(愛知県知立市来迎寺町古城 2005年11月20日)
来迎寺は承平元年(931)宇治平等院の来迎寺法師が開山したものという。また同時期には寺に隣接して八橋葦香城の村上氏によって今崎城が築城され、村上兼房が寺社奉行を勤めた。後に斎藤氏の城となり、永禄三年(1560)今川氏に攻められ落城した。その際に討ち死にした武士を葬る「さむらい塚」(古城塚)が東側に残り、明治時代中頃と昭和元年に合わせて六十貫(240kg)の古銭が出土している。元和九年(1623)衰退した来迎寺は臨済宗として再興されている。
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