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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去のノートから…
 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

岡徳楼

2015-09-22 00:00:00 | STRUCTURE-構造物残影-

(和歌山市新和歌浦 2003年3月29日)
 大正4年(1915)創業の旅館である。初代女将は、地元出身の作家である有吉佐和子の小説「有田川」の主人公のモデルとされ、有吉佐和子も執筆のためこの旅館を利用していたという。大阪万博目前の昭和40年代に入ると両隣の旅館もりや・四海亭を買い取り、順次RC7階に建て替えホテル化した。然し昭和50年代に入ると和歌浦全体の観光客が激減し、周辺の宿泊施設の廃業が始まった。この岡徳楼は和歌浦での知名度から持ち堪えてきたが、平成7年、阪神大震災による宿泊キャンセルで収益が悪化し、間もなく倒産した。

(関連記事:和歌浦 北村荘 寿司由楼

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