惹かれるもの

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-2097- ヤンバルクイナ-3

2012-09-08 | 


   ヤンバルクイナってどんな所に棲んでいるの?
   何を食べているの?
   何羽ぐらい居るの?
   素朴な質問は誰でも抱くものです。

ヤンバルクイナー3

宿舎に着いた夕方、ベランダからの眺めです。
沖縄と言えば青い海しか想像してませんでしたが、北部にはこんな山並みが連なっています。
然しこの奥に連なる山並みは立ち入ることの出来ない
米海兵隊のサバイバル演習基地であることを現地に来て初めて知りました。
年に何回しか使われてないのに独占基地とは!怒りが込み上げてきました!
皮肉にも立ち入れないからこそ自然が守られて居ると言う現実もあるようですが尋常ではありません!
勿論返還運動も行われているようです。
返還されたら国立公園になるそうです。



どこに棲んでいるの?
勿論立ち入れるヤンバルの森と言われる国頭村(クニガミソン)の山林(森)での撮影です。

 

 

 

 

 

 

車を走らせていると急に飛び出して来たりもします。
こんな光景は何度も目にしました。
後部座席でしたので写真には撮れませんでしたが、
この時は車から降りて鳥待ちをしている時でした。

交通事故に遭う事もあるようです。
広い道路があるのは山奥に2つのダムがあり、
ダムを建設する時に資材運搬用に作られた道路だそうです。

何を食べているの?
餌はミミズやカタツムリが好物のようです。
カタツムリは嘴で器用に殻を割って食べるようです。
残念ながらお食事中のヤンバルクイナには出会っていません。

天敵は?
ハブやマングース、時には猫に襲われることもあるようです。
卵(1回に4~5個)や雛はカラスが狙っているようです。
又交通事故や側溝に落ちて這い上がれなくなる事もあるようで
側溝の要所要所には一部広くなっている所があり、
スロープを付けて山側に上れるような工夫がしてあります。
飛べない鳥、ヤンバルクイナを守っています。

何羽ぐらいいるの?
意外に多いことに驚きました。
千数百羽はいると言われています。
この調査は大変なようで現地で案内をして下さった方(野鳥の会)に伺いましたところ
ヤンバルクイナの鳴き声を録音して流すと近くに居るヤンバルクイナが鳴き返し
その鳴き声から何羽かを推測するとの事でした。
山階鳥類研究所の研究員を中心にかなりの人数で行われるのでしょう。
日数をかけ何度も繰り返して統計を取るそうです。
2,000羽近く居ると言う話も聞きましたが何れも正確なものは掴み様がありません。

トキと違いこんなに居るのですからポイントさえ探せれば出会うことはそう難しくはなさそうです。
それでも案内して出会えない時もあるそうですから
本当にラッキーだったと言えるでしょう。

どこで寝るの?
木の上だそうです。垂直な木は無理ですが少し傾いた木に登り枝で休むと言う事です。
飛べない分、しっかりした足を持っていて木登りは上手だそうです。
撮影前日の夜、木の上で眠るヤンバルクイナを探しにガイド付きで
夜の森に懐中電灯を持って
出かけましたが、残念ながら出会えませんでした。


もっと詳しいことを知りたい方は下記山階鳥類研究所のサイトをご覧下さい。
http://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/yambarukuina/yambaru_mokuji.html

夜の森ツアーも朝のクイナ撮影も紅一行3人に一人のガイド、
恵まれたヤンバル撮影はこうして終わりました。
3回に亘りヤンバルクイナをご覧頂き有難うございました。


★ この更新をして早朝山の家へ出かけます。絵手紙教室です。
翌日は恒例の「目黒さんままつり」で協賛バザーのお手伝いです。
大忙しの朝帰りとなります。フゥー

コメントのお返事が又遅れそうですがご容赦下さい。