工房八重の部屋

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京都文化博物館「光の賛歌印象派展」は陽光きらめく水辺の景色が素晴らしい

2014年03月13日 | Weblog
京都文化博物館で「光の賛歌印象派展」が3月11日から5月11日まで開催されているので、

初日の11日に友人と行ってみました。

今回の展示された作品「光の賛歌印象派展」のテーマは、陽光きらめく水辺、そこに憩う人々、都市生活の情景を描きとめた

作品とのことです。

印象派の画家たちが活躍した19世紀後半は、水辺が生活に潤いをもたらす余暇を過ごす場所として、クローズアップされた時代で

アルジャントゥイユやブージヴァルといったパリ近郊のセーヌ川沿いの町や村が、身近な行楽地として、人々が余暇を楽しみました。

今回、印象に残ったのはモネが描いた.美しい海水浴場や切り立った断崖の景色のノルマンディ海岸の絵です。

都会の喧騒を離れた豊かな自然やレジャー客でにぎわう行楽地の様子や、同時代の市民生活を描き出した印象派の絵は

柔らかな光のきらめきに満ちていました。

今回の展示会は、世界8カ国35館の印象派の名作を集め、73点が紹介されていました。

日本初公開の作品もあり、見ごたえがありました。


ポスター
ボストン美術館所蔵のルノアールの「プージヴァルのダンス」
プージヴァルは水辺の人気スポットで、踊る男女を輝くような色彩と筆致で描かれているルノアールの有名な絵


京の冬の旅のスタンプラりーで集めた券が2人分あるので、同志社大学近くの「俵屋吉富」で、
抹茶と雲龍のお菓子で休憩して帰路につきました。