２２日の「アッコにおまかせ」でわかること（２）

　２つ目はアメリカの音楽業界の年収だ。ボン・ジョヴィ、イーグルス、ビヨンセはなるほどと思った。しかし、１００億円前後であり、これはもちろん凄い金額だが、いくらマネーゲームのアメリカとはいえ個人（純粋な個人ではなく数名から数十名の個人チーム）で稼げるお金の限界であろう。

　と思っていたらドクター・ドレーなる人物は７００億円を超えていた。これは図抜けて凄い金額である。なぜか？テレビはすぐに謎を解いてくれた。

　Beats Electronicsを設立し、ヘッドフォン「Beats by Dr. Dre」、定額制音楽ストリーミングサービス「Beats Music」、高音質技術「Beats Audio」ブランドを手がけている実業家なのだ。

　これをアップル社に売却した利益と言うことらしい。個人でお金を稼いでいるのではなくチームでお金を稼がないとこんな大金は手に入れることは無理と言うことなのだろう。