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福島県双葉郡と同じように過去1年間の降下物セシウム合計が最高値だった都道府県2月⇒10月

2015-12-20 18:22:51 | 福島、原発

 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4479.html より転載

2015年2月
・福島県双葉郡と同じように過去1年間の降下物セシウム合計が最高値だった都道府県

福島県降下物セシウム・激増の理由〜東電「周辺のモニタリングポストに目立った変化がない」


資料:原子力規制委員会定時降下物モニタリング" href="http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/195/list-1.html" target="_blank">原子力規制委員会定時降下物モニタリングより

福島県双葉郡の定時降下物セシウム合計の数値(2015年) 単位 MBq/km 2 ・月
9月→   89
8月→   90 
7月→  201 
6月→  950 
5月→  610 
4月→  115 
3月→  850 
2月→10700

2月にとても多いことがわかった。
この時、全国の都道府県ではどうなっていたのか?
やはり2月に一番多くセシウム合計が計測されていた地域がある。

埼玉県はダントツで2月が高い MBq/km 2 ・月
埼玉県

栃木県は数値も6.5と、とても高い MBq/km 2 ・月
栃木県

東京は2月が一番高いが、3月と5月も同じくらい観測されている。 MBq/km 2 ・月
東京都

神奈川県2月が高い MBq/km 2 ・月
神奈川県

新潟県は過去1年間で3回だけセシウム降下物が観測されている。その中で、2月の数値が一番高かった。
MBq/km 2 ・月
新潟県

風向きはどうだったのか?
東京電力は2月16日の報告で「※2月16日午前11時15分頃、発電所構内北側にある瓦礫一時保管エリアA1のAテントにおいて、屋根の一部が破損していることを当社社員が確認。同日午前11時24分、昨日(2月15日)朝以降のモニタリングポストおよび構内ダストモニタの指示値に有意な変動がないことを確認。昨日の強風の影響と思われ、今後の処置については現在検討中」
ということなので、2月15日の風向きを見てみた。
http://www.tenki.jp/past/2015/02/15/amedas/3/wind.html
22時
2月15日2200

23時
2月15日2300

2月16日
http://www.tenki.jp/past/2015/02/16/amedas/3/wind.html
1時
2月16日100

2時
2月16日200

4時
2月16日4時



2月の全国都道府県への降下物はどうだったのか?
グラフにしてみました。(↓クリックすると大きく見ることができます) MBq/km 2 ・月
" href="http://blog-imgs-90-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/201512111515372b2.png" target="_blank">2015年2月
福島県は大きく突き抜けています。
数字はセシウム134→1900
       137→6800
       合計→8700MBq/km 2 ・月です。

そしてこの月は、新潟だけでなく秋田県、山梨県、長野県、静岡県でもセシウムが降っていました。
(月間降下物の表を過去を辿ってみていくと、秋田県は新潟県や山梨などと同じくらいNDが多いのに気付いた)


福島から大量に放射性物質が舞い上がった2015年2月の降下物セシウム合計ランキングです。
MBq/km 2 ・月
201502月間降下物ランキング


一つ、この月間降下物の数値を見る上で大切なのが単位です。
1ヶ月間で降った総量で、単位はMBq/㎢

MBq/㎢=100万Bq/㎢

1km四方の面積に原子力規制委員会の出している数値に100万ベクレルをかけた量のセシウムが降ってきているということになります。
例えば、東京新宿では2.63MBq/㎢なので、1平方kmに263万Bqが1ヶ月で降ってきた。
でも、1km四方というのは自分の中で想像しにくいので1m四方にしてみると、
1000m×1000m=1km×1kmなので、
263万Bq/㎢=2.63Bq/㎡になる。
なんか、遠回りしたけれど、計算してみると結局

2.63MBq/㎢=2.63Bq/㎡

同じことみたいだけど、この方がずっと想像しやすい。
1m四方ということは、立って片手を広げた長さぐらいの距離の正方形。
その中に1ヶ月で2.63Bqのセシウムが降ってきているということになる。
毎月毎月(地表から舞い上がっているものもあるけど)これだけ降ってきて、溜まっていくんだな、と、思ったら、やっぱり東京に住んでいるのが怖くなってきた。



2位の茨城県と4位の群馬県は2月以上に高い月がありました。


そして、2015年5月に最高値を出している地域がたくさんあることがわかった。
つづく
 
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<今でも降ってる>定時降下物セシウム都道府県ランキング 

原子力規制委員会定時降下物モニタリング" href="http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/195/list-1.html" target="_blank">原子力規制委員会
定時降下物モニタリング


都道府県別環境放射能水準調査(月間降下物)(平成27年10月分) 平成27年11月30日

1. 原子力規制委員会が各都道府県等からの報告に基づき作成
2. 1ヶ月間採取し続けた降下物を測定した結果
3. 検出下限値は試料及び測定の状況により、都道府県によって異なる


セシウムがNDではなかった都道府県  MBq/km 2 ・月
" href="http://blog-imgs-89-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/201512081256178bb.png" target="_blank">定時降下物10月

なんとなく、食品などに気をつければもう大丈夫なんじゃないかなんて…思っていませんでしたか?
もうすぐ5年になるのだから、福島から放射能が降ってきているなんてこと、もうないと思っていませんでしたか?
セシウム134も降ってきています。

福島県は「測定中」となっていますが、先月(9月)は
セシウム134→17 MBq/km 2 ・月
セシウム137→72 MBq/km 2 ・月
セシウム合計 →89 MBq/km 2 ・月
となっています。
桁が違います。

福島県を除いたグラフ ↓クリックすると大きく見ることができます
" href="http://blog-imgs-89-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20151208125619fec.png" target="_blank">定時降下物モニタリング201510


と、いうことで、福島県は桁が違うので省いて、
福島県以外日本全国都道府県セシウム降下物ランキングの発表です。

2015年10月 セシウム合計ランキング
1 茨城県ひたちなか市 3.860 MBq/km 2 ・月
2 宮城県仙台市 2.340
3 山形県山形市 1.500
4 栃木県宇都宮市 1.380
5 東京都新宿区 1.180
6 千葉県市原市 1.020
7 群馬県前橋市 0.690
8 神奈川県茅ヶ崎市 0.510
9 長野県長野市 0.442
10 埼玉県比企郡 0.300
11 岩手県盛岡市 0.230

除く:福島県




降っています
今でも
セシウムが大気中を舞っています
そのことを知っておきましょう

 

 


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