狂言 清水
太郎冠者 野村万蔵
あらすじ
茶に湯が流行った時代、明日の茶会に野中の清水が名水と言うので
主人は秘蔵の手桶を持たせて太郎冠者を汲みにやらせる。
女子供できる仕事を言いつけられた不満と、今後も水汲み役ではかなわないと一計を立てた太郎冠者。
途中で桶を投げ出し「のう、悲しや、あ痛、あ痛」いまめし恐ろしい鬼に追われたと告げる。
手桶の惜しい主人は自分で取りに行くと言い出す。太郎冠者は鬼にならざるを得ない。
鬼は脅しながらの待遇改善要求。太郎冠者に「酒を飲ませてやれ」
「夏は蚊帳を吊ってやれ」「不払いの賃金を払ってやれ」などなど。 (パンフレットより転載)
狂言は実にコミカルで楽しいです。
狂言が終わってやっと篝火が灯りました。
いよいよクライマックスに入り皆さん撮影を自粛、こういう場所での撮影禁止は当然のことですから、
ここまで目を瞑ってくれた事に感謝です。最後の出し物鞍馬天狗はお陰でじっくり鑑賞出来ました。
良心と葛藤しながらの撮影は後味の悪いものですね。
野外のスタジアムのような客席でしたので
能楽堂とは違ったリラックスした気分になっていたことは確かです。
カメラマンのマナーが問題になっている今、深く反省です。
これで薪能の更新はお終いです。こちらはコメ欄閉じさせて頂きました。 紅