工房八重の部屋

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南禅院(南禅寺塔頭)の紅葉は鎌倉時代末の幽玄閑寂の池に紅葉があざやか

2011年12月01日 | Weblog
南禅院(南禅寺塔頭)は水路閣をくぐって石段の登った奥にあります。

庭園は、鎌倉時代末の代表的池泉回遊式で、周囲を深い樹林で包まれた

幽玄閑寂の趣で、まるで深山のなかにいるようで、あざやかな紅葉が素晴らしい!

作庭は亀山法皇ともいわれ、亀山天皇は、正応2年(1289)離宮で出家して法皇となられ、

離宮を寄進して禅寺とし大明国師を開山とされた、離宮の遺跡であり、

また南禅寺発祥の地で、歴史ある南禅寺塔頭です。

南禅寺の喧騒からは遠く、静寂のなかにありましたので、心やすまる中で

紅葉を楽しむことが出来ました。



水路閣の近辺は、紅葉で色どられていました
南禅院(南禅寺塔頭)は、水路閣をくぐって石段の登った奥にあります。


方丈から鮮やかな紅葉に色どられた庭が見えます


方丈の縁側


苔庭


方丈前の庭は、鎌倉時代末の代表的池泉回遊式庭園です


見事な紅葉です


池をめぐって歩いてみましょう


優雅な建物がありました


方丈と紅葉
南禅院方丈は、元禄16年(1703)徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって再建され、
総桧の入母屋造こけら葺きで、趣きのある建物です


周囲を深い樹林で包まれた幽玄閑寂の趣で、まるで深山のなかにいるようです


苔庭には正門があります