工房八重の部屋

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高瀬川の清流に浮かぶ高瀬舟に年に1回乗船出来る「高瀬川舟まつり」

2011年09月24日 | Weblog
台風が去り、朝晩の温度差に、秋を感じるこの頃です。

秋空に誘われて、「高瀬川舟まつり」に出かけてみました。

いつもは高瀬川に、一隻だけ浮かんでいる高瀬舟に、乗り込むことができるそうで、

家族連れで、賑わっていました。

チャンバラ教室、お茶席、友禅染教室が開催され、お茶席に舞妓さんがサービスの

はずが、垂れ幕の中で休憩して、出てこなくて、舞妓さんが、高瀬舟に乗る写真を

撮りたかったのですが、午前1回、昼3時から1回と時間は20分間位だけ、

撮影出来るとのことで、後3時間は待なくてはいけないので、会場を後にしました。

島津製作所の、創業明治時代からの建物を利用した、

島津創業記念館は、祭り当日は無料で入館出来るとのことです。

高瀬川舟入りは、高瀬川に作られた船を接岸させるための入り江で、

豪商の角倉了以父子によって、大阪までの物資を運ぶために開削された運河で、

高瀬川には、ほかに、二之船入、三之船入など数ヶ所の船入が設置されましたが、

現存するのは一之船入のみです。

最盛期には百数十艇もの高瀬舟が上下し、大阪などの物資が運び込まれていましたが、

明治以降は、船運の需要減少とともに、廃止されたそうです。

今は風情のある観光名所となり、清流のある眺めが癒しの場所となっています。


会場は歩行者天国となっていました





観光客が乗り込んで楽しんでいます



写真の中の、細い水路の前は、料理屋さんが建ち並び、窓から水辺が見られます!
中華の店、「一之舟入」は、町家をそのまま使い、この水辺にあり、好きなレストラン
です。


高瀬川


お茶席 500円で抹茶がいただけます


歴史資料の展示


歴史資料の展示


島津創業記念館は、祭り当日は無料で入館出来るとのことです


チャンバラ教室のパーフォマンス

ユーチューブからの、「高瀬川舟まつり」の映像を紹介します。