瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2020年、クリスマスには歌を歌おう♪その13

2021年01月05日 18時27分42秒 | クリスマス
皆様、こんばんは。
13日間に渡るクリスマス特集も今夜で終了。
ミス・メリーからの最後の手紙を開封致します。
では――

『はぁい♪ミス・メリーよ♪
 2020年度のクリスマス雑学講座は、コロナ禍のせいでメリーが日本に来れず、苦肉の策で手紙を送って企画を遂行したけど、如何だったかしら?
 …やっぱり日本へ来て、日本のクリスマスの雰囲気を肌で感じながら、記事を書きたかったわ。
 2021年、人類はウイルスの脅威を抑え込めるかしら?
 今年のクリスマスをハッピーな気持ちで迎えられるよう、世界中の皆が集まって飲んで食べて歌って過ごせるよう、メリー心から祈るわ。
 さて今回最後に採り上げるのは、日本のクリスマス・スイーツよ――え?おざなりですって?
 …仕方ないの…メリーも最初はね、ハンガリーのベイグリとか、ポルトガルのボーロ・レイとか、イタリアのブッチェッラーティとか、採り上げる積もりだったのよ。
 ところがコロナ禍のせいで、日本に来て営業してた外国のお店が続々撤退したから無理って、ここのブログ主さんから断られちゃったの…。
 困るわ~メリーだって今、日本に来れないのに~~。
 もう二進も三進も行かないから、最後はブログ主さんに丸投げ、もといお任せよ!
 
 世界の料理やスイーツが食べられる日本って、とっても平和で幸せな国だと思うの。
 だって世界の国々と良好な関係を築けてて、孤立してないから叶う事でしょ?
 それも一年一度きりの各国のクリスマスの御馳走をよ…凄く恵まれた時代に思うの。
 な~んて事を言いたくて思い付いた企画だったのに、新型コロナが世界中に拡がっておじゃんよ!
 インターネットで辛うじて繋がってるけど、国境の壁がとてつもなく高く感じられるわ。
 そんな閉じた世界でも、壁を飛び越え来てくれるサンタさんって、やっぱり只者じゃないのね。
 最後に紹介するクリスマス・ソングは、今年も世界の子供達の期待を裏切らずに来てくれたサンタさん達に愛を篭めて――サンタが町にやって来る(Santa Claus Is Coming To Town)よ♪
 今年のクリスマスはソーシャルディスタンス抜きで、サンタさんが子供達と触れ合えると良いわね。
 メリーも今年のクリスマスこそ、日本へ来て皆と触れ合いたいわ!
 だから皆…どんな時代でも生き抜いて、笑ってクリスマスを迎えましょ!
 またね!』

――以上、ミス・メリーからの手紙でした。
最後ら辺ちょっとブチ切れてましたが(汗)、ミス・メリーが何を言おうと店やってないんだから仕方ない。
愚痴は後にして、こちらを参考に歌いましょう、作詞ヘヴン・ギレスピー、作曲フレッド・クーツ、日本語作詞は神戸孝夫で、「サンタが町にやって来る(Santa Claus Is Coming To Town)」です!
日本語版はオリジナルの歌詞と全く異なり、非常にソフトな内容に変えられてますが、そこはかとなく郷愁を感じられて私は好きです。
「サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン」だけ発音そのままに残したのは、例えば「サンタがま~ちにやって~~来ぃ~た~~♪」だと語感が悪いと思ったからでしょうか?



【サンタが町にやって来る(Santa Claus Is Coming To Town)】




さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

ねぇ♪ 聞えて♪
来るでしょ♪
鈴の音が♪ 直ぐそこに♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

待ち切れないで♪
おやすみした子に♪
きっと素晴しい♪ プレゼント持って♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪


さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

ねぇ♪ 聞えて♪
来るでしょ♪
鈴の音が♪ 直ぐそこに♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

クリスマスイブを♪
指折り数えた♪
幼い思い出も♪ 今宵懐かし♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪


待ち切れないで♪
おやすみした子に♪
きっと素晴しい♪ プレゼント持って♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウンーー♪



…歌い終わった所で、愚痴の続き。
去年秋頃から飲食店が続々閉店してホントきつい。
海外から来た店なんか大半が閉めてってます。
本国の味を再現する事に拘る店ほど、材料の輸入が困難になった等の理由から、早期に撤退を決めてしまうらしい。
現在ロックダウン中の地域が多い欧米系の店舗は、影響を特に強く受けてんじゃないかと思う。
 
↑そういう訳で今回は穴埋め的に、我が家の去年のクリスマス・ケーキ写真をアップします。(汗)
メトロポリタンホテルのクリスマスケーキで、チョコでグラサージュした中は、栗ムースとラズベリームースの二層仕立て。
チョコのsuicaペンギンの中は空洞になっており、苺と砂糖菓子のプレゼント2個が隠れてました。

ミス・メリー曰く「日本のクリスマス・ケーキは歴史が浅い」との事ですが、明治43年(1910年)に不二家が発売して百年以上経ってるわけで、言う程浅いって印象は個人的には無いです。
そりゃまあ、古代や中世から続いてる慣習に比べりゃ、子供用ビニールプール並の浅さだけど。
明治に始まったクリスマス・ケーキの慣習は、当時日本より遥かに豊かだった欧米への憧れの象徴かと。
「欧米人は毎年クリスマスを豪華なケーキで祝う」というのは、事実と異なる誇大広告だったわけですが、もし当時の不二家が向うの習慣通りパンやクッキーを売りに出してたら、ケーキの様には習慣化しなかっただろうと思います。
欧米人のクリスマスの祝い方って、外から眺めてるだけでも凄く楽しそうで、ゴージャスじゃないすか。
ドイツで毎年開催するクリスマス・マーケットなんか、あんまり楽しそうなんで最近じゃ日本各地で開催されてるし。
去年のクリスマス、コロナ禍でもクリスマス・マーケットを開こうと、ドライブ・スルー方式を生み出したドイツ人のクリスマスに懸ける執念には感動しましたよ。
…結局、中止になりましたが。
食べて飲んで歌って集う事は、本来人間らしい行為なのだから、悪に見てはいけません。
今は耐えるにしても、寛容さを忘れず居ようと…難しいけどな。

↓こちらは2019年のクリスマスに撮影した、「菓匠花見」の和菓子。


 

 
↑練り切りでベル、トナカイ、サンタブーツ、クリスマス・ツリーを模ってます。
ケーキに人気が取られがちのクリスマス・シーズン中、練り切りや煎餅や羊羹や団子や餡蜜でもクリスマスバージョンの物を売り、対抗する日本の和菓子業界の柔軟さが好きだ。
こんな厳しい時代だから、伝統とか気にせず、逞しく生き抜いて欲しい。
…お付き合い頂いた皆様も、心身病む事無く過ごされます様に。
今回コロナ禍の中で日本に来れずとも企画を練ってくれたミス・メリーには本当に感謝!
今年のクリスマスも元気に帰って来いよ~。

【終】

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