ロイターが7月22日未明に次のように伝えました。
『東芝 <6502.T>の不適切会計を調査していた第三者委員会は21日、東京都内で記者会見を開き、上田広一委員長(元東京高検検事長)は「東芝から委嘱された調査範囲は全力で調査した」と述べた。
一方で、調査範囲以外の不適切会計の有無については「調査していない」として、知る立場にないとのスタンスを示した。
東芝が委員会に委託した調査範囲は、インフラ、パソコン、半導体、テレビの4事業で、期間は2009年度から2014年4―12月期まで。委員会では、09年度の前期比較のため08年度まで調べ、累計で1518億円の利益の過大計上を認定した。
会見した上田委員長は、4事業以外の不適切会計や07年度以前の問題については「わかりません」と述べた。
上田委員長は、調査を終えて「日本を代表する企業がこうしたことを組織的にやっていたことに衝撃を受けた」と述べた。問題の要因として「ガバナンス、内部統制、それから役職員の意識が一番の原因だった」とした。
調査報告書では、「不正会計」ではなく、「不適切会計」との表現を使った。これについて上田委員長は「委員会でも議論した」とした上で「会計の間違いや知識の乏しさから許されると思っているものもあった。会計的には不正とみなせなくないものもあるが、全体としては不適切だったと言える」と述べた。』
これでは、社長が何を言っても信用はされません!!
社長が辞任した位で、東芝の企業風土などは変われませんし、誰も信用しません。
筆者の経験でも、一番真似が出来ないものは、技術でも製造工場でもなく、「信頼」と「正しい事を正しいと言える風土」です。
これが、今の東芝に必要なのではないでしょうか??
東芝は、日本の家電や重電機産業だけではなく、防衛産業の一翼を担う企業です。
東芝の不正会計問題で社長に日本の防衛を支える自覚も無いのは情けない!!
日本の防衛を支える企業として、東芝はこの不正経理問題を解決し、間違った会計を許さない会社への変化を徹底的に進めるべきでしょう。
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