瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2020年、クリスマスには歌を歌おう♪その4

2020年12月27日 19時00分50秒 | クリスマス
皆様、こんばんは。
今年はコロナ大流行の影響を受けてミス・メリーが来日出来ない為、彼女から郵送で届けられる原稿にてクリスマス雑学講座を開講しております。
…彼女の家、今時珍しくネット環境整ってないもんで。
それではミス・メリーから届いた第4夜目の原稿を読みましょう――オープン・ザ・レター!

『はぁい♪ミス・メリーよ♪
 クリスマスの御馳走は食べたかしら?
 日本ではクリスマスは公休日じゃなく、今年は12/24、12/25とも平日だったから、今夜クリスマス・パーティーを開くってお家も在るかもしれないわね。
 本当のクリスマスは12/25~1/5の十二夜続く事を考えたら別に遅くもないわ。
 イタリアなんか1/6までクリスマスイベント続けるんだから。
 世界のクリスマス・スイーツ、今夜はそのイタリアから、パンドーロを紹介するわ!
 イタリア語で黄金のパン(”pan d’oro”)と名付けられたパンドーロの外見は、先端が潰れた円錐形をしていて、上から見ると8角形の星の様な姿なの
 日本に在る物の形で例えるなら、尖がってない明治アポロチョコみたいな?
 中はその名の通り美しい黄金色、鮮やかなイエローの秘密は卵をふんだんに使っているから。
 小麦粉、砂糖、卵、バター、カカオバター、酵母といった贅沢な材料で作られたパンは、さながらスポンジケーキの様に柔らかくて滑らか。
 これぞ正しくパンの王様と称えられ、中世の頃までは王族や貴族しか口にする事許されぬ、禁断の贅沢スイーツパンだったのよ。
 1894年10月14日、イタリア北東部ヴェローナの街で、ドメニコ・メレガッティがパンドーロを生産する会社を立ち上げた事により、庶民の口にも入る様になったんですって。
 今やヴェローナの銘菓(パンだけど)になったパンドーロ、近年はミラノ銘菓のパネットーネと共に、イタリア発のクリスマス・パンとして国外でも知名度上げてるわ。
 何故パンドーロをクリスマスに食べる習慣が生まれたのか?――それはやっぱり贅沢極まるパンだから、特別な日の御馳走の席でのみ上げましょう――て事に決まったんじゃないかしら?
 イタリアのお店に並ぶパンドーロは、上から粉砂糖が塗されて、まるで雪山みたいなの。
 横にスライスして、切り分けたパーツを段々小さくなる様、交互に重ね合わせて行けば、星型のツリーが完成するわ。
 更に生クリームや好みのフルーツで飾り付ければ殆どデコレーションケーキ!
 
 パンドーロもパネットーネも最近はアマゾンやヤフー等のショッピングサイトで簡単に手に入るわ。
 また、日本のベーカリーで一から焼いてる店も見掛ける様になったわね。
 何処のお店のパンドーロを入手するかは、暇人のブログ主にお任せするとして、そろそろ今夜のクリスマス・ソングを紹介しようかしら?
 第4夜目に歌うのはクリスマス・キャロルの王様――Joy To The World(諸人こぞりて)♪
 アイザック・ワッツが作詞し、ローウェル・メーソンが作曲したこの歌は、イタリアでもクリスマス・シーズンになるとよく歌われてるそうよ。(勿論イタリア語でだけど)
 歌を紹介し終えた所で、今夜のメリーの話はお終い。
 また明日、一緒に楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪』

――以上、ミス・メリーからのお手紙でした。
それでは歌いましょう、「Joy To The World(諸人こぞりて)」!



【Joy To The World(諸人こぞりて)】




Joy to the world♪ The Lord is come♪
Let earth♪ Receive♪ Her King♪
Let every heart♪ Prepare Him room♪
And heaven and nature sing ♪
And heaven and nature sing♪
And heaven♪ And heaven♪ And nature sing♪


Joy to the world♪ The Savior reigns♪
Let men♪ Their songs♪ Employ♪
While fields and floods♪ Rocks, hills and plains♪
Repeat the sounding joy♪
Repeat the sounding joy♪
Repeat♪ Repeat♪ The sounding joy♪


Joy to the world♪
Joy to the world♪
Joy to the world♪
Joy to the world♪


Joy to the world♪ The Lord is come♪
Let earth♪ Receive♪ Her King♪
Let every heart♪ Prepare Him room♪
And heaven and nature sing ♪
And heaven and nature sing♪
And heaven♪ And heaven♪ And nature sing♪

And heaven♪ And heaven♪ And nature sing♪



【日本語版】
諸人こぞりて♪ 迎えまつれ♪
久しく♪ 待ちにし♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪


この世の闇路を♪ 照らし給う♪
妙なる♪ 光の♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪


萎める心の♪ 花を咲かせ♪
恵みの♪ 露おく♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は来ませり♪


平和の君なる♪ 御子を迎え♪
救いの♪ 主とぞ♪
褒め称えよ♪
褒め称えよ♪
褒め♪ 褒め称えよ♪


…ミス・メリーが話した通り、イタリアが誇る二大クリスマス・パン、パンドーロにパネットーネを買うなら、アマゾン等のショッピングサイトが便利。
もしリアル店舗で買い物するなら、東京に数店在るイタリア発アンテナショップ、「EATALY(イータリー)」が本場の味を楽しめてお勧め。
去年までパネットーネだけだったのが、今年のクリスマスからパンドーロも扱う様になったとか。
本場イタリアから輸入するパネットーネ・パンドーロは超ビッグサイズ、人の頭よりも大きくて食べ応えバッチリ、大家族の家庭が多いイタリアでは、大きいサイズのパンが一般的なんだとか。
店に寄れない方用に通販もやってます。

 
↑あまり大きいサイズだと食べ切れる自信が無いもので、今回自分は全国展開してるベーカリー「ジョアン」にて、中サイズのパンドーロを買いました。
中サイズとはいえ、ホールサイズのケーキ位の大きさなので、充分食べ応え有ります。
買ったパンドーロに、粉砂糖や生クリームでデコレーションする積りだったけど、家族から反対の声が上がったため断念。
かけるならチョコレートにしてくれと…しかしクリスマスに真っ黒なチョコレートソースをかけて振る舞うというのはイメージ的にどうだろう?…家族間で協議の末、マスカルポーネチーズとブルーベリージャムでデコレーションする事になったのです。
ブルーベリージャムは冷凍のブルーベリーで自作しました。
出来上がりは御覧の有様で、如何にも初心者という雑な盛り付けっぷり。(汗)
加えて撮影まで雑で、正直ネットに上げるのは如何なものかと思いました。(汗)
やっぱ生クリームくらいトロッとしてないと上手く塗れない…ブルーベリーも飾り付けを考えるなら生にしとくんだった、っつか高価でも苺にしとけば良かったと反省しきり。(汗)
しかし見た目はドイヒーでも、味自体は充分満足いく物になり、家族にも大好評で、直ぐに無くなりました。
パネットーネ同様、酵母の力で発酵させてる為、甘酒の様な香りが仄かに致します。
ドライフルーツが無い分、パネットーネ以上にしっとり感を強く感じられる。
私はドライフルーツ大好きなんでパネットーネ派だけど、ドライフルーツが苦手な家族はパンドーロが良いとの事。
シフォンケーキの様にしっとりしてても、酵母のお陰で、開封せずに置けば長期保存が可能なのは嬉しい。
もし来年も買うなら、今回の反省を活かして、こんな風に美しく盛り付けたい。(→https://www.syokuraku-web.com/gift/10381/)


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