瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

歌え!!アニソン!!~機動戦士ガンダム~

2007年03月24日 20時48分21秒 | アニソン
――サンライズはこれで○十年戦っている。





――ズドオォオォオォオォオォ………ォンォンォンォン……!!!!

………ッツッツンッツッツンッツッツン♪チャチャンッ♪チャチャンッ♪チャチャンチャンッ♪チャチャチャン♪
                                         ――ポゥン♪ポポン♪…ポポポポゥン♪

燃え上がぁれぇ~♪

燃え上が…れぇ~♪

燃え上がっれぇ~~♪ ガンダムゥ~~~~♪

君よぉ~~~~~♪
(ウ~~~~~~~~♪ ア~~~~♪)

走れぇ~~~~~♪
(ウ~~~~~~~~♪ ア~~~~♪)

――ッポウン…♪

未だ怒りにぃ~~♪ 燃ぉ~えるぅ~~~♪

闘志がぁ~~有るぅ~ならぁ~~~♪

巨大なぁ~~♪ 敵を~~~♪ 

撃てよぉ♪ 撃てよぉ♪ 撃てよぉ~~~~♪

――パパッパーー♪

正義のぉ~~~~♪ 怒りを~~~~♪

ぶつけろぉ~~~♪ ガンダーム♪

機動~♪ せ~んし♪
(ウ~~~~~…………フッ♪)

ガン~ダム~~~~♪ ガンダム♪

――ポウン…♪


蘇~るぅ~♪

蘇…るぅ~♪

蘇っるぅ~~♪ ガンダムゥ~~~~♪

君よぉ~~~~~♪
(ウ~~~~~~~~♪ ア~~~~♪)

掴めぇ~~~~~♪
(ウ~~~~~~~~♪ ア~~~~♪)

銀河へぇ~~~~♪ 向ぁってぇ~~~~♪

飛べよぉ~~~♪ ガンダーム♪

機動~♪ せ~んし♪
(ウ~~~~~…………フッ♪)

ガン~ダム~~~~♪ ガンダム♪

――ヒュウウウウウウ……!!!

――ッドンッドンッドンッドンッドドドン♪

パラパララパララパラパァ~~~~~…♪

――チャ~~チャ~チャ~♪――パラッ♪




1979年4/7~1980年1/26迄TV朝日系で放映、日本サンライズが制作したオリジナルアニメ。


OPタイトルは『翔べ!ガンダム』、作詞は井荻麟氏、作曲は渡辺岳夫氏、編曲は松本祐士氏、歌ってるのは池田鴻氏。


――宇宙世紀0079年。

増え続ける人口対策として、その半数は月軌道周辺に浮かぶスペースコロニー群(サイド)に居住していた。

中でも地球に最も遠いコロニー群『サイド3』はジオン公国を名乗り、宇宙移民であるスペースノイドの独立を求める。

そして人型機動兵器『モビルスーツ』の開発成功を機に、地球連邦に独立戦争を挑んで来た。

…その僅か1週間あまりで、双方の陣営は、総人口の半分にまで減少してしまう。

そんな中、『サイド7』に住む少年『アムロ・レイ』は、連邦軍が進めていた『V作戦』を調査する為、サイド7に侵入していたジオン軍のモビルスーツ『ザク(←ジオン公国軍が開発した量産型軍用モビルスーツの呼称)』の攻撃に巻き込まれ、偶然にも連邦軍の新型モビルスーツ『ガンダム』を起動させてしまう。

ガンダムの超性能で敵モビルスーツを撃破、しかしガンダムの母艦である最新鋭戦艦『ホワイトベース』は正規乗組員の殆どを失い、アムロを初め此処に避難した少年少女達は、生き残った乗組員達と協力しながらサイド7を脱出する。

しかし宇宙には、赤く塗装した専用のザク(←俗にシャア専用ザク…『シャアザク』と呼ばれている)を駆り、『赤い彗星』と恐れられるジオン公国軍最大級エースパイロット、『シャア・アズナブル』が待ち構えていたのだった――


…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で紹介された粗筋文を参考にして書くとこんな感じです。(かなり複雑な背景だったもんで…)(汗)


国内TVアニメ史上初、ロボットを『軍用兵器』として描いた画期的作品。


そして初めて戦争を真正面から扱ったTVアニメでも在ります。


『ボルテスⅤ』等、これ迄にも戦争を取り扱った作品は、無い訳ではなかったのですがね…やはり「アニメは子供の観る物だから、シビアな内容は宜しくない」という世間の風潮から、「これは正義の為の戦い。主人公が戦う事に間違いは無いんだ」というよな姿勢で制作するしかなかった。


崩れて来たのは、同じサンライズ制作で富野由悠季氏監督作品の『無敵超人ザンボット3(1977年放映)』から…いや、『海のトリトン(1972年放映)』の頃からか?…ひょっとしてもっと以前から、富野氏は一貫して「戦いに正義も悪も無い」といった姿勢で制作してた気がします。


…考えてみれば、70年代のアニメは、現代アニメ以上に過激だった。
スポンサーやTV局から「子供向け」を推奨されようとも、強かに『リアリティ(現実)』を作品に含ませようとしてたのだから。(笑)


制作者側の悲願(?)が漸く結実した作品…それが『ガンダム』だったのかもと。


ただ放映開始当初、視聴率全く伸び悩み、玩具も全然売れんかったそうです。
今迄の作品と違い、長い戦争を背景に、連続したストーリーで描かれてましたんで…小さい子供には理解出来なかったのですよ。

結局、TV放映は全43話で打切りとなってしまいました。


…しかし、『ガンダム』の人気は、此処から爆発的に伸びたのです。


火付け役は各アニメ雑誌の特集。

先ず『OUT(1977年5月創刊)』が推した、そして『アニメージュ(1978年5月創刊)』も推した、『Animec(←の名前で1979年4月創刊)』も推した…挙げた中で2誌廃刊なっちまってる事実は切ないですが(涙)…兎に角アニメ誌は挙って特集組んだのですよ。

何故か?――ファンの間では人気が高かったから。

それともう1つ…漫画等の原作が無い『オリジナルアニメ』だったので、特集する際は規制が少なく済み、楽だったから。(漫画等の原作が有る場合、「通常記事はカラー2頁迄」というルールが有るらしく)


アニメ雑誌ってのは高いですから…この頃の主な購買層は学生より上だったんですね。(1981年6月、300円台のアニメ雑誌『アニメディア』が創刊した事で、ファンの低年齢化が進んだが)
この頃のアニメファンには、実は大学生が多かった。(笑)
んで、そういったアニメファン達が、放映終了後学生運動宜しく、ファン大会等を各地で行ったらしく。

…この辺り、『宇宙戦艦ヤマト(1974年放映)』と同じ展開ですね。

奇しくも『アニメブーム』を起した両作品は、TV放映後に人気が爆発→ファンの再放送要請嘆願署名行動→再放送→そして映画化という、同じ道程を辿った訳で。


――ヤマトに続く、第2次アニメブームを起した作品…それは『ガンダム』でした。


余談ですが、ネットの無い時代に於いて、アニメ雑誌の影響は強かったかと。
雑誌が創刊される迄は、アニメを観て感想持っても、それを何処にも吐き出せなかった。
「自分の感想はこうだけど、他の人はどうだろう?」と興味を持っても、知る事が出来なかった訳で。

制作者側にしても、「自分が作ったアニメをどんな風に観て貰ってるか?」と言うのは、凄く興味有ったと思うんですよ。
創刊される迄は、『視聴率』と言う数字でしか、反応測れなかったんですから。
厳しい意見貰っても、無いよかずっとマシだろうと…何が良くて悪いのかを言って貰えなきゃ、何処を目指して良いかすら判らない。

制作者が何より欲しがってるもの…それは率直な評価じゃないかと。

現在のアニメ雑誌は、果してそれに応えているのでしょうか?


…話を戻して。


ガンダム以降、正義の味方的ロボットは日陰に回り、代ってリアルロボットブームが吹荒れました。

またロボットアニメ以外のジャンルにも、『ガンダム』は影響を及ぼしました。

主人公と言えども絶対に勝つ訳ではなく、絶対に正しい訳でも無いという描かれ方。
てゆーか一見して誰が主人公だかはっきりしない、様々なキャラクターが同等のドラマを背負って人生を紡ぐという…そんな『群像劇』が主流になって行ったのです。(これは『ヤマト』から生れた展開ですが)

そいった『群像劇』は、主人公以外のキャラにも、ファンを生じさせる起因となった。

主人公『アムロ』や、そのライバル『シャア』以外にも、『セイラ』さん、『ララァ』、『ガルマ』、『フラウ』、『ブライト艦長』、『マチルダさん』等々…付いたファンは同人誌等で独自にキャラを掘り下げ、世界を展開して行ったりした。
またそれに制作側・商業誌が目を付け、パロディ作品として出版したり…現在各出版社が刊行してる『コミックアンソロジー』に続く流れを生出した訳ですよ。


更に後年プラモデルブームが起った際、『ガンダム』に出て来たロボットが、プラモデル化して販売される様なりました。

通称『ガンプラ』と呼ばれ、現在サンライズ(と言うより親会社バ○ダイ)の最大的重要商品になってます。


後のアニメで『ガンダム』から影響受けてない作品は少ないでしょうね~。

『バイファム』なんか、モロ『ガンダム』設定…ってこれ実は、『ガンダム』の没案を採用したからだそうで…似てるのは当然だったっつう。(笑)
『マクロス』も『パトレイバー』も『エヴァンゲリオン』も、『ガンダム』が無けりゃ生れてなかったかもしれない。

…それ言ったら『ガンダム』だって、『ヤマト』が無けりゃ生れてなかったかもしれないですが。


全ては歴史の流れの中から生じる…毎度同じオチ出してすんません。(苦笑)




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&月刊『OUT』&起動戦士ガンダム公式サイト(→http://www.gundam.jp/)




……………………負けた。

…………負けたよ…………開幕戦。(泣崩)

「絶対優勝する~」って言われると…オープン戦が絶好調だと…結果が逆に出そうで却って不安だ。(ぶっちぎり最下位になりそうで…)
てゆーか今年の西武の戦い方に、ダイエー時代の鷹の姿を見てしまったり。(俺達には後が無い、みたいな)

まだ1戦終っただけでも、負けると「この世の終末」が来たみたく落ち込む……そんなシーズンが到来しました。(苦笑)

んでもやっぱプロ野球中継が無いと、観るもの無くて退屈なんだよね~。(笑)
コメント (2)
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