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そばにいつだって、誰かいる

お彼岸を過ぎて、まもなく10月になります。
10月といえば年度の後半ですが、この頃になると、
受験生の皆さんもいよいよあわただしくなってきます。

10月といえば、
北辰テスト・UPテストなどの受験関連の模試をはじめ、
中間テストも控えています。
また、英検や漢検などの検定試験もありますし、
進路を決めていくための行事もかなり多く予定されていて、
空いている土日がほとんどない状態になると思います。

もちろん、塾もフル稼働。
毎年のことで慣れているとはいえ、
一年のうちで一番大変な月の1つだと間違いなくいえると思います。

そして、、、、
そんなときはどうしても余力がなくて、
いろんなことにイライラしたりしがちになります。

いままで気にならなかった些細なことも、
友達や家族が言った何気ない一言も、
先生がアドバイスのつもりで言った言葉も、
本当は気にする必要のない、
あるいは、善意の気持ちから発せられた言葉にさえも
イラついたり、傷ついたり、落ち込んだりすることがあると思います。

この時期は些細な行き違いから人間関係がこじれたり、
些細な一言を気にするあまり落ち込んでしまったり、
思い込みや勘違いで傷ついていたり、、、
そんな人を私もこれまでたくさん見てきました。

それに輪をかけて、
成績が思うように上がらなかったり、
勉強の課題がうまく消化できなかったり、
そんなこともあると、余計に辛くなってきてしまいます。

そんなときに、それに耐えられるだけの精神力があればよいのですが、
人間、そんなに強くはないことが多いように思います。

そんなときは、
友達や家族など、信頼のおける人に話を聞いてもらう、
それだけでもだいぶ気持ちが軽くなってくるのではないかと思います。

自分の中で溜め込んでしまうと、それが“発酵”して、
余計に良くない気持ちになってしまうことがあるように思います。
そういうときには、溜め込まずに話を聞いてもらえる友達や家族がいれば、
話を聞いてもらう、それが何よりも大切なことなのかなと思います。

もしうまく話すことができる相手がいないのなら、、、

塾に来てくれれば、いつでも話を聞きますよ。
辛いことも、悲しいことも、うれしいことも、楽しいことも、
皆さんのいろんな気持ちを受け止める、
それだけしかできませんが、それでもよければ、
いつでも待っていたいと思います。

私も中学生の頃にはいろんな悩み事がありました。
それを救ってくれたのは、当時の担任の先生でした。
私は、大人に救われたようなものなので、
今の私の立場で困っている生徒さんがいたら、
あの日、私の話を聞いてくれた先生と同じように
皆さんの話を聞いてあげたいなと思っています。


いよいよ始まる受験のとき。
未知の体験をすることになる皆さんにとっては、
わくわくする楽しさもあると思いますが、
もしかしたら、不安や怖さもあるのではないかと思います。

そんなときは、それをすでに経験した人に、
それをどうやって乗り越えてきたかを聞いてみると、
きっと皆さんの中にもヒントとなる言葉が残るのではないかと思います。

先生は、名の通り“先に生きた人”です。
皆さんより一足先に体験した色々な経験に基づいて、
皆さんの不安や怖さ、悩みや聞いてほしいことを
しっかりと受け止めていけたらと思います。

そう「そばにいつだって誰かいる」、私はそう思います。
皆さんは決して一人ではありません。
困ったときは、私も含めて、周りの人に声をかけて、
みんなで一緒に乗り越えていきましょう。

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記事のタイトル「そばにいつだって、誰かいる」は、
乃木坂46の「悲しみの忘れ方」の歌詞より拝借しました。
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