ぶらぶら日記

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22日の「アッコにおまかせ」でわかること(3)

2015-03-01 23:10:14 | お金
 しかし、この中国とアメリカの2カ国には、ある共通する落とし穴(と言うか話のおち)があるのだ。つまり格差がめちゃくちゃ増大しているという共通点だ。中国のことは他のメディアで報道されているとおり、説明する必要がない。

 びっくりする話だが、アメリカの音楽業界では、全アーティスト収入の77パーセントがトップ1パーセントの音楽作品で占められてと聞く。 なぜこんなことが起こるのか?

 ちょっと説明しよう。私は音楽が興味があった時は、今思えば少しではあるが、さまざまな音楽の中から自分の好みの楽曲を見つけ出す努力をしていた。まあ努力というのは自己満足?でも少年時代の私は…

 それが災いして同年代の人から変人扱いもされたが!現在は多くの消費者にとって骨の折れる作業なのかもしれない。

 現在はそういうこともなく、楽な方向へ流され、好きな曲やアーティストを探し出す時間と労力を惜しみ、一般的にメジャーなアーティストを何となく受け入れてしまうようになる。つまり大宣伝できる業界にくっついているアーティスト、自分を宣伝できるアーティストが巨万の富を得られるのだ。

 「豊かさは不幸を招く」と言われる典型的な例で、商品が豊富になればなるほど、消費者は選択の悩みが増え、簡単に売っているものを買う傾向がある。売れるものが更に売れるようになると言うことか?