my music life

私の好きな音楽の話を綴ります。

「第2期ジェフ・ベック・グループ」のお宝映像。

2010-04-06 | ロック

しばらくぶりのジェフ・ベックねたです。

現在来日していますね。
ドラムが大御所「ナラダ・マイケル・ウォールデン」ということで『ワイアード』以来ですね。
ベースがタルちゃんからプリンスのバンドにいた「リンダ・スミス」姉さんに変ったらしいが私は彼女知らなかった。
キーボードはいつものジェイソン・リベロですね。

メンバーが替わったからちょっと興味ありますね。
特に「ナラダ・マイケル・ウォールデン」は観てみたい。今回はライブに行けなくて残念ですが。


最新アルバムもまだ買ってはいません。
別にミニチュア・ストラトはどうでも良いのですが(本当は欲しい)DVDが観たいので最新アルバムとDVDの2枚組+ミニチュア・ストラトセットが出るまでしばらく我慢です。




さて本題にいきましょう。

最近スカパーの「ミュージックエア」で1972年にドイツの音楽番組「ビートクラブ」で収録された「第2期ジェフ・ベック・グループ」の演奏が放映されました。

私は「ビートクラブ」のビデオで彼らの「Definitely Maybe」の曲は穴が開くほど観まくりましたが、その時のお蔵入りの秘蔵映像なのです。

しかしなぜこんなに素晴らしいライブが放映されなかったなんて不思議ですね。

 

jeff beck group  got the feeling


「第2期ジェフ・ベック・グループ」はというと、1971年に結成され、後のフュージョン時代の先駆けとなるR&B、ジャズテイスト満載の私の一番好きな時代のジェフ・ベックが主導したグループです。

メンバーはマックス・ミドルトンのキーボード、コージー・パウエルのドラムス、クライヴ・チャーマンのベース、ボブ・テンチのヴォーカルという布陣。

マックス・ミドルトンのキーボードは大好きです。特にフェンダーローズを弾いている時は涙ものです。
今は亡きコージー・パウエルのツーバス(ドラム)も素晴らしいタイム感!もう何もいえません。
クライヴ・チャーマンの抜群のセンスのベース、ボブ・テンチのヴォーカルは声量はないけれどもウエットで大好きです。

そんな素晴らしい実力者揃いのメンバーの中で、ジェフ・ベックは泳ぐようにギターを弾いています。

いつもよりフレーズが多彩に感じるのは私だけではないはずです。メンバーと楽しみながら会話していますね。

現在の奏法も大好きですが、意表をつく懐かしのフレーズ満載です(笑)!この頃もいいじゃないですか。早弾きなんか関係ないね!センス溢れる官能的なフレーズを弾いています。

この頃の海賊版CDを持っていますがCD以上に、映像で観るジェフ・ベックはたまらないほどの魅力を醸し出しています。

jeff beck group  Situation


たった2枚のアルバムで解散してしまったけれど、この頃からすでにフュージョン時代の匂いがプンプンしています。
時代を一歩リードしていたサウンドは今でも興奮しますね。

クリエイティブ溢れるロック・ミュージックはどの時代でも私達を満たしてくれます。
改めて「第2期ジェフ・ベック・グループ」のすばらしさを再評価したお宝映像でした。

やはり彼には歌ものアルバムを早く出して欲しいと再認識した今日この頃です。
もちろんキーボードはマックス・ミドルトンだよ。
 
jeff beck-Morning Dew