工房八重の部屋

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京都国立近代美術館「芝川照吉コレクション展」青木繁・岸田の作品を見る

2013年05月29日 | Weblog
京都国立近代美術館は昨年、「幻のコレクション」として近代美術史上高い評価を得てきた

芝川照吉(1871-1923)が旧蔵し、現存するコレクションを収蔵しました。

今回の展示会は、その「芝川照吉コレクション展」で、6月30日まで開催されています。

芝川照吉コレクションには、青木繁の代表作《女の顔》をはじめ、岸田劉生の《門と草と道路》

《芝川照吉像》、さらには坂本繁二郎、石井柏亭らの洋画作品とともに、富本憲吉、河合卯之助、

藤井達吉らの工芸作品も数多く含まれている200余点で、その全貌が解る展示会でした。

後には手放された岸田劉生の《道路と土手と塀(切通之写生)》(重要文化財、東京国立近代美術

館蔵)や青木繁の《享楽》(大原美術館蔵)など「芝川コレクション」の核となっていた貴重な

作品も、今回は展示されていました。、

岸田劉生の《道路と土手と塀(切通之写生)》は、あの道を登っていったらなにがあるのだろう?

と、感じるような絵です。  岸田劉生の傑作の作品だと!思いました。


京都国立近代美術館


看板    岸田劉生の《道路と土手と塀(切通之写生)》


看板    青木繁の代表作《女の顔》


1階ロビーの外   野外作品がある


1階ロビーの外  新緑が美しい!


1階にある喫茶店の好きな自然が見えるテラス席  友人とコーヒータイムです