工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都国立近代美術館「日本ファション・不連続の連続」服のアート感が面白い!

2014年05月06日 | Weblog
京都国立近代美術館「日本ファション・不連続の連続」は現代ファッションを先導した三宅一生、山本耀司、川久保玲の作品が展示されて

いて、服と人との新たな関係性の構築を目指すゼロ年代のデザイナーまで、世界に評価される日本のファッションの独自性を、

服や写真、映像などさまざまな表現形式で、展示されている展示会とのことです。

時代の先端を歩むデザイナーの才能を最大限に引き出し、その思想の具現化を支えたのは、日本の〈着る〉文化の伝統だそうです。

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品を中心に構成されていました。

今、日本のデザイナーによる日本ファションは世界から注目されています。

デザイン関係らしい学生が多く来場していました。

体をおおう立体的なデザインを創造していく服は、着る服というよりもアートの感覚で作られていて、興味深かった!

5月11日まで開催されています。


京都国立近代美術館


看板


1階ロビーの中から外の疎水沿いの景色  新緑が美しい


京都国立近代美術館内カフェ  このテラス席には、よく行くのですが雨の日なので行くのはやめました


岡崎にある平安神宮の鳥居


隣にある図書館前の新緑




3週間前には紅しだれ桜が満開だったのに、今は新緑であふれています。
季節の変化の移ろいを感じます。

東山を背景の知恩院、友禅庵は静かで、新緑やツツジが爽や初夏の風景

2014年05月05日 | Weblog
知恩院を拝観した後は、三門横にある、知恩院、友禅庵を散策して帰ることにしました。

フランス人の家族連れが園内にいるだけで、静かな庭園で、東山に映える新緑やつつじの花を楽しみました。

受付の方が鯉の餌を手にして、フランス人の2人の可愛いお嬢さん達にも餌を渡して、鯉の餌やり体験をさせて

いました。 とてもかわいく微笑ましい風景でした。

挨拶したら、「京都に住んでいるのですか? さくらのシーズンはいつなのですか?」などなど質問されました。

東京、京都、をまわり、最後に広島を見学する3週間の日本旅行とのことです。

家族で3週間の休みがとれる、フランス人の生活がうらやましい! 私のさびついた、つたないフランス語での会話で

色々お話を伺いました。パリ近くに住んでいるのだそうです。

楽しそうな温かい家族旅行の様子に、こちらの方も心温まりました!


知恩院、友禅庵 入口
昭和時代に作庭された庭園で、穴場の静かな庭園です!


ツツジが満開です


知恩院 三門が見えます


鹿野苑
南国の景色を枯山水で表現した庭園です


鹿野苑と書いて、「ろくやおん」と読みます。
インドにある仏教四大聖地の一つだそうです




庭園の補陀落池に、高村光雲作の観音菩薩像は建っています。









フランス人の家族 2人の可愛いお嬢さんたち


新緑がみずみずしくさわやかです


静かに庭園が楽しめました





 

知恩院大方丈と方丈庭園が「京都春季非公開文化財特別公開」で公開されています

2014年05月04日 | Weblog
久しぶりに知恩院を訪ねることにしました。

連休中に知恩院大方丈と方丈庭園が「京都春季非公開文化財特別公開」で公開されています。

境内に入るのは、北西側にある黒門から入りました。今御影堂が大修理中で、通常とは様子が違ってみえました。

堂に入るのは、武家門から入り、大方丈の内部を拝観してから、外にある方丈庭園を見ました。

以前来た時は、御影堂の横から方丈庭園に入り、拝観料は必要なかった気がします。

庭園は新緑がさわやかで、池のまわりは深山の趣です。

今、御影堂が大修理中で、完成したあかつきには、また拝観に来たいものです。


看板


案内図


境内イラスト


黒門から境内に入りましょう


北門 階段を上っていきます


大玄関


武家門から入ります


法然上人御堂の内部




知恩院大方丈の案内看板  内部は写真撮影禁止です


大方丈の建物から庭にでます


大方丈の建物


大方丈と奥にある小方丈の建物


方丈庭園














小方丈の建物


小方丈の建物


小方丈の建物の案内看板 今回は内部は拝観出来ません。
小方丈は将軍が上洛されたときに宿泊されたところだそうです。


小方丈の建物と二五菩薩の庭


二五菩薩の庭


新緑がさわやか


権現堂


今御影堂が大修理中です


東山も新緑に覆われています


知恩院三門も特別公開中なので、うえに上ることができます













京都春季非公開文化財特別公開の尊勝寺と得浄明院の特別公開

2014年05月03日 | Weblog
連休中に日頃公開されていない寺などが拝観できる「京都春季非公開文化財特別公開」が開催されています。

インターネットで調べて、今まで拝観していない寺に行ってみましょう!

尊勝寺は、粟田神社の上にあると記載されていましたので、粟田神社に登ってから、受付で聞いてみました。

通常は、青蓮院に行く道の近くから行くのだそうで、「粟田神社から行く道は鍵がかかっています。」ということでしたが

私の足が悪いのを見て、柵の鍵を開けてくださいました。 申し訳ありませんでした。

たしかにその山道を登ると、尊勝寺がありました。

尊勝院は青蓮院の塔頭の寺だそうです。

以前は沢山の建物があったそうですが、明治維新後に、現在地に建物は本堂のみが移されました。

本堂は、内陣は小規模ではありますが、古式で上質の建物極彩色が施されており、桃山時代の趣がよく残されています。

本堂が建つ高台からの見晴らしも素晴らしかったので、登ったかいがありました。

次に、京都新聞の記事に得浄明院のイチハツが記載されていましたので、行ってみました。

この寺の戒壇めぐりは1度体験したことがあります。真っ暗な中を手探りで行く戒壇めぐりは1度経験したらもう十分です。

門から見えるイチハツの花は思ったより少ないので、

拝観料を支払うのはやめて、門から写真のみを撮して帰りました。

平成26年度 京都春季非公開文化財特別公開の文字クリックするとホームページにリンクできます。


粟田神社


境内から見た市内


平安神宮の鳥居や京都市美術館も見えました


小さい本堂 建物は本堂のみです


看板


看板の写真
米地蔵尊と元三大師(がんざんだいし・良源)






尊勝院すぐそばにある粟田山荘 ホテルオークラが経営しています


住宅地にさいていたつつじ


住宅地に咲いていた花  この近辺の住宅地は自然にあふれた環境です


解りにくいので地図が展示されていました


この左の道を上っていきます。看板や地図がこの道に展示されているので、行く道がわかります


知恩院近くの得浄明院の門  周りは華頂大学などがあります


看板


門内に入るには800円の拝観料が必要です


本殿 
戒壇めぐりは1度体験したことがあり、真っ暗な中を行く戒壇めぐりはやりたくないのでイチハツのみ
見ようかと考えました。


イチハツ


イチハツは上御靈神社の半分以下くらいしかないので、外からのみ見て帰りました。


知恩院の塔頭の寺  ほとんどは公開されていません




相国寺の春の特別拝観で方丈、法堂、浴室を拝観

2014年05月02日 | Weblog
相国寺承天閣美術館の 「石踊達哉 展」を見てから、相国寺では春の特別拝観開催されているので

相国寺の方丈、法堂、浴室を拝観してきました。

6月4日まで公開されています。


看板


法堂が新緑ごしに見えます


法堂


法堂の拝観入口


いつも閉まっているのに、特別公開なので開いています。内部は写真撮影は禁止です
天井に描かれたにらみ龍は周囲どこから見てもにらんでいるような龍です。
下から手をたたくと音が反響します。


方丈


方丈から見た勅使門と法堂


廊下にある板戸








浴室


浴室の中にある蒸風呂


浴室の中にある蒸風呂


蒸風呂の内部  お寺にある浴室では、僧は下着姿で入り、身と心を清めるための修行の1つとのことでした



相国寺承天閣美術館 「石踊達哉 展」は 現在の伝統的な花鳥風月の斬新さが素晴らしい

2014年05月01日 | Weblog

相国寺承天閣美術館で「石踊達哉 展」が、平成26年4月5日(土)~平成26年6月8日(日)まで開催されていますので行ってみました。

先日、NHKの番組で、この展覧会の様子が放映されていました。

石踊達哉さんは、日本画家で、現在の伝統的な花鳥風月を斬新に描き、「平成の琳派」と呼ばれている方だそうです

瀬戸内寂聴さんの現代語訳 「源氏物語」の装丁画や、金閣寺方丈の杉戸絵を描いたことでも知られ、

最近では、京都の妙法院の襖絵を奉納し、相国寺派の金閣寺の方丈に杉戸絵、客殿に格天井画を描いてます。

其の1部は展示されており、色や構図などが素晴らしい作品でした。

作品は、第一展示室と第二展示室に分けて40点弱が、展示されていました。

日本画という観念にはとらわれないアートな作品!も多く、現代の日本画なのでしょうか?

デザインという範疇にはいる作品かもしれません!

私の方は「平成の琳派」という感じの作品の方に感銘を受けました。

内容の仔細はこの文字クリックするとホームページにリンクできます


看板




相国寺承天閣美術館前の通路
よく行く美術館でいつも見慣れているのですが、今の新緑の美しい風景は、、新鮮な驚きがありました




ポスター

相国寺承天閣美術館内の庭園も新緑です








廊下から見える庭の新緑