人は一人でも生きていけなくはないと思いますが、
友達と呼べる人がいれば、より豊かに生きられる。
これは、「学ぶ」ということでも同じだと私は思っています。
さらに言えば、勉強に関しては「友達」ではなく「仲間」を作って欲しいと思っています。
では、「仲間」とは何か。
いろいろな定義があると思いますが、私は仲間とは、「何か1つの目標に向かって、共に戦う人たち」だと思っています。
先日放送されたドラマ「ドラゴン桜」の中でも言われていた仲間の大切さ。
もちろん受験は最後は個人での戦い。
そして、一人ででもできなくはない。
でも、仲間と呼べる存在がいることが、自分を高めてくれる、
これは間違いない、そのように思います。
当塾では、定期テストの前に「勉強会」を実施しています。
この勉強会にはいくつかの意図があります。
その1つがこの「仲間と学ぶ」ということです。
勉強は一人ででもできます。
しかし、あえてみんなで学ぶ場を作ること、それによって得られる効果もたくさんあると思います。
勉強会はそんな意図で行っています。
生徒のみなさんが、どこまでそれを察して勉強会を利用してくれているかはわかりません。
単純に勉強する機会だととらえているだけかもしれませんし、
家だと勉強できないから塾へ行こう、
テスト前だから仕方無しに行っている、
そういう生徒さんもいるかもしれません。
でも、私はそれでいいと思います。
そうやってでも足を運んでもらうこと、
そうすることによって、
少しずつでも勉強会の本来の意味に気づいてもらえたらと思っています。
学び合う仲間がいる、それはとても大切なことだと思います。
ただ口を酸っぱくして「勉強しろ」というだけでなく、
ともに学ぶということが当たり前になるような環境を作っていくこと、
それもまた私達の役割だと思います。