「初鰹 中道往還 突っ走り」
この句は、旧中道町地区の ふるさとかるた の一句です。
この句は、「塩の道」「魚の道」を表現したものと言われています。
駿河(静岡県富士市)から、精進、古関を進み、右左口峠を越えて、盆地中央に至る中道往還は、甲斐と駿河を結ぶ 幹線道であり、右左口往還の宿場として、機能していました。
今なお中心集落を 「宿」 と呼びます。 風情ある景観を残しています。
甲斐と駿河を最短距離で結んでいたこともあって、主に海産物の輸送路として利用され、この峠道を馬の背に揺られ甲府へ運ばれた、アワビの醬油漬けが、今の山梨県の名産品となっている あわびの煮貝だそうです。高級品ですよね
武田氏滅亡後に、徳川家康が往還を通り、天正10年(1582年)甲斐に入国し、
右左口宿着陣した祭に右左口の住人から、手厚いもてなしを受けたことから、家康さんは、住人に諸役免除の朱印状を与えました。以後江戸期を通じ、住民は、朱印状をもとに 往還で駄賃稼ぎ、商売を行いました。 この朱印状は、住人の生活を保障するものとして、「宿」の中央「敬泉寺」に門前の宝蔵庫に大切に保管されています。
県の文化財指定を受けていますが、現在は県立博物館に寄託され、一部が展示されているようです。
興味ある方は、お出かけください。
この句は、旧中道町地区の ふるさとかるた の一句です。
この句は、「塩の道」「魚の道」を表現したものと言われています。
駿河(静岡県富士市)から、精進、古関を進み、右左口峠を越えて、盆地中央に至る中道往還は、甲斐と駿河を結ぶ 幹線道であり、右左口往還の宿場として、機能していました。
今なお中心集落を 「宿」 と呼びます。 風情ある景観を残しています。
甲斐と駿河を最短距離で結んでいたこともあって、主に海産物の輸送路として利用され、この峠道を馬の背に揺られ甲府へ運ばれた、アワビの醬油漬けが、今の山梨県の名産品となっている あわびの煮貝だそうです。高級品ですよね
武田氏滅亡後に、徳川家康が往還を通り、天正10年(1582年)甲斐に入国し、
右左口宿着陣した祭に右左口の住人から、手厚いもてなしを受けたことから、家康さんは、住人に諸役免除の朱印状を与えました。以後江戸期を通じ、住民は、朱印状をもとに 往還で駄賃稼ぎ、商売を行いました。 この朱印状は、住人の生活を保障するものとして、「宿」の中央「敬泉寺」に門前の宝蔵庫に大切に保管されています。
県の文化財指定を受けていますが、現在は県立博物館に寄託され、一部が展示されているようです。
興味ある方は、お出かけください。
goodです
今度は、博物館も見学してみたいと思います。