幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
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一流はいつでも一流

2016年06月27日 22時46分12秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、教育開発出版が主催する「開示点分析セミナー」に参加してきました。
本年度の入試に関するさまざまなデーターを集めて、そこから合否の決定にどんな影響があるのかを分析するセミナーですが、今回もいろいろと気づかされることがありました。

じつにいろんな話を聞きましたので、全てをここに記すわけにはいきませんが、今回は特に印象に残ったことを1つだけお話をさせていただきたいと思います。

それは「一流はいつでも一流なんだな」ということです。

テストの結果が返ってくるときによく聞く話として「平均点が下がったから、自分の点数も下がった」というのがあります。でも、これを言っているようでは、やはり二流。そんなことを今回のセミナーで気づかされました。

今年度は社会の平均点が大幅に上がり、理科の平均点が大幅に下がりました。
しかし、最上位層(偏差値66以上)は、平均点が下がっていても安定して得点ができているのです。
つまり、平均点は関係ないということです。
平均点がどうであれ、最上位の人はしっかりと得点できる、それだけの力を持っているということです。言い換えれば、だからこそ最上位にいられるのだと思います。

しかし、その下のゾーンになってくると、だんだんと平均点と得点が連動するようになってきます。平均点が下がると得点も連動して下がってしまう傾向にあります。
そうすると、平均が高いときはいい点数が取れますが、平均が低いと得点も低い、つまり周りに流される結果になるといえます。

これだけを見ても分かるように、一流と二流の差は明らかなんだなと思いました。

一流はどんな事態がきても一流を維持できるだけの努力をしている。
二流は、周りに合わせた努力になるので、結果、周りと連動した結果しか出せない。
このあたりに一流と二流の差があるように思えます。

これらのことが今日のセミナーで資料的には明らかになりました。

そして、このことは勉強に限ったことではないとも思います。

一流は良い意味で芯をしっかりともち、自分のことを大切に生きているともいえると思います。だからといって頑ななわけではなく、芯は持ちつつも柔軟いに対応する、そういった人たちのようにも思えます。

対して二流は、常に周り影響され流されてしまう、そんな人たちになのかもしれません。芯がないので周りに流されてしまう、周りに影響を受けてしまう、そんな人たちなのかなとも思います。自分のことよりも、他人との係わり合いを大切にしてしまい、自分を見失ってしまうこともある、そんなふうにもいえるのかなと思います。

成績的に一流な人たちの行動や思考を見てみると、いろんなヒントを得られるように思います。いい意味での“自分中心”。それが一流たるゆえんなのかもしれませんね。
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