暴走総理安倍は国会を解散した。
北朝鮮の核・ミサイル問題と野党のスキにつけこんだ解散だったが、安倍の目論見が狂いだした。小池都知事の動きが想定外の展開になってきた。
「希望の党」に民進党が吸収されようとしている。前原代表は、もともと安倍や小池都知事と同じ日本会議国会議員懇談会に所属する右寄りではあったが、まさか一気に解党するとは多くの人は思いもしなかった。
ただし、吸収と言っても民進党のリベラル勢力は小池の判断で希望の党には入れないという。こうしてできあがる希望の党は憲法改悪・戦争法に賛成する右よりの政党であり、第二自民党と言ってもよく権力側には好都合である。日本会議はすでに安倍を見限ったかもしれない。
前原代表にしてみれば、今回の選挙では全く勝ち目がない以上、負け戦の長にはなりたくないし、思いを同じにする小池と新党を作った方が生き残れるという判断であろう。また、共産党との選挙協力をしたくない前原はこれで一石二鳥である。
前原は、民主党政権を崩壊に導いた野田佳彦と同じく敵の内部に送り込まれて内部から崩壊に導く「トロイの木馬」である。