

高校入試は、ほとんどの皆さんにとって初めての体験だと思います。初めてだからこそわかることもありますが、初めてがゆえに分からないこと、気づかないこと、見逃していることもたくさんあると思います。だからこそ、その道のプロが提案することをしっかりと受け止めて活用するという姿勢が大切なのだろうと思います。

もちろん受け止めた上で活用するかどうかは個人の判断です。どの提案を受け取るかも個人の判断です。でも、そういった提案を始めから受け取らないという姿勢は、やはりあとで後悔を招くような気がします。

入試については、プロであるお二人がほぼ同じような結論をおっしゃっていますが、それを活用しない手はないと思います。「過去に出た問題なんてやって何になる?」というのは、残念ながら素人的発想です。温故知新という言葉があるとおり、以前にあったもの(入試においては過去問ですよね)から学んでいくという姿勢、それを大切にしてほしいと思います。
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