瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

2013年、クリスマスには歌を歌おう♪その4

2013年12月24日 21時21分49秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
いよいよ今夜は楽しいクリスマス・イブ、サンタクロースが来る日ね!
ところで貴方はサンタクロースにどんなイメージを持ってる?
何時もニコニコ陽気で、子供が大好きで、優しくて品の有る白髭伸ばしたお爺さん…を大抵は思い浮かべるわよねえ。
なのに今夜紹介する映画のサンタは史上最悪!『バッドサンタ』――2003年アメリカで公開された映画に登場するサンタの事よ。


「クリスマスを間近に控えたアリゾナ州フェニックス。
 毎年デパートでサンタクロースの格好をし子供達相手のバイトをする中年男、ウィリーの正体はデパートの金庫破り。
 妖精に扮した小人の相棒マーカスと共に、今年はと或るデパートに狙いを定めるが、ウィリーに肥満少年のキッドが懐いて離れなくなってしまう。
 どんなに邪険にしても纏わり付く彼の家は裕福だが、両親が長期海外出張中で痴呆の婆さんしか居ないらしい。
 その事を少年から聞いたウィリーは、これ幸いと行きずりで抱いた女を連れ込み、隠れ家にしてしまう。
 最初はキッドをひたすらうざがってたウィリーだが、少年が近所の子供達から虐められ独りぼっちで居るのを知り、徐々に同情を覚える。
 少年の頃のウィリーも両親から愛を得られず孤独だった。
 クリスマスを祝った思い出なぞ、これっぽっちも無かったのだ…」

監督:テリー・ツワイゴフ
脚本:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
製作:サラ・オーブリー、ジョン・キャメロン、ボブ・ワインスタイン
製作総指揮:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
音楽:デヴィッド・キティ
撮影:ジェイミー・アンダーソン
編集:ロバート・ホフマン
キャスト:ビリー・ボブ・ソーントン(金庫破りのウィリー)
     トニー・コックス(小人の相棒マーカス)
     ローレン・グレアム(ウィリーの情婦スー)
     バーニー・マック(警備担当ジン)
     ブレット・ケリー(肥満児キッド)

冒頭からバーでお酒呑んで「俺の人生最悪だった」なんてモノローグを零すサンタには面食らっちゃったわ!
彼の好きな物と言えば、酒、女!
デパートのショーベースで子供達を相手にしてる時さえ酒瓶手放さず、ラリって終いには小便を漏らすの。(んま、お下劣ね!)
去年紹介した映画「34丁目の奇蹟」に登場するサンタクロースとは真逆、彼がもしこのサンタさんと出会ったら、厳しく教育指導を飛ばすと思うわ。

そんな彼だけど好きで駄目人生歩いてるわけじゃない、何度かやり直そうとはしてたのよ。
でも出来なかった、盗んだ金は泡銭で直ぐに無くなっちゃう、それでまた次の年金庫破りをするという堂々巡り。
誰しも生き方ってそうそう変えられないものよね。

でもままならない人生を歩いてる彼だからこそ、キッドは懐いたんだと思うわ。
彼もまた自分を変えたくて、変えられないでもがいて居たから。
高潔な大人よりズベってた大人の方が、子供を更正させるのが上手いってデータが、現実に有るんですって。
お互いの出会いが2人の生き方を、ちょびっとだけ良い方向に変える。
ブラックコメディだけど最後は結構泣けるわ!
指定した色とは違う、血の付いた象の縫ぐるみを、少年は多分一生大事に持ってるでしょうね。

呆けちゃったお婆ちゃんも仲間外れせずに、プレゼント用のストッキングを用意するスーの優しさにも、メリーはウルウルきちゃったわ。
彼女はウィリーがバーで拾った女。
サンタの衣装で抱かれると激しく燃えちゃう変態な彼女も、根は良い人だったのね。
全ての出会いがサンタクロースからのクリスマスプレゼントだった…この映画を観た後はそんな風に感じたわ。

それじゃあここで4曲目のクリスマスソングを紹介――「Rudolph The Red-nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ)」!
悪点でも物の見方によっては良点に変えられるとルドルフに諭すサンタさんも、若い頃は色々やんちゃしていたのかしら?
悪い目を見てないと他者のコンプレックスなんて理解出来ないものね。



【Rudolph The Red-nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ)】




Rudolph the red-nosed reindeer♪
Had a very shiny nose♪
And if you ever saw it♪
You would even say it glows♪
All of the other reindeer♪
Used to laugh and call him names♪
They would never let poor Rudolph♪
Join in any reindeer games♪

Then one foggy Christmas Eve♪
Santa came to say♪
Rudolph with your nose so bright♪
Won't you guide my sleigh tonight♪

Then how the reindeers loved him♪
And they shouted out with glee♪
"Rudolph the red-nosed reindeer♪
You'll go down in history♪


【訳】

赤鼻のルドルフ、ピカピカのお鼻を持っていた
君も見たらきっと光ってると思うだろう
他のトナカイ達は、笑って悪口さえ言っていた
一緒に遊んでさえ、くれなかった

ある霧の濃いクリスマスイブ
サンタが来て言った
「ルドルフや、その明るい鼻で道を照らしてくれないか?」

仲間のトナカイ達は、ルドルフを見直して
歓喜の中こう叫んだんだ
「赤鼻のルドルフ、お前は歴史に残るトナカイだ!」


…こんばんは、びょりです。
毎度歌についてはようつべをご参考頂くとして、この映画とにかくサンタが酒呑みっ放しなんで、日本で劇場公開時は12歳以下観覧お断りだったそうですよ。(笑)
子供達の夢と憧れいっぱいのサンタ像を、これでもかと破壊する作品ですからね、だがそこが良い!
バッドエンドかな~と思わせてのハッピーエンドが見事でした、素直にお薦めです。(しかしやはり子供向けではないが…)

写真は昨日同様、舞浜イクスピアリで撮影した物。
クロックタワー広場では今年、こんな風なオブジェが飾ってあって、夜になるとイルミネーションが点される。

    

音楽に合せイルミネーションの色が刻々と変化してくのです。
観ていてハウステンボス「光の王国」を思い出してしまった…行きたかったよ~。

    

    

    

最後にチョッパー誕生日おめでと~♪(ゾロ、忘れてて御免…)

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