人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

老いて学べば、即ち死して朽ちず

2020-06-06 11:32:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

コロナは、まだまだ収束してないが、やっと1学期が始まります。


今年度の学びを始めるにあたって幕末の時代に活躍した儒学者、佐藤一斎の言葉を紹介します。



少くして学べば、即ち壮にして為すことあり。


壮にして学べば、即ち老いて衰えず。


老いて学べば、即ち死して朽ちず。



いわゆる「三学戒」と呼ばれる戒めです。


人は幼少の頃に学ぶ楽しさが身につけば、大人になった時、社会の役に立つ人物となる。


三十歳を過ぎて学ぶ意欲が心の底から湧き出せば、中高年と言われる年代こそ日々の人生が充実し、周囲を明るくするものだ。


七十代、八十代で学ぶ人は、今までの人生経験に輝きが増し、後生の人々に大きな目標・理想の炎を燃やし続けさせる人物となる。


という生涯学習の重要性を説いたことばです。


いつになっても学ぶことの大切さや喜びを胸に


仲間とともに楽しい日々を過ごしていきたいものです。