異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

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安倍首相へ一言…恩師「周囲に、いさめてくれる人物を」/閣僚に誰も止める人がいない

2014-12-16 23:39:31 | シェアー

独裁者の道をヒタヒタと歩む安倍首相~「東条内閣より危険。閣僚に誰も止める人がいない」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20141216/CK2014121602000153.htmlより転載

(千葉)元県議・金子さん死去 集団的自衛権反対訴える

今年7月、戦争体験と集団的自衛権行使容認の危険性について東大大学院の小森教授(右)と対談した金子さん=市川市で

写真

 元県議で自民党県連幹事長も務めた金子和夫さんが八日午前五時三十八分、鎌ケ谷市内の病院で心不全で亡くなった。八十八歳だった。葬儀は二十七日午後一時から市川市市川一の昭和セレモニーシティホール市川で行われる。喪主は長女久恵さん。

 金子さんは一九七九年四月に県議に初当選し二〇〇七年四月まで七期務めた。二〇〇〇年十一月~〇一年七月は議長。〇二年七月~〇七年五月、党県連幹事長を務めた。

 十代で陸軍に志願し、ニューギニア戦線で生死をさまよった金子さんは最近、安倍政権が憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を認めたことに反対し、県内各地で戦争の悲惨さを訴えていた。

 今年七月には市川市内で全国九条の会事務局長の小森陽一東大大学院教授と対談し、戦時中の東条内閣と安倍政権を比較し「東条内閣より危険。閣僚に誰も止める人がいない」と懸念を示した。(砂上麻子)

 

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毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20141215k0000e010401000c.htmlより転載

安倍首相:一言…恩師「周囲に、いさめてくれる人物を」

2014年12月15日 最終更新 12月15日 14時02分

 ◇元同窓生は「輪の外側にいる人たちのことも考えて」

 引き続き政権を担う安倍晋三首相の中学、高校時代を知る恩師や同窓生は、健康を崩すことなく活躍する姿を喜びつつも、国民の間で議論が分かれる安全保障問題や、憲法の平和主義への首相の判断を気にかけている。

 成蹊高校(東京都武蔵野市)の教諭として首相に倫理社会を教えた青柳知義さん(75)は、「今回の選挙で国民が白紙委任したわけではないことを自覚してほしい」と訴える。

 政権復帰後のこの2年、安倍政権は特定秘密保護法の成立や集団的自衛権の行使容認の閣議決定を進めた。野党側や報道陣の質問を首相がはぐらかしたり、言葉を荒らげたりする場面もあった。「権力者が野党や国民から批判を受けるのは当然のこと。それが民主主義の基本なのだと理解してほしい」。さらに、「周囲にはお友達だけでなく、いさめてくれる人物を置いてほしい。日本の近現代史、論理学を学び直し、沖縄や震災復興の問題の解決に全精力を注いでもらいたい」と注文を付けた。

 与党は今回、衆院では憲法改正発議が可能な3分の2の議席を確保した。青柳さんは「権力者は、国民から負託を受けていることを自覚し、自重すべき時もある。歴史家から厳しい評価を受けることのないように」とくぎを刺した。

 成蹊中・高校時代の同級生で洋書輸入販売業の大島英美(えみ)さん(60)は、「市井の人々に起こりうることに想像力を働かせて」と呼びかける。首相が進める安全保障政策を挙げて「戦争に送られることを人ごとだと思っていないか」と心配する。

 野党や報道陣への首相の対応ぶりに「品のよい、価値観が似た人たちの中で育ったせいか、異質な人たちとの調整が苦手なようだ」と印象を語り、「国を愛する心を育てるのは大事かもしれないけれど、自分の思いを押しつけることなく、輪の外側にいる人たちのことも考えてほしい」と話した。【青島顕】


≪関連≫

 

◆ 立憲主義を否定する首相が「憲法を会祝するのは私だ」






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久米宏、最低投票率に「自民党の陰謀」

2014-12-16 23:08:36 | シェアー

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20141216-1409783.htmlより転載

久米宏、最低投票率に「自民党の陰謀」

2014年12月16日11時52分

制作発表会に出席し、壇上で話す久米宏制作発表会に出席し、壇上で話す久米宏

 フリーアナウンサー久米宏(70)が16日、東京・赤坂のTBSで行われたBS民放5局共同特別番組「久米宏・未来への伝言~ニッポン100年物語~」の制作発表会に出席した。

 14日に投開票された衆院選の投票率が52・66%と戦後最低だった件について「自民党の陰謀」と語気を強めた。

 久米は12月の寒い時期に衆院選を敢行した自民党を堂々と批判した。「(低い投票率は)自民党の陰謀です。あんな時期にやったら(低いに)決まってます。北海道なんて選挙に寒くて行けませんし、雪で選挙運動もできない。ミスター安倍の陰謀じゃないですか。12月の半ばに選挙やるなんて非常識極まりない」と持論を展開した。

 また若者の政治参加も求めた。「政治を考えるとは未来を考えることだと思う。政治は明日のこと考えること」として「年寄りは、投票所に足を運ばないけど、若い人はこぞって行くというのが本来の政治の姿。逆になっている」と語った。また過去にラジオで「『70歳以上の人は投票権を取り上げろ』と言って炎上した」と回想し、笑った。

 同番組はBS民放5局が共同して制作された番組。テーマごとに日本の過去100年を振り返り、日本の将来を考える。年末年始に、各局で1日ずつ放送される。

 


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20代の国政選挙への投票行動率の順位 ※「いつもする」の割合~日本は何位?

2014-12-16 21:42:15 | 紹介

 

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池上さん今回も無双! 安倍首相におじいちゃんコンプレックスを直撃

2014-12-16 03:04:11 | ご案内

リテラ http://lite-ra.com/2014/12/post-707.htmlより転載

池上さん今回も無双! 安倍首相におじいちゃんコンプレックスを直撃

2014.12.15
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テレビ東京『池上彰の総選挙ライブ』番組HPより


「池上さん無双、再び!」「池上彰のやりたい放題に改名すべきw」「池上彰オンステージ」……。

 予想通り自民党圧勝で終わった総選挙だが、テレビの選挙特番も同じように“池上無双”が人気を集めた。テレビ東京の『池上彰の総選挙ライブ』だ。

 たとえば、東京1区で“海江田追い落とし”のために閣僚をはじめ大物議員を応援に投入した自民党の戦法を指して、池上氏は茂木敏充選対委員長に「えげつない戦い方するもんなんですねえ」と一刺ししたかと思えば、同じく自民党の谷垣禎一幹事長には「(自民党圧勝で)安倍さんこれからやりたい放題だ、怖いなあと言う声もありますが」「(安倍首相の政策にブレーキをかける人がおらず)言いたいことも言えない雰囲気があるように思うんですが」とグサリ。次世代の党・平沼赳夫党首には「この選挙で引退すると言っている石原さんを比例に入れるのは有権者に失礼なんじゃないですか?」とツッコみ、平沼氏が「それは男の美学」と言うと、すかさず「なるほど、政策とはまったく違うところで出てきているんですね」と話を括った。

 このほかにも、国土交通省大臣である公明党・太田昭宏氏には、旅行代理店大手のJTBが公明党支持を要請する文書をグループ会社に流していたという報道を取り上げ、“JTBが国土交通省の管轄”であることを指摘。「いかがなものですか?」と詰め寄ったり、自民党の開票センターで谷垣幹事長が「硬い表情で(いろ)」と指示されていたことを現場レポーターから聞かされると、“「勝っていい気になってるなー」と思われないようにしている”と解説。ポスト安倍として注目される小泉進次郎氏にも、川内原発の再稼働や憲法改正について問いつめ「自民党の方針に従っていくということですね。自身の考えが見えてこないんですけど」と鋭く詰め寄った。

 また、自民党・平沢勝栄氏の選挙区を訪問したVTRでは、平沢氏の政治資金収支報告書を本人の目の前でチェックし、460万円のレンタカー代に「買ったほうが安いのでは?」。同行した女子アナが149万円の会場借り上げ費を発見すると秘書があわてて登場したり、平沢も「(コンパニオン代は)料理を運んでくれる人なんです」とオタオタする場面も。さらに、民主党・福山哲郎政調会長が敗因に突然の選挙だったことを挙げると、「急な選挙と言いますけど、野党は政権を取り戻す準備をしておくべきでは?」と一蹴した。

 もちろん、こうした池上節は安倍首相にも向けられた。まず、低い投票率のなかでの圧勝は“自慢できるものではない”としながら、

「総理大臣になった以上、一度は解散総選挙をしたいものだとみなさん思っているとよく言われます。おじいさまの岸総理大臣も解散総選挙を成し遂げました。やはり、一度は解散総選挙を自分の手で、という思いをお持ちだったのでしょうか?」

 と、解散の理由はもしや安倍首相の“おじいちゃんコンプレックス”だったのでは?と質問。集団的自衛権をめぐる憲法解釈の問題についても、安倍首相が“私の考え方に反対するのであれば次の選挙で政権を変えてくれればいいじゃないか”と言ったことを挙げ、「そのわりには今回の選挙でアベノミクスのことはずいぶんお訴えになったんですけど、集団的自衛権の憲法解釈、こういうことをあまりおっしゃっていなかったと思うんですけど」と投げかけた。すると、安倍首相の返答は「そんなことありません」。このとき、安倍首相は笑いつつも明らかにムッとしたようすだった。ちなみに「安倍政権いつまで続いてほしいか」という番組アンケートの結果は「すぐに終わってほしい」がダントツのトップ。番組の最後、池上氏が訴えたのは"この低い投票率で安倍政権が信任されたと言えるのか"ということだった。

 またしても“池上無双”──このような白熱したネット上の人気に対し、しかし当の池上氏はいたって平静。著書『聞かないマスコミ 答えない政治家』(ホーム社)では、〈党首や候補者への私のインタビューは、ジャーナリストとして当然のことをしたまでで、これに関する高い評価は面映ゆいものがあります〉と打ち明けている。これくらいのことは、アメリカの政治番組では当たり前だからだ。

 もちろん、他局のキャスターと政治家の“馴れ合い中継”に対しても、不信感をあらわにする。

〈「当選おめでとうございます。いまのお気持ちは?」
 これではスポーツ選手に対するヒーローインタビューと同じではありませんか。このレベルの質問をしていては、政治家の答えも容易に予想できます。(中略)日本の選挙特番では、政治ジャーナリストがキャスターを務めることはめったにありません。政治取材の経験がないアナウンサーやお笑いタレントがメインのキャスターを務めることが多いのは、不思議なことです。政治のことを深く知らない出演者に、「いい質問」ができるのでしょうか〉

 そもそも、“池上無双”のスタートは、2012年12月の総選挙にさかのぼる。選挙特番として池上氏をメインキャスターに抜擢した『総選挙ライブ』は、放送後に再放送とDVD化を求める視聴者の声が殺到。選挙特番としては異例の「第50回ギャラクシー賞」優秀賞まで受賞した。

 その理由は、わかりやすい番組構成・解説、そして前述したような政治家への歯に衣着せぬ鋭いツッコミにある。たとえば前回の総選挙時の放送では、石原慎太郎氏の諸外国に対する差別的な発言に対して「そんなこと言うから暴走老人と言われるんですよ」と切り返し、中継相手が池上氏だと知るや否や石原氏が態度を急変させると、「石原さん、相手によって態度を変えるようですね」。“ブラック池上”の面目躍如である。

 また、今回もネット上では公明党への創価学会を絡めたツッコミが「タブーへの挑戦」と称賛された。公明党本部に訪問し「公明党の職員はみなさん創価学会?」と質問したり、山口那津男代表との中継でも『大衆とともに 公明党50周年の歩み』(公明出版サービス)という先日発売された書籍を広げ、冒頭にでかでかと池田大作が登場することを指摘して「(この本を読むと)公明党って池田大作さんの党なんだって思うんですが、どうなんですか?」と追及していたが、しかし、これを“タブー破り”と称されることは池上氏にいわせると「誤解」なのだという。

 というのも、政治に詳しいスタッフにとって〈創価学会が公明党の選挙運動をしてきたことは、自明のこと〉だから、わざわざ紹介してこなかったというのだ。しかし、池上氏がこの番組で実践したのは〈基礎の基礎から政治を解説する〉ということ。よってタブー破りなどではない、と池上氏は感じているようだ。だが、逆にいえば、他局の特番は視聴者のほうを見ていない、ということでもあるだろう。

 視聴者のほうを見ていない……選挙特番のみならず、ふだんの報道でもそうなってしまうのは、「政治部記者」という存在の弊害だ。本書の“池上解説”によれば、政治部記者には「自分は選ばれたエリート」と勘違いする者も多く、「有権者から選ばれた特別な存在」と思っている政治家と親和性を高め、食い込んでいるうちに〈いつしかミイラとりがミイラになって、政治家に取り込まれていく〉のだという。結果、〈その政治家や派閥のためなら、特ダネなどは書きません〉という状態に。ついには派閥のトップを「うちのおやじ」などと呼ぶようになるらしい。

 これではテレビや新聞が、政治を正しく伝えることなどできるわけがない。そして、政党からの離脱者や有力政治家同士の対立といった「政局報道」に終始し、肝心の「政策」が見えなくなっていくのだ。

 日本の政治家のレベルが低い理由には、〈政治家と真剣勝負をしてこなかった日本の政治ジャーナリズム〉にも責任がある。──そう感じてきたからこそ、池上氏は『選挙ライブ』でこれまでの選挙報道に風穴を空けた。そして、その人気にあやかろうとしたのか、今回の選挙特番は各局とも鋭い質問を投げかけていたようにも思えた(ただし宮根誠司と安藤裕子がキャスターを務めたフジテレビを除く)。こうした“総池上化”によって、政治家も少しは賢くなるのだろうか……?
(水井多賀子)

 

 

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安倍首相がZERO村尾にブチギレ完無視!古舘は口封じ状態!大荒れ選挙特番

2014-12-16 02:58:15 | ご案内

リテラ http://lite-ra.com/2014/12/post-708.htmlより転載

安倍首相がZERO村尾にブチギレ完無視!古舘は口封じ状態!大荒れ選挙特番

 
2014.12.15
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(自民党2014衆院選特設サイトより)


 自民党の圧勝に終わった衆院選。安倍首相は、してやったりでご機嫌かと思いきや、当日の選挙特番でキレまくっていた。

 既報のとおり公示前に自民党がテレビ局に圧力をかけた影響か、選挙期間中の選挙報道の時間が、2年前の総選挙の3分の1になるという体たらく。早くから自民党圧勝が予測されたなか、選挙特番も期待できるのは、“池上無双”のテレ東か、古舘のテレ朝くらいのものだろうと思われていた。

 解散発表当日、テレビ各局のニュース番組にハシゴ出演した安倍首相は、テレビ朝日の『報道ステーション』にだけは出演しなかった。本サイトで以前報じたが、これは、批判的なスタンスの古舘に対し、テレ朝上層部があまり厳しい質問をしないよう釘を刺したため、古舘が安倍の出演を拒否したからだといわれている。そんな経緯から、古舘が安倍と一戦交えるのではないか、そんな予想があった。

 しかし、テレビ朝日の『選挙ステーション』は、古舘の口封じシフトを敷いていた。番組中に選挙とはなんの関係もないフィギュアスケートグランプリファイナル関連の映像を何度も挿入するのだ。この日のテレ朝は、選挙特番の直前まで、早朝に行われ羽生結弦が見事優勝した男子シングルのフリーを録画放送。特番と同時間帯に行われていたグランプリファイナルのエキシビションは特番後の11時半から録画放映する予定になっていた。ところが、選挙特番中にも、さっき放送したばかりの羽生のフリー演技に、エキシビションの生中継、羽生のインタビュー、羽生のシーズンふりかえり、とやたらフィギュアを入れてくるのだ。安倍首相インタビューの直後には、試合すら地上波放送していないペアのエキシビションの生中継を入れるという、徹底した口封じぶりだった。羽生選手の登場ぶりは「羽生くん当確」と錯覚するほどで、ついには古舘も「またフィギュアですか!?」と驚きの声をあげていた。

 そして、意外なことに安倍と全面対決となったのは、身内のはずの日テレ『ZERO×選挙』のキャスター・村尾信尚だった。

 といっても、村尾がとくだん辛辣な質問を浴びせたわけではない。まず、アベノミクスに関連して女性の活用について、具体的な数字を示していただきたいと村尾が訊いたのに対し、安倍首相はイラッとしながら「できもしない数字をあげるのは、民主党のやったこと!」と関係ない民主党ディスで返す。さらに、村尾が実質賃金が下がっていることを指摘すると、突如キレ始め「実質賃金が減っていることに意味はない」「ボーナスは増えている」などと強弁。あげく、スタジオからの音声を届けるイヤホンを外してしまい、とうとうと自説をまくし立て始め、ムッとした村尾が「安倍さん、安倍さん!」と呼びかけても、無視し続けたのである。

 自分の話に一段落ついたところで安倍首相はイヤホンを再びつけたのだが、さらに村尾が「働く人の7割は中小企業に勤めているんですよ! 中小企業に賃上げする余裕はあるんですか?」と問いかけると、完全にキレて再びイヤホンを外して持論をぶち、しまいには「村尾さんのように批判しているだけでは変わらない」などと村尾を批判した。これに村尾は「私は批判していません! プラス成長の可否をきいているんです」と反論を叫ぶも、安倍はまたもや完無視。最後は日テレの報道局解説主幹の粕谷賢之がアベノミクス以外の目標を質問するが、安倍首相は「そちらの音がうるさい」などと言いながらイヤホンを外したまま終了してしまった。中継を切られた『ZERO』のスタジオはお通夜状態に。普段は天然な雰囲気を漂わせている村尾も珍しく、怒りを露わにしていた。

「アベノミクスは限界か?」というテロップは打っていたが、解散の意義や低投票率を厳しく追及したわけでも、集団的自衛権や改憲問題などにツッコんだわけでもない。アベノミクスについても村尾自身が言っていたように決して批判的だったわけでなく、今後の具体策を問うただけのこと。総理大臣として訊かれて当然の質問である。にもかかわらず、なぜ、一国の総理大臣である安倍が「アーアー聞こえなーい!」と都合の悪いことに耳を塞ぐ小学生のような醜態をさらしたのか。実は、これには伏線があった。

 この夜22時ころから、安倍首相は各局のインタビューを自民党本部から中継で順番に受けた。古舘によるとくじ引きで順番を決めたらしいのだが、まずトップバッターはテレ朝だった。インタビュー冒頭に「極秘調査で手ごたえを得たから、解散に踏み切ったってことなんですか?」と古舘がぶつけ、安倍首相がドギマギしたり、最後に「今度スタジオに来てゆっくりインタビューさせてください。政治部長を通じて依頼しますんで」などと先述の因縁を思わせる発言をするなどの場面はあったものの、安倍首相も「古舘さん手強いんですが、よろしくお願いします」などと余裕の返しをしていた。

 しかし、次に出演したTBSあたりから雲行きが変わる。TBSといえば、例の圧力文書のきっかけになったといわれる『NEWS23』を擁する局。解散発表当日の『NEWS23』で景気回復の実感について街の声を紹介したところ、6人中5人が「実感ない」という声だったため、番組中に「偏った意見を選んでる!」などと生出演していた安倍がイチャモンをつけたあの一件だ。その『23』のキャスターも務める膳場貴子アナが、「以前番組に出演いただいた際、『実感ない』という街の声に対しておかしいと反論されていましたが、実際に全国まわってみて実感はどうでしたか?」と因縁の一件をチクリと質したのである。これに安倍はイラッとしながら「あのときは、街の声が偏っていた」などと言い張った。
 
 3番目に出演したのは無双・池上彰をキャスターに立てるテレ東。池上彰の無双ぶりの詳細については既報だが、もちろん安倍首相に対しても発揮された。「集団的自衛権などについてはあまり話していなかったのではないか?」と問われた安倍は、「そんなことないですよ! テレビの討論も何回もやってる!」とこの夜はじめて声を荒げたのである。

 次に出演したNHKではイヤな質問もなく、無難に終わる。その次のフジでも、宮根誠司、安藤優子もたいしてツッコんだ質問をすることもなかったのだが、各局で解散の意義や低投票率について繰り返し問われることにうっぷんがたまってきたのか。延期した2017年4月には景気が悪くても消費税率を10%に上げるのか?とごく普通の質問をされただけなのに、「景気よくなっている、賃金もあがっている、来年再来年さらにあがる」とまくし立てたのである。不機嫌なとき、余裕のないときの、例の早口口調で。

 そして、最後に出演したのが、問題の日テレだったというわけである。

 たしかにどの局も、毎回評判になる池上さんの無双ぶりに引っ張られたのか、公示前の圧力に対する反発なのか、予想よりはツッコんだ質問をしていた。しかしそこまで厳しい質問ではなく、総理大臣であれば耳を傾け答えてしかるべきことばかりだ。もしかして、自民・公明で3分の2を確保し圧勝と言われているが、選挙戦途中に報じられた自民300議席超、自民単独3分の2には及ばず、現有議席割れという結果に、実のところ安倍首相は不満で余裕をなくしていたのだろうか。当初自民党が流していた「50議席は減るかも」などの悲観的な見立てはやはりダミー情報で、「議席増見込める」「300議席超える」という極秘調査のほうを当て込んでいたが外れたといったところか。解散時は勝敗ラインを「自公で過半数」と低めに設定していたが、安倍の皮算用では“本音の勝敗ライン”はもっと高かったのだろう。

 あるいは、批判的な意見は「偏向」「捏造」とブロックしまくり、自身を絶賛するネトサポ、ネトウヨの声ばかりをきいている安倍首相、批判耐性がますます弱くなっているのかもしれない。
(酒井まど)

 

 

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