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日本人3人のノーベル物理学賞受賞の陰で小保方晴子博士が博士号剥奪の危機 早稲田大学は責任を取れ!!

2014-10-09 00:02:48 | 報道/ニュース
10月7日、名城大学教授・名古屋大学特別教授 赤 勇氏、名古屋大学教授 天野 浩氏、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授 中村 修二氏に本年のノーベル物理学賞の受賞が決定しました。

その陰で、STAP細胞の是非を巡って渦中にある小保方晴子博士について、10月8日にNHKが以下のように伝えています。
「理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが、早稲田大学に提出した博士論文に複数の不正が認定された問題で、早稲田大学は7日、小保方リーダーがおおむね1年以内に論文を再提出し、博士号にふさわしいものになったと判断されない場合博士号を取り消す決定をしたと発表しました。

小保方リーダーが早稲田大学に提出した博士論文を巡っては、アメリカのNIH=国立衛生研究所のホームページの文章とほぼ同じものが全体の5分の1に当たるおよそ20ページにわたって見つかるなど文章や画像を盗用した疑いが複数、指摘されました。
これを受け、大学の調査委員会はことし7月、「誤って下書き段階の論文を提出した」なとどする小保方リーダーの主張を認めたうえで、完成した論文にも不正が6か所あったと認定しましたが、博士号の取り消しには当たらないと判断していました。

これについて7日会見した早稲田大学は、小保方リーダーが一定の期間内に論文を訂正し再提出しない場合、博士号を取り消す決定をしたと発表しました。
早稲田大学は大学側の論文の指導や審査の過程に重大な不備や欠陥があったとしておおむね1年の猶予期間を設け、この間に小保方リーダーが論文の指導と研究倫理の教育を受けて再提出された論文が、博士号の論文としてふさわしいものと判断された場合には学位を取り消すことなく維持するとしています。
また早稲田大学は、小保方リーダーの論文作成を指導し、論文審査の主査も務めた先進理工学研究科の常田聡教授を停職1か月などの処分にしたほか、鎌田薫総長は管理責任を取り役職手当の20%について5か月分を自主的に返上することにしたということです。

小保方晴子博士を、「理系の才女」として早稲田大学のHPでも、米国留学中の様子などを掲載し、さんざん持ち上げておきながら、不都合が出ると切り捨てる早稲田大学に、そもそも信頼できる「博士号論文」を出せる実力、研究者を育てる環境があるのでしょうか?

筆者としては、この問題は、小保方晴子博士の能力よりも、彼女を育てた早稲田大学の教育力や教育制度、そして博士論文への指導や教育、審査に非常に大きな欠陥や問題が多く存在していることを裏付けていると、厳しく指摘せざるを得ません!!


大学への寄付金や研究費の助成、そして国や地方自治体からの「割り当て金」で成り立っている早稲田大学などの私立大学にとって、学部や学科によっては厳しく高度な内容の講義などが行われているのですが、大学業界では全体として、国公立系大学の「独立行政法人化」でむしろ学生を如何に無事に留年などがなく卒業させるか、修士号や博士号の取得者をいかにたくさん「量産」するかの競争が激化していると聞いています。

早稲田大学は、今回の問題で自分自身の問題と思わず、大学として責任を取るつもりはないようです。
教え子の一人である小保方晴子博士が博士号剥奪の危機に立っているのだ!!
早稲田大学は大学として責任を取れ!!
小保方晴子博士が博士号を維持できるように応援しましょう!!


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ノーベル物理学賞の受賞者が輩出するなど日本が技術開発に力を入れる本当の理由とは?

10月7日、安倍首相は以下のようにコメントを出し、
「名城大学教授・名古屋大学特別教授 赤 勇氏、名古屋大学教授 天野 浩氏、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授 中村 修二氏に本年のノーベル物理学賞の受賞が決定した。
日本人として20人目、21人目、22人目の受賞を、心からお慶び申し上げます。
今回の受賞は、青色発光ダイオードの実現に関する業績が世界で高く評価されたものです。
三氏の御業績に心から敬意を表するとともに、我が国の学術研究の水準の高さと人材こそが日本が世界に誇る最大の資源であることを改めて国内外に示されたことを日本人の一人として誇りに思います。」などと、その偉業を称えた。

ノーベル物理学賞の受賞者が輩出するなど近年は日本人の受賞者が増加している。
日本が技術開発に力を入れる本当の理由とは?

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