新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

コシアカツバメの不思議な行動

2016-09-11 05:52:19 | ツバメ科
コシアカツバメ Hirundo daurica 英名・Red-rumped Swallow

 記事は飛ばして,写真だけ見てください.このようなコシアカツバメは,ほとんどお目にかかれません.

 コシアカツバメの撮影中に不思議な行動を観察しました.コシアカツバメが「ジュビッ・ジュビッ」と鳴きながら,木製の扉に貼り付くようにとまっていたのです.通りかかる人を警戒するものの,遠くには飛び去らず,すぐに戻ってきます.はじめは,休息かと思ったのですがどうも違うようです.コシアカツバメは,扉にとまるとき嘴に餌をくわえており,飛び立つときはその餌がなくなっていたのです.頻繁にとまる扉の部分には板の隙間があり,その隙間に嘴を差し込もうとする様子も見られました.

 同行したTさんと色々と考えてみました.その結論は,「扉の向こうにコシアカツバメのヒナがおり,親鳥が隙間から給仕している可能性が高い」というものでした.

 コシアカツバメの親鳥は,この板の隙間からヒナに給餌できることをどのようにして知ったのでしょうか? もしかしたら,コシアカツバメの徳利形の巣にヒントがあるかもしれません.親鳥が巣の入り口にとまって巣の奥のヒナに給餌する,そのような習性が応用されたのでしょうか.それにしても,親鳥のヒナに給餌しようという欲求は本当に強いものです.

 ここまで書いて,ひとつの疑問がわいてきました.扉の向こうにいるヒナは飛べるのではないか.飛べるのなら,なぜ扉が開かれたときに外に飛び出さないのかということです.考えられるのは,カラスなどの外敵を避けてあえて外に出ないということですが,果たしてそうなのでしょうか? 

 コシアカツバメの不思議な行動を観察してから,大分時間が過ぎました.色々と考えているうちに今日に至ったのでした.そして,考えたことの半分も書くことができませんでした.  

コシアカツバメ
撮影日時 2016.08.23 撮影場所 新潟県長岡市


コシアカツバメ
撮影日時 2016.08.23 撮影場所 新潟県長岡市


コシアカツバメ
撮影日時 2016.08.23 撮影場所 新潟県長岡市


コシアカツバメ
撮影日時 2016.08.23 撮影場所 新潟県長岡市
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