横濱路地裏研究会

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「カラヴァッジョ展」と上野の国立西洋美術館。

2016-06-01 | 芸術
今年は日伊修好通商条約締結後150周年の年。ボッティチェリやダ・ヴィンチなどのイタリア絵画展が目白押しですが、来週は混雑が予想される、閉幕間近い(6月12日まで)「カラヴァッジョ展」を、世界遺産認定を待つ上野の国立西洋美術館(写真下)で鑑賞してきました。いろいろ問題のあるカラバッジョ(1571~1610年)ですが、西洋美術史上最も偉大な芸術家のひとりといわれ、イタリアが誇る大画家。会場に入ると、いきなり照明に浮かんだ「女占い師」(1597年頃)。背景を無くした簡潔な画面から、指輪を抜き取るようすが強調されています。今回の目玉は2年前に発見され、世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」(1606年=写真上)。表情のインパクトが強烈!。本展はカラヴァッジョの傑作11点と、その画法を継承した”カラヴァッジェスキ”の絵画を含め、50数点が展示されていました。カラヴァッジェスキのひとり、”蝋燭の画家”ラ・トゥールの「煙草を吸う男」(1646年)が鑑賞できたのもラッキーでした。今回の下からのボックス照明が、一段と絵画の色彩を引き立てていたように感じました。
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2 Comments

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カラヴァッジョ展 (dezire)
2016-06-03 08:24:56
こんにちは。
私もカラヴァッジョ展を見てきましたので、楽しくブログを拝見しました。『エマオの晩餐』の闇を切り裂くような光の表現、『ナルシス』の刹那的に美しく表現、死の間際のマグダラのマリアが神と一体感になった法悦に浸っていることを見事に表現した『法悦のマグダラのマリア』など、心に強い衝撃を与える作品の数々に圧倒されました。

今回のカラヴァッジョ展からカラヴァッジョの絵画の魅力と美術史を塗り替えたかを、カラヴァッジョの生涯も含めて考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。



興味尽きない西洋美術。 (路地裏太郎)
2016-06-04 10:33:46
ありがとうございます。貴プログを拝見させていただきました。凄い!。たいへん参考になりました。これからもよろしくお願いします。

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