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COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン) 2010年1月号

2009-12-20 13:58:04 | 番外編


COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン)
フランスの国際ニュース週刊誌「クーリエ・アンテルナショナル」と提携し 
世界の1500を超えるメディアの中から記事を選び 翻訳・編集している雑誌
その内容は 政治経済から科学・環境問題・エンターテイメントと多岐におよぶ

さらに毎月独自に組まれる特集


今月号は 『新世紀ベルリン―壁とアートと接吻―』

脳科学者・茂木健一郎さんの寄せる現地レポート 『茂木健一郎、「壁」に触れる』に強く心惹かれる


ベルリンの壁

―ずっとそこに在り続けるであろうと思われていたものが ある日突然無くなった
あれほど頑なに長い間守られていた壁を壊した その力は一体何だったのだろうと今も思う
そういう時代の流れだった
そうかもしれない
モニュメントとして残る壁の一部に刻まれた想い―怒り・哀しみ・歓び
多くの人々のさまざまな思いが脳裏に浮かびあがる

茂木さんいわく 『壁はいたるところにある。目には見えぬ「壁的なもの」もある』

思わず途方にくれて見上げてしまうような 圧倒的な存在感で立ちはだかる壁というのは
…ある
自分と人との間 そして自分自身の中にも ある

それでも 壁は壊せる

目に見える壁を壊し無にすることは さほど大事なことではない
なくなった後も存在し続ける見えぬ壁
そして 壁を壊してはじめて目にする向こう側の景色とどう対峙するのか
私たちが目を開けてしっかりと見なければならないものは何なのか

『どこでも、いつでも、壁の向こうにある価値あるもの』
それは人間そのものであると茂木さんは言う
壁という形にとらわれて その大切なものを見失わないようにしなければいけないと思う


こうして 広い世界の出来事をひとつひとつ読み 拾いながら 人々の想いを感じ
いくつもの壁的なものを見つけ そしてその先に思いをはせる

くるくると思いを巡らし考え 
今 また自分の壁の前に戻ってきた

壁に手をつき叩いてみるたびに感じる 壁の向こうの温かさと手の痛み
壊せると思い 見たい触れたいと思い ふりあげたこの手を

私はどうしたいのだろうと 思う


◇◇◇

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